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Dec 31, 2023
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カテゴリ:建築士受験!!


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​構造文章編第17回(RC造 構造計画-1)
構造-23
構造の問題は大きく構造力学(計算問題)と各種構造・建築材料(文章問題)に分かれます。ここでは、計算問題と文章問題を交互に紹介していきます。

構造(文章)17.RC造(構造計画-1)

今回はRC造の文章問題の中から、構造計画・部材の剛性の問題をまとめました。
(問題は、一部修正しているものもあります。)

​***************************************************

​問題

​RC造 構造計画-1

□ 鉄筋コンクリート構造計画(2級)  

​​1  部材の曲げモーメントに対する断面算定においては、一般に、コンクリートの引張応
  力度は無視する。(2級H14,H19,H22,H23,H25,H27,H29,R01)

2  許容応力度設計において、圧縮力の働く部分では、鉄筋に対するコンクリートのかぶ
  り部分も圧縮力を負担するものとして設計する。(2級H17,H21,H24,H27)

3  部材の曲げ破壊は、脆性的な破壊であり、建築物の崩壊につながるおそれがあるので、
  せん断破壊よりも先行しないように設計する。(2級H27,R03)

4  部材の曲げモーメントに対する断面算定においては、一般に、コンクリートの引張応
  力度を考慮する必要がある。(2級R02,R04)

5  鉄筋コンクリート造部材の曲げモーメントに対する断面算定は、一般に、曲げ材の各
  断面が材の湾曲後も平面を保ち、コンクリートの圧縮応力度が中立軸からの距離に比
  例するとの仮定に基づいて行う。(2級R05)

6  鉄筋コンクリート構造においては、一般に、「梁又は柱の耐力」より「柱梁接合部の
  耐力」のほうが高くなるように設計する。(2級H22)

7  鉄筋コンクリート構造においては、偏心率を小さくするために、剛性の高い耐震壁を
  建築物外周にバランスよく配置する。(2級H22)

8  鉄筋コンクリート構造において、柱や梁に接続する袖壁、腰壁については非耐力壁と
  して考え、偏心率の算定に当たり、影響はないものとする。(2級H24,H28,R02)

9  鉄筋コンクリート造の建築物において、地震力に対して十分な量の耐力壁を設ける場
  合であっても、架構を構成する柱については、水平耐力の検討を行うことが必要であ
  る。(2級H25)

10 鉄筋コンクリート造の建築物は、一般に、鉄骨造や木造の建築物より単位床面積当た
  りの重量が大きいので、構造設計においては地震力より風圧力に対する検討が必要と
  なる。(2級H30)

11 鉄筋コンクリート造の建築物のピロティ階について、単独柱の上下端で曲げ降伏とな
  るように設計するとともに、ピロティ階の直上、直下の床スラブに十分な剛性と強度
  を確保した。(2級R01)

12 鉄筋コンクリート造のスラブなどにより床の一体性の確保が図られた剛床仮定のもと
  では、建築物の各層の地震力は、一般に、柱や耐震壁などの水平剛性に比例して負担
  される。(2級R04)

13 鉄筋コンクリート造の建築物において、ある階の耐震壁の壁量は、その上階の壁量と
  同等以上となるように考慮して配置する。(2級H14)

14 鉄筋コンクリートラーメン構造の耐震性の検討において、袖壁、腰壁の影響は無視す
  る。(2級H15,H22)

15 鉄筋コンクリート造の建築物において、柱と腰壁との間に耐震スリットを設けること
  は、柱の脆性破壊の防止に有効である。(2級H29)

16 鉄筋コンクリート構造において、地震力に対して十分な量の耐力壁を配置した場合、
  柱については鉛直荷重に対する耐力のみ確認すればよい。(2級H23)


□ 鉄筋コンクリート構造計画(1級)
1  柱及び梁の靭性を確保するために、部材がせん断破壊する以前に曲げ降伏するように
  設計した。(1級H17)

2  腰壁が取り付くことにより、柱が短柱となるのを防止するため、柱と腰壁の取り合い
  部に、十分なクリアランスを有する完全スリットを設けた。(1級H19)

3  許容応力度計算において、コンクリートのひび割れに伴う剛性低下を考慮して構造耐
  力上主要な部分に生ずる力を計算した。(1級H23)

4  地震時の変形に伴う建築物の損傷を軽減するために、靭性のみに期待せず強度を大き
  くした。(1級H25)

5  細長い平面形状の建築物としたので、地震時に床スラブに生ずる応力が過大にならな
  いように、張り間方向の耐力壁を外側のみに集中せず均等に配置した。(1級H25)

6  1階をピロティとしたので、地震時に1階に応力が集中しないように、1階の水平剛性
  を小さくした。(1級H25)

