407579 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

MORITA in Cyberland

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

mrtk@jp

mrtk@jp

Category

Archives

June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024
February , 2024
December 31, 2006
XML
カテゴリ:美術
ドイツに来て、古典から現代美術まで、色々観た中で、印象に残った作家さんを挙げると、
古典では、何と言っても、ルーベンスフェルメール
近代美術では、ライオネル・フェイディンガーフランツ・マルク
現代美術では、ヨーゼフ・ボイス氏。

-----
特にルーベンス作品は(工房作品も含めて)その点数の多さ、作品の迫力に圧倒されます。

フェルメール作品は、本当にさりげない場面を描いているのに、印象に残るのが不思議。
何となく、足が止まってしまうのです。

-----
ライオネル・フェイディンガーフランツ・マルクの両氏は、共に具象と抽象の間にあるような作品を描かれる作家さん。
『東京-ベルリン ベルリン-東京 展』(感想)で観た、普門暁さんの「鹿・光」という作品も同じような雰囲気の作品。
初期キュビズム、って言って良いのかな?

ただ、ピカソやブラックみたいに崩しきってしまうのではなく、
具象にフィルターをかけたような、元のイメージが伝わるレベル。

-----
そして、見れば見るほどはまってしまう、ヨーゼフ・ボイス氏の作品。

一見投げやりだったり、適当にも見えてしまうのですが、
結果として表される作品の、配置の妙、そこに漂う寂寥感、
決して「綺麗なもの」ではないのに、その「空気」が目を惹きつけてやまないのです。

-----
そうそう、ベルリンの美術館で、エリック・ゴンザレス・トレス氏の作品にも出会いました。
2001年の横浜トリエンナーレでもあった、「自由にキャンディーをお取り下さい」の作品。
あわせて「自由にポスターをお持ち帰り下さい」の作品も。

詳細な解説は、こちら…のアップをお待ちください。

-----
面白かった美術館としては、
ミュンヘンのジャガイモ博物館ドイツ・ミュージアム市立博物館レンバッハ・ハウス
ベルリンの楽器博物館、マイセンの陶磁器ワークショップ、カールスルーエのZKM、
あたりを挙げておきましょう。

嗚呼、半分はアップできてないのか…。

-----
また、ベルリンでは、週末にアーティスト蚤の市が開かれていて、
これが意外と面白かったりします。

こちらの美術館に行くと、「アートと社会の関係性」を考えさせられて面白いですね。

でも、決して日本もリソース、ポテンシャリティでは劣っていないはず。
このあたりを、どうつないでいくかも(自分がアーティストではない分)、
日本に帰ってからの課題としていきたいものです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  December 31, 2006 10:57:35 PM
コメント(0) | コメントを書く


Calendar

Comments

mrtk@jp@ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
浅葱斑@ 心のハレっていいですよね? こんにちは。 誕生日の暦から今の自分、未…
I read your post and wished I'd wrtietn it@ I read your post and I read your post and wished I'd wr…
mrtk@jp@ Re:★芝居★ 劇団ここから 『春の遭難者』 (10/13) こちらこそ、素晴らしい時間を過ごさせて…

Favorite Blog

ロシア生活2004-2012 koshka0467さん
 eco-blog 環境エン… 拓也@エコブログさん