|
テーマ:本のある暮らし(3218)
カテゴリ:カテゴリ未分類
気付けばもう6月。 また歳を重ねるな~。
ここ1年、読書が習慣になっている。 今まで、図書館で借りる本は子どもの絵本か雑誌類だった。 しかし長男の幼稚園で出来た友達が本好きでよく読んでいることがきっかけで小説を読む様になった。
まさかこんなにはまるとは思わなかった。(笑) 何せ3兄弟が寝静まってからじゃないと無理だし、活字を追うとねむくなりそうなものの・・・。 読み始めると面白い。 最近では桐野夏生さんの『魂萌え!』 乃南アサさんの『涙』や『凍える牙』 これは小説ではなく日記に近い銀色夏生さんの『ばらとおむつ』 友達に借りた『つれづれノート』の続き。 銀色さんといえば、『そして、僕は途方にくれる』の作詞のイメージが強くて男の人と思っていた。が、結婚、出産。離婚、再婚、出産、離婚。現在2人のお子さんを持つお母さんだった。その歴史みたいなものを書いた『つれづれノート』 その続きの先に銀色さんのお母さんが脳梗塞で倒れ、銀色さんの兄による介護日記や銀色さんの日常が描かれている。 なんだか介護日記といえば、うちの義祖母の大変な介護の日々を思い出すのだが、なんだかお兄さん(せっせ)とお母さんと銀色さんの文章を追っていくと、明るさが見える。モチロン大変なのは大変なんだけど、重くない。
なんなんだろう?と思ったんだけど、物事の捉え方が違うのだと思う。
介護される当人のお母さんもおもしろい人だし、お兄さんはきっちりしてる人で思い込みも激しそうだが、マジメに頑張る人。 銀色さんはそんな母とお兄さんを客観的に見つつ、面白がっている。
悲観的に捉える事なく面白さや楽しみを見い出すのが上手だなと思う。
よく3兄弟ぞろぞろ連れて歩いてたら「大変でしょう。」と言われる事がなんでもなかったり、 「いいわね~。3兄弟にぎやかで。頼もしいわ~。」と言われ、いや頼もしいか!?と逆に疑問に思ったり。
捉え方次第で物事が陽になったり陰になったり・・・。
銀色さんの『ばらとおむつ』を読んでそんなことをふと感じた。
生きてると本当に色んなことが起こる。
その出来事の捉え方1つで、全く違ったものになる。
私は、どうせなら楽しく過ごしたい。と思うのでできるだけ面白いことはないかとりあえず探してみる。いわゆるポリアンナの『よかった探し』(笑)
時々それが出来なくて眉間にシワよせてイライラする事だってある。
でも出来るなら気持ちよく過ごしたい。
これからくる色んな事を陽として捉えられる自分でいたい。
3兄弟達にも前向きにどうせやるなら楽しくやっていってもらいたい。
どんなカードが配られようともカードの使い方次第で良くもなるし悪くもなる。
・・・というのをどう教えたらいいのやら?(苦笑)
ま、親の背を見て子は育つというなら
・・・私がやるしかないな。(笑)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|