7  地震時に単独で抵抗できない屋外階段であったので、建築物本体と一体化し、建築物
  本体で屋外階段に作用する地震力に抵抗させた。(1級H25)

8  平面形状が細長い建築物において、短辺方向の両妻面にのみ耐力壁が配置されていたの
  で、剛床仮定に基づいた解析に加えて、床の変形を考慮した解析も行った。(1級H26)

9  コンクリートは圧縮力に強く引張力に弱いので、一般に、大きな軸圧縮力を受ける柱の
  ほうが、靭性は高い。(1級H24)

10 鉄筋コンクリートの単位体積重量の算出において、コンクリートの単位体積重量に鉄筋
  による重量増分として1kN/㎥を加えた。(1級H24)

11 鉄筋コンクリートラーメン構造の応力計算において、柱及び梁を線材に置換し、柱梁接
  合部の剛域を考慮した。(1級H27)

12 コンクリートのひび割れに伴う部材の剛性低下を考慮して、地震荷重時に構造耐力上主
  要な部分に生じる力を計算した。(1級H28)

13 建築物の耐震性は、一般に、強度と靭性によって評価され、靭性が低い場合には、強度
  を十分に大きくする必要がある。(1級R03)

14 構造設計に当たって、建築基準法を遵守して構造計算を行ったので、建築主の要求把握
  や目標とする性能の設定は省略した。(1級H24)

15 鉄筋コンクリート構造のコア壁を耐震要素とし、外周部を鉄骨造の骨組とした架構形式
  は、大スパン化による空間の有効利用に適している。(1級H29)

16 平面形状が細長い建築物の応力解析において、短辺方向に地震力を受ける場合には、床
  を剛と仮定しなかった。(1級H29)

17 外周部の骨組を鉄骨造とし、コア部分の壁を鉄筋コンクリート造とした混合構造形式は、
  一般に、外周部の骨組は主に水平力を負担する主要な構造要素とし、コア部分の壁は主
  に鉛直荷重を負担する構造形式である。(1級R05)

18 鉄筋コンクリート造で、地下部分も含めて別棟とするに当たって、保有水平耐力計算で
  用いる大地震時程度の荷重に対しては、簡便的に、それぞれのエキスパンションジョイ
  ントがある部分の高さをH とし、当該高さにおける間隔がH/50 以上であることを確か
  めた。(1級R05)

19 地下部分(1 階の床・梁を含む。)が一体で地上部分を別棟とするに当たって、1 階床
  スラブを一体の剛床と仮定したので、1 階床スラブでの局部的な地震力の伝わり方の検
  討は省略した。(1級R05)

20 水平力を受ける鉄筋コンクリート構造の柱は、軸方向圧縮力が大きくなるほど、変形能
   力が小さくなる。(1級H15,H27)

21 境界ばり(耐震壁に接続する梁)は、一般に、耐震壁の回転による基礎の浮き上がりを
   抑える効果がある。(1級H15)

22 鉄筋コンクリート構造の建築物において、柱・梁と同一構面内の腰壁や袖壁が、建築物
  の耐震性能を低下させる場合がある。(1級H17)

23 上下層で連続する耐力壁の全高さと幅の比(全高さ/幅)が大きい場合、耐力壁の頂部
  を剛性の高い梁で外周の柱とつなぐことによって、一般に、地震時にその耐力壁が負担
  する地震力の割合を高める効果がある。(1級H21)

24 鉄筋コンクリート造の建築物における垂れ壁や腰壁のついた柱は、垂れ壁や腰壁のつか
  ない同一構面内の柱と比べて、靭性が高いと判断した。(1級H23)

25 鉄筋コンクリート造の柱は、せん断補強筋量が規定値を満足する場合、主筋が多く入っ
  ているほど変形能力は大きい。(1級H23)

26 鉄筋コンクリート造の建築物で壁の多いものは、水平剛性及び水平耐力を大きくするこ
  とができるが、脆性的な壁のせん断破壊を生じやすい。(1級H24)

27 細長い連層耐力壁に接続する梁(境界梁)は、耐震壁の回転による基礎の浮き上がりを
  抑える効果がある。(1級H25,R04)

28 鉄筋コンクリート造の建築物において、柱及び梁と同一構面内に腰壁やそで壁がある場
  合、耐力は大きいが、脆性的な破壊を生じやすい。(1級H26)

29 鉄筋コンクリート造の低層建築物において、最上階から基礎まで連続していない壁であっ
  ても、力の流れを考慮した設計によって、その壁を耐力壁とみなすことができる。
  (1級H26)

30 鉄筋コンクリート部材の変形能力を大きくするために、コンクリート強度及びせん断補
  強筋量を変えることなく主筋量を増やした。(1級H27)

31 高強度鉄筋コンクリートや高強度鉄筋の実用化等により、高さ100mを超える鉄筋コン
  クリート造の建築物が建設されている。(1級H25,H30)

