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テーマ:男の子3兄弟の子育て(997)
カテゴリ:3兄弟
長男が小学校から持って帰ってきたプリントを手に 「お母さん、これ行きたい。」とやって来たのは1週間前のこと。
市主催『葛城山に登ろう!』
「うん。いいよ。」と2つ返事でオッケーした私。
ちょうど、大阪と奈良の県境にあたる葛城山。
確か歩いて登ったのは・・・中学校の時だった様な? あの時も雪中登山だったけ。
さすがに三男はムリなので長男、次男2人を連れて行くことにして、三男は留守番。
なぜか2回ぐらい義母に「一人で3人連れて行くのはムリ!」と釘をさされた。 いくら私でもそんな無謀な事しませんって。それに一人で3人連れて行くとは一言も言ってないんだけどな~。(苦笑)
それに、旦那さんも一緒であります。 帰りはムリせずロープウェイで下ります。ハイ。 実家から足りない分の20年前使用のアイゼンを探し出し、ついでに30年前使用のピアニカまで出てきた。(笑)
で、当日。 集合場所行くと野球チームやボーイスカウトなどの団体その他で結構いっぱい。 長男が行っている絵の先生や教室の生徒の子にも会ったし、次男の幼稚園の先生もボーイの引率で来られていて、次男も長男も少し緊張が解けたようだ。
多いのでなんだか富士山登山の様順番に並んでゆっくりと登った。
山の途中から雪やつらら、霜柱がいっぱい。長男、次男大喜び。 しか~し、途中ほんと難所がいくつかあってさすがに怖かった。 何せ雪どころか凍結していて、ほんとに滑る。 わりと、道が細かったり、細い上にがけになっている所もあって、自分もさることながら、次男達の行動が怖いのだ。 一応、わらを靴に巻きつけてあるのだが滑る。 自分だけで先を急ごうとする。
下は谷底なんだよ~~! よそ見せずに、前見てくれっ! ・・・と何回次男に言った事でしょう。
ああ。怖いもの知らずって・・・コワイ。(--;)
なんとか登りきって雪の上にビニールシート広げて炊き出しのあったかい豚汁の味は格別。 景色も。 久々の山登り。 長男、次男にとっては初めての山登り。
なんだか最近もやもやしてる事も山の中に入ると、ちっぽけなことの様に感じてくるから不思議。 自然の中に入って黙々と山に登っていく間に感謝の言葉すらうかんでくる。
雪や霜柱や空に向かってのびる無数の木の枝を見ていると、その生命力と存在に気をもらっている感じがした。
私は何度も「きれいやなぁ。」「すごいなぁ。」と横で一緒に登る次男に繰り返してつぶやいていた。
忘れていた感覚を取り戻すかのように。
そうだ。時間に追われて無くしている自分の気持ち。感覚と五感。
久しぶりに登った山で思い出した。
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