32 鉄筋コンクリート造の多層他スパンラーメン架構の建築物の1スパンに連層耐力壁を設
  ける場合、連層耐力壁の浮き上がりに対する抵抗力を高めるためには、架構内の中央部
  に設けるより、最外端部に設ける方が有効である。(1級H30)

33 1階にピロティ階を有する鉄筋コンクリート造建築物において、ピロティ階の独立柱の
  曲げ降伏に対する層崩壊を想定する場合、当該階については、地震入力エネルギーの集
  中を考慮した十分な保有水平耐力を確保する必要がある。(1級R03)

34 鉄筋コンクリート造の建築物の耐久性を向上させる手段として、コンクリートの設計基
  準強度を高くする方法、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さを大きく設定する方法
  等がある。(1級R30)

35 鉄筋コンクリート造の建築物において、他の層と比べて剛性が低い層は、大地震時に大
  きな変形が集中する恐れがあるので、当該層の柱には十分な強度や人靭性を確保する必
  要がある。(1級H24)

36 建築物の耐火設計については、火災終了まで、建築物を崩壊・倒壊させないことを目標
  とする。(1級H28)

37 床の積載荷重や部材断面設計において、適度に余裕を持たせて設計することは、イニシ
  ャルコスト増となるが、一般に、建築物の寿命を延ばし、ライフサイクルコストの節減
  に結びつく。(1級H28)

38 平面が不整形な建築物をエキスパンションジョイントを用いて整形な建築物に分割する
  と、一般に、構造体の地震時の挙動が明確になるが、温度応力やコンクリートの乾燥収
  縮に対しては、不利になる。(1級H28)

39 建築物の耐震性を向上させる手段として、構造体の強度を大きくする方法、構造体の塑
  性変形能力を高める方法、建築物の上部構造を軽量化する方法がある。(1級H30)

40 建築物の機能性、安全性、耐久性の設計グレードを高く設定して、高品質を求めるのは
  必ずしもよい設計とはいえない。(1級R01)

41 建築物に作用する荷重及び外力には性質が異なるいろいろな種類があり、取り扱いが難
  しいので、法規及び規基準は、荷重及び外力の数値を扱いやすいように便宜的に提示し
  ている。(1級R01)

42 耐震構造の建築物は、極めて稀に発生する地震に対して、倒壊・崩壊しないことが求め
  られている。(1級H25)

43 建築物の基礎、主要構造部等に使用する木材、鋼材、コンクリートその他の建築材料と
  して国土交通大臣が定めるものは、「国土交通大臣が指定する日本産業規格又は日本農
  業規格に適合するもの」又は「国土交通大臣の認定を受けたもの」でなければならない。
  (1級H23)

44 地震力作用時における層間変形角の算定時において、耐力壁脚部における地盤の鉛直方
  向の変形が大きい場合、耐力壁脚部に鉛直バネを設けた検討を行った。(1級H21)


​□ 部材の剛性(1級)
1  一次設計の応力算定において、スラブ付き梁部材の曲げ剛性として、スラブの協力幅を
  考慮したT形断面部材の値を用いた。(1級H21)

2  柱部材の曲げ剛性の算定において、断面二次モーメントはコンクリート断面を用い、ヤ
  ング係数はコンクリートと鉄筋の平均値を用いた。(1級H21)

3  鉄筋コンクリート造の腰壁と柱の間に完全スリットを設けた場合であっても、梁剛性の
  算定に当たっては、腰壁部分が梁剛性に与える影響を考慮する。(1級H20)

4  柱の剛性評価において、腰壁と柱との接合部に完全スリットを設けたので、腰壁部分の
  影響を無視した。(1級H21)

5  垂れ壁や腰壁が付く柱が多かったので、当該柱や当該階の耐力を大きくして設計した。
  (1級H21)

6  柱の設計において、垂れ壁や腰壁のついた柱については、同一構面内の垂れ壁や腰壁の
  付かない柱より先に降伏するので、靭性能を持たせるようにした。(1級H21)

7  柱の曲げ剛性を大きくするために、引張強度の大きい主筋を用いた。(1級H25)

8  鉄筋コンクリート造の建築物の柱の剛性評価において、腰壁と柱とが接する部分に完全
  スリットを設ける場合は、腰壁部分の影響を無視してもよい。(1級H25)

9  鉄筋コンクリート造の建築物の腰壁と柱との間に完全スリットを設けることにより、柱
  の剛性評価において腰壁部分の影響を無視することができる。(1級H30)

10 鉄筋コンクリート造の腰壁付き梁の剛性は、腰壁と柱の間との間に完全スリットを設け
  た場合であっても、腰壁の影響を考慮する必要がある。(1級R01)

11 鉄筋コンクリート造の腰壁と柱の間に完全スリットを設けた場合には、梁剛性の算定に
  当たっては、腰 壁部分が梁剛性に与える影響を考慮しなくてよい。(1級R04)

12 柱及び梁の剛性の算出において、ヤング係数の小さなコンクリートを無視し、ヤング係
  数の大きな鉄筋の剛性を用いた。(1級H24)

13 鉄筋コンクリート造の腰壁と柱の間に完全スリットを設けた場合には、梁剛性の算定に
  当たっては、腰壁部分が梁剛性に与える影響を考慮しなくてよい。(1級R04)

​​*************************************************

​解説

​RC造 構造計画-1

​□ 鉄筋コンクリート構造計画

 コンクリートの強度の大小関係は、圧縮>曲げ>引張である。コンクリートの引張強
  度は非常に小さく圧縮強度の1/10程度であり、構造設計では、許容引張応力度は無視
  する。一般に、圧縮強度が大きくなるほど、圧縮強度に対する引張強度の割合は小さく
  なる。

 鉄筋コンクリート部材の圧縮力に倒する計算では、かぶり部分も含むコンクリート全断
  面積で検討する。

 RC造建築物は、靭性破壊(曲げ破壊)を先行させるように計画にする脆性破壊(せん
  断破壊)は、変形を伴わず急激に壊れる脆い破壊で、建築物が倒壊する危険性があるが、
  靭性破壊は、粘りのある破壊で、建築物の急激な破壊を回避することが可能である。
  柱の変形変形能力を上げるには、せん断破壊させないことが重要でせん断補強筋を適切に
  入れること。主筋を多く入れても、付着割裂破壊につながり変形能力向上にはならない

 建築物は、強度又は靭性(粘り)を高めるようにする強度指向型が、靭性指向型かを
  決める。例えば、靭性に乏しい構造であっても、十分に強度を高めた強度指向型の設計
  にすることによって、耐震性の確保ができる

 鉄筋コンクリート造の建築物で壁の多いもの(同一構面内に腰壁や袖壁が多いもの等)
  、水平剛性及び水平耐力は大きくなるが、脆性的な破壊を生じやすい


 「柱・梁接合部」は、水平荷重時に大きなせん断力がかかる部分であり、大地震の際は、
  地震のエネルギーを吸収する重要な構造部位である。従って、「梁又は柱の耐力」より
  も「柱・梁接合部の耐力」の方が高くなるようにし、「梁又は柱」が「柱・梁接合部」
  よりも先に降伏するように設計する。

 地震力は、建築物の重さの中心である重心に作用し、床面の剛性(面内剛性)により、
  各柱や耐力壁に伝達され、剛心(各階の硬さの中心)によって地震力に抵抗する。重心
  と剛心の距離が大きいと、建築物はねじれ現象を起こしてしまうので、重心と剛心の距
  離は、出来るだけ小さくなるように計画する偏心率(Re)は、次式で求められる。

   偏心率の値が大きいほど、その階のねじれ変形の大きい部材に損傷が集中する危険性
   が高いことを示す。各階15/100(0.15)以下であることを確かめる。剛性の高い耐
   力壁を、建築物の外周にバランスよく配置すると偏心率を小さくすることができる。

 建築物は、地震力などの水平力を受け変形しようとするが、柱や壁はこれに抵抗する。
  この抵抗の度合いを剛性と言い、水平変形のしにくさ(かたさ)を表す。剛性率(Rs)
  は次式で求められる。


  剛性率の値が小さいほど、その階に損傷が集中する危険性が高いことを示す。各階
  について6/10(0.6)以上であることを確かめる。ある階の耐力壁の壁量は上階と
  同等以上であることが望ましい。特に、ピロティなどの壁のない(剛性の小さい)
  階は、その階だけ変形が大きくなり、破壊する層崩壊の危険性があるので柱の耐力
  (強度)、靭性(粘り)を大きくする。(必要保有水平耐力の割増を行う。)

 偏心率や剛性率の算定など、耐震性の検討をする場合、耐力壁だけでなく、袖壁、
  腰壁、垂れ壁などの非耐力壁の影響も考慮する必要がある。

 鉄筋コンクリート造においては、柱と梁で構成されるラーメンと、耐震壁の双方に
  耐力を分担させる設計とするので、仮に耐震壁が十分であっても、ラーメンにも水
  平力を分担させるようにする。

 地震時応力(地震層せん断力)は、建物重量に比例して大きくなるので単位重量の
  大きい鉄筋コンクリート造の建築物は、風圧力より地震力に対する検討が重要になる。


 床面や屋根面は、地震力や風圧力などの水平荷重を各階の柱や耐力壁に伝達する働き
  があるため、構造物の各部分が一体となっいて抵抗できるように、水平構面の剛性を
  高くするなど、面内剛性・強度が十分確保されている必要がある。剛床仮定の下では、
  同じ層の柱や壁の相対変位は等しくなるため、水平力(地震力)はそれぞれの水平剛
  性に比例して負担される。

 細長い平面形状の建築物の場合、地震時に床スラブに生ずる応力が過大とならないよ
  うに、張り間方向の耐力壁は均等に配置する。また、耐力壁が張り間方向の両妻面の
  みに配置され、剛床と仮定できない場合、中央部に大きな変形が生じ中央部の柱の負
  担せん断力が増すので、両妻面の耐力壁の負担せん断力は剛床と仮定した場合より小
  さくなる。

 応力・変形の算定は、原則部材の弾性剛性に基づいて行う。許容応力度計算において
  は、コンクリートのひび割れに伴う部材の剛性低下を考慮して、構造耐力上主要な部
  材に生ずる力を計算することができる。ただし、剛性を低下させて、剛性率、偏心率
  を目標
値におさめるようなことはしてはならない。



 鉄筋コンクリート柱は、軸方向圧縮力が大きいと、せん断耐力は大きくなるが、圧縮
  側コンクリートの破壊により、変形が小さいうちに急激な耐力低下を生じ、脆性破壊
  しやすくな
るため、靭性能は低下する。


 鉄筋コンクリート構造のコア壁を耐震要素とし、外周部を鉄骨構造の骨組みと架構構
  形式は、大スパン化による空間の有効利用に適している。この場合、外周部の鉄骨造
  は主に鉛直荷重を負担し、コア部分の壁は水平力を負担する。

 エキスパンションジョイントにより分離された構造物は、地震時の衝突等による不具
  合を避けるためにクリアランスを設定する。許容応力度計算で用いる中地震程度の荷
  重(一次設計用地震力)により生じる変形に対しては、衝突による損傷が生じない事
  が求められる。また、保有水平耐力計算レベルの荷重(大地震時の地震力)に対して
  は、衝突による損傷想定した検討は要求されないが、衝突時の外壁等の落下や、屋外
  階段等の損傷など人命にかかわる可能性及び別棟相互の靭性能を損なわないための配
  慮が必要である。簡便的に、鉄筋コンクリート造では、エキスパンションジョイント
  のそれぞれの部分の高さをHとしたときの、当該高さにおける隣等間隔を、H/100以
  上とする方法がある。

 地下部分が一体で、地上部分をエキスパンションジョイントにより分離する場合、
 1. 地下部分の一次設計については、地下部分及びすべての地上部分を一体として検討
   する。この場合の地下部分の検討では、地上部分のルート1やルート2で必要とな
   る割増規定(S造のCo≧0.3など)は原則適用しなくてもよい。
 
 2. 地上部分がそれぞれ異なる方向の地震力を想定した検討を行う。その場合、2棟に
   挟まれた部分の1階床スラブには、局所的な応力集中などの地震力の伝わり方の検
   討を行う必要がある。

 連層耐力壁に対する注意点
 1. 連層耐力壁に接続する鉄筋コンクリート構造の大梁(境界梁)は、梁が曲げ降伏す
   る前にせん断破壊が起きないように、せん断補強筋量を多くする。

 2. 境界梁の曲げ耐力及びせん断耐力を大きくすると、地震時に連層耐力壁が転倒しに
   くくなり、耐力壁の負担せん断力は一般に大きくなる。境界梁は、耐力壁の回転に
   よる基礎の浮き上がりを抑える効果がある。
 3. 耐力壁の破壊形式(曲げ降伏、基礎浮き上がり、せん断破壊)は、面内方向の境界
   梁や面外方向の直交梁の押さえ効果を評価して決める。

 4. 連層耐力壁のように脚部に大きな転倒モーメントが想定される場合は、基礎の浮き
   上がりなどによって生じる回転変形を考慮して、壁脚部の固定条件を決める。
 
 5. 多スパンラーメン架構に連層耐力壁を設ける場合は、中央部に配置する方が有効で
   ある。
 
 6. 上下層で連続する耐力壁の全高さと幅の比(全高さ/幅)が大きい場合、耐力壁の頂
   部を剛性の高い梁で外周の柱と繋ぐことによって、地震時にその耐力壁が負担する地
   震力の割合を高める効果がある。

 7. 鉄筋コンクリート造の建築物の耐力壁脚部のような、地盤の鉛直方向の変形や基礎の
   浮き上がりが建築物に及ぼす影響が大きい場合には、地盤ばねを設けるなどして、そ
   の影響を考慮する。




□ 鉄筋コンクリート造構造計画(2級)  

1   コンクリートの引張強度は非常に小さく圧縮強度の1/10程度であり、構造設計では、
    許容引張応力度は無視する。  正しい

2   鉄筋コンクリート部材の圧縮力に倒する計算では、かぶり部分も含むコンクリート
    全断面積で検討する。  正しい

3  × 曲げ破壊は靭性破壊であり、せん断破壊は脆性破壊である。部材は、せん断破壊よ
    りも曲げ破壊を先行するように計画する。  誤り

4  × コンクリートの引張強度は非常に小さく圧縮強度の1/10程度であり、構造設計で
    は、許容引張応力度は無視する。  誤り

5   曲げ応力度は、曲げモーメントが最大となる最外縁の曲げ応力度を用いて算定する。
    正しい

6   「梁又は柱の耐力」よりも「柱・梁接合部の耐力」の方が高くなるようにし、「梁
    又は柱」が「柱・梁接合部」よりも先に降伏するように設計する。  正しい

7   剛性の高い耐力壁を、建築物の外周にバランスよく配置すると偏心率を小さくする
    ことができる。  正しい

8  × 偏心率や剛性率の算定など、耐震性の検討をする場合、耐力壁だけでなく、袖壁、
    腰壁、垂れ壁はどの非耐力壁の影響も考慮する必要がある。  誤り

9   鉄筋コンクリート造においては、柱と梁で構成されるラーメンと、耐震壁の双方
    に耐力を分担させる設計とするので、仮に耐震壁が十分であっても、ラーメンに
    も水平力を分担させるようにする。 正しい

10 × 地震時応力(地震層せん断力)は、建物重量に比例して大きくなるので単位重量
    の大きい鉄筋コンクリート造の建築物は、風圧力より地震力に対する検討が重要
    になる。  誤り

11  ピロティ階は、上下階の床スラブの剛性を上げることで荷重の適切な流れを確保
    し、せん断破壊を避け曲げ降伏するように設計する。  正しい

12  スラブの水平構面の剛性が高いと、水平荷重を各階の柱や耐力壁の水平剛性に比
    例して負担することができる。  正しい

13  剛性率の値が小さい階は損傷が集中する危険性が高くなるので、ある階の耐力壁
    の壁量は上階と同等以上であることが望ましい。  正しい

14 × 偏心率や剛性率の算定など、耐震性の検討をする場合、耐力壁だけでなく、袖壁、
    腰壁、垂れ壁などの非耐力壁の影響も考慮する必要がある。  誤り

15  柱際にスリットを設けて柱全体の変形能力を上げることは、脆性破壊防止に有効
    である。  正しい

16 × 鉄筋コンクリート造においては、柱と梁で構成されるラーメンと、耐震壁の双方に
    耐力を分担させる設計とするので、仮に耐震壁が十分であっても、ラーメン(柱)
    にも水平力を分担させるようにする。 誤り


​□ 鉄筋コンクリート造構造計画(1級)​ 

1   RC造建築物は、脆性破壊(せん断破壊)より靭性破壊(曲げ破壊)を先行させる
    ように計画にする。  正しい

2   柱と腰壁との間にスリットを設けることにより、可撓長さを確保し柱全体の変形
    能力を上げ、脆性破壊防止に有効となる。  正しい

3   許容応力度計算においては、コンクリートのひび割れに伴う部材の剛性低下を考
    慮して、構造耐力上主要な部材に生ずる力を計算することができる。  正しい

4   靭性に乏しい構造であっても、十分に強度を高めた強度指向型の設計にすること
    によって、耐震性の確保ができる。  正しい

5   細長い平面形状の建築物の場合、張り間方向の耐力壁は均等に配置することで、
    地震時に床スラブに生ずる応力が過大とならないようにすることができる。  
    正しい

6  × ピロティなどの壁のない(剛性の小さい)階は、その階だけ変形が大きくなり、
    破壊する層崩壊の危険性があるので柱の耐力(強度)、靭性(粘り)を大きく
    する。  誤り

7   単独で抵抗できない場合は、建築物本体と一体化して地震力に抵抗させる。  
    正しい

8   細長い形状の場合は、均等に耐力壁を入れることが望ましいが、妻側のみにし
    か耐力壁を入れられない場合は、中央部に大きな変形が生じ中央部の柱の負担
    せん断力が増すことを考慮して計画する  正しい

9  × 鉄筋コンクリート柱は、軸方向圧縮力が大きいと、圧縮側コンクリートの破壊に
    より、変形が小さいうちに急激な耐力低下を生じ、脆性破壊しやすくなるため、
    靭性能は低下する。   誤り

10  鉄筋コンクリートの単位体積重量は、鉄筋の増分1KN/㎥を加算し、概ね24KN/㎥
    以上として算定する。  正しい

11  外力を受ける構造物の応力解析では、柱・梁などの部材を線材で表し接合部は剛
    節として計算する。  正しい

12  許容応力度計算においては、コンクリートのひび割れに伴う部材の剛性低下を考
    慮して、構造耐力上主要な部材に生ずる力を計算することができる。  正しい

13  建築物は、強度又は靭性(粘り)を高めるようにする。靭性に乏しい構造であっ
    ても、十分に強度を高めた強度指向型の設計にすることによって、耐震性の確保
    ができる。  正しい

14 × 構造設計者は建築主の要求を十分把握し、目標とする性能を建築主と設定し、そ
    れに基づき設計しなければならない。  誤り

15  鉄筋コンクリート構造のコア壁を耐震要素とし、外周部を鉄骨構造の骨組みとし
    た架構構形式は、外周骨組みとコア壁とは両端ピンの鉄骨梁で接合することによ
    り大スパン化を可能にしている。  正しい

16  細長い形状の場合は、中央部に大きな変形が生じ中央部の柱の負担せん断力が増
    す。剛床と仮定しないことによりより安全側の設計となる。  正しい

17 × 外周部の鉄骨造は主に鉛直荷重を負担し、コア部分の壁は水平力を負担する。誤り

18  保有水平耐力計算レベルの荷重に対しては、簡便的に、エキスパンションジョイン
    トのそれぞれの部分の高さをHとしたときの、当該高さにおける隣等間隔を、H/100
    以上とする方法がある。  正しい

19 × 2棟に挟まれた部分の1階床スラブには、局所的な応力集中などの地震力の伝わり方
    の検討を行う必要がある。  誤り

20  鉄筋コンクリート柱は、軸方向圧縮力が大きいと、圧縮側コンクリートの破壊によ
    り、変形が小さいうちに急激な耐力低下を生じ、脆性破壊しやすくなるため、靭性
    能は低下する。 正しい

21  境界梁は、耐力壁の回転を抑える効果があるので基礎の浮き上がりを抑える効果
    がある。  正しい

22  偏心率や剛性率の算定など、耐震性の検討をする場合、耐力壁だけでなく、袖壁、
    腰壁、垂れ壁などの非耐力壁の影響も受ける。  正しい

23  頂部を固定することにより変形を抑え、耐力壁が負担する地震力の割合を高める
    ことができる。  正しい

24 × 柱に、腰壁や垂れ壁が付くと可撓長さが短くなり短柱となる。靭性は低くなる。誤り

25 × 変形能力を上げるには、曲げ破壊する前にせん断破壊させないことが重要であり、
    主筋はせん断破壊には有効ではない。せん断補強筋を考慮する。  誤り

26  壁の多い建築物は、強度指向であり靭性に乏しいのでせん断破壊を生じやすい。 
    正しい

27  境界梁は、耐力壁の回転を抑える効果があるので基礎の浮き上がりを抑える効果
    がある。  正しい

28  柱に、腰壁や垂れ壁が付くと可撓長さが短くなり短柱となり脆性破壊しやすくなる。 
    正しい

29  上下連続していな壁でも適切に配置すれば、耐力壁とみなすことができる。正しい

30 × 変形能力を上げるには、曲げ破壊する前にせん断破壊させないことが重要であり、
    主筋はせん断破壊には有効ではない。せん断補強筋を考慮する。  誤り

31  近年では、高強度のコンクリートや鉄筋により、高さ100mを超える鉄筋コンク
    リート構造の建築物が可能となっている。  正しい

32 × 多スパンラーメン架構に連層耐力壁を設ける場合は、中央部に配置する方が有効
    である。  誤り

33  ピロティなどの壁のない(剛性の小さい)階は、その階だけ変形が大きくなり、
    破壊する層崩壊の危険性があるので柱の耐力(強度)、靭性(粘り)を大きくする。
    (必要保有水平耐力の割増を行う。)  正しい

34  コンクリートの強度を高くする、かぶり厚さを厚くすることは、鉄筋コンクリート
    構造物の耐久性の向上につながる。  正しい

35  ピロティなどの壁のない(剛性の小さい)階は、その階だけ変形が大きくなり、
    破壊する層崩壊の危険性があるので柱の耐力(強度)、靭性(粘り)を大きくする。
    (必要保有水平耐力の割増を行う。)  正しい

36  火災時に短時間で建築物が崩壊・倒壊すると避難の安全性が確保できない。一定
    時間、崩壊・倒壊をさせないことが重要である。  正しい

37  部材等に余裕をもって設計することは、耐久性の向上につながり結果として、ラ
    イフサイクルコストの節減に結びつく。過剰にならないように十分な検討が必要
    である。  正しい

38 × エキスパンションジョイントは、温度応力やコンクリートの乾燥収縮に対しても
    効果がある。  誤り

39  耐震性の向上には、耐力の向上、靭性の向上、損傷集中の回避、地震入力の低減、
    などがある。上部構造の軽量化は、地震入力の低減につながる。  正しい

40  設計グレードを上げて設計することは、耐久性の向上等につながるが、コストの
    上昇にもつながる。建築主の要求に応じたうえで十分な検討が必要である。正しい

41  建築基準法により、荷重及び外力の数値を便宜的に提示されている。  正しい

42  稀に生じる地震に対しては弾性領域にとどめ、損傷しないように設計する。極めて
    稀に生じる地震に対しては、塑性変形を許容し倒壊・崩壊を防ぎ人・物品の安全性
    を最低限確保する。  正しい

43  建築基準法第37条に、指定建築材料は、日本産業規格、日本農林規格、国土交通
    大臣の認定を受けたものと規定されている。  正しい

44  筋コンクリート造の建築物の耐力壁脚部のような、地盤の鉛直方向の変形や基礎の
    浮き上がりが建築物に及ぼす影響が大きい場合には、地盤ばねを設けるなどして、
    その影響を考慮する。  正しい


​​□ 部材の剛性

 梁に接続する床スラブやハンチ部分・腰壁・垂れ壁が部材に接する部分では、その剛性
  を考慮して剛性及び応力の算定を行う。スラブ付き梁、壁付き柱などの曲げ剛性は、ス
  ラブや壁等板部の協力幅を考慮したT形断面部材の幅を用いる



 部材の曲げ剛性の算定において、断面二次モーメントは、コンクリート断面を用い、
  ング係数は、コンクリートの値を用いる。鉄筋は無視する。

 垂れ壁や腰壁により拘束されている柱を短柱という。短柱は、曲げ破壊より先に、せん
  断破壊する危険性があるので、柱際にスリットを設けて柱全体の変形能力を上げること
  や、帯筋を密に配置する等の措置が必要である。柱に腰壁・垂れ壁との間に
全スリッ

  トを設けると、柱の剛性評価においては腰壁・垂れ壁部分の影響は無視することができ
  るが、梁の剛性には関係ない




□ 部材の剛性(1級)

1   スラブ付き梁、壁付き柱などの曲げ剛性は、スラブや壁等板部の協力幅を考慮した
    T形断面部材の幅を用いる。  正しい

2  × 部材の曲げ剛性の算定において、断面二次モーメントは、コンクリート断面を用い、
    ヤング係数は、コンクリートの値を用いる。鉄筋は無視する。  誤り

3   柱に腰壁・垂れ壁との間に完全スリットを設けると、柱の剛性評価においては腰壁・
    垂れ壁部分の影響は無視することができるが、梁の剛性には関係ない。  正しい

4  〇 柱に腰壁・垂れ壁との間に完全スリットを設けると、柱の剛性評価においては腰壁・
    垂れ壁部分の影響は無視することができる。  正しい

5   垂れ壁や腰壁が付く柱が多いと当該階全体の剛性が上がり、靭性は低下する。脆性
    破壊を防ぐために耐力を上げて対応する。  正しい

6   短柱は脆性破壊しやすいので、腰壁・垂れ壁との間に完全スリットを設け可撓範囲
    を広げ靭性を持たせるようにする。  正しい

7  × 部材の曲げ剛性の算定において、断面二次モーメントは、コンクリート断面を用い、
    ヤング係数は、コンクリートの値を用いる。鉄筋は無視する。主筋は曲げ剛性には
    影響しない。  誤り

8   柱に腰壁・垂れ壁との間に完全スリットを設けると、柱の剛性評価においては腰壁・
    垂れ壁部分の影響は無視することができる。  正しい

9   柱に腰壁・垂れ壁との間に完全スリットを設けると、柱の剛性評価においては腰壁・
    垂れ壁部分の影響は無視することができる。  正しい

10  柱に腰壁・垂れ壁との間に完全スリットを設けると、柱の剛性評価においては腰壁・
     垂れ壁部分の影響は無視することができるが、梁の剛性には関係ない。 正しい

11 × 柱に腰壁・垂れ壁との間に完全スリットを設けると、柱の剛性評価においては腰壁・ 
    垂れ壁部分の影響は無視することができるが、梁の剛性には関係ないので考慮しな
    ければならない。  誤り

12 × 部材の曲げ剛性の算定において、断面二次モーメントは、コンクリート断面を用い、
    ヤング係数は、コンクリートの値を用いる。鉄筋は無視する。  誤り

13  柱に腰壁・垂れ壁との間に完全スリットを設けると、柱の剛性評価においては腰壁・
    垂れ壁部分の影響は無視することができるが、梁の剛性には関係ない。 正しい


今回は、RC造の構造計画から構造計画・部材の剛性についてまとめました。次回は、耐震設計についてまとめますが、今回・次回は特に一級ではよく出る所ですので確認してみてください!!



今日はこんな言葉です!

最初から恵まれすぎているより、足りないくらいのほうが、人生からより多くの喜びを引き出せる、ということもあります。成功する可能性はだれにでもあるの。ただ、必要な努力をするかしないかではないかしら。(ターシャ・テューダー)

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Last updated  Dec 31, 2023 06:00:39 PM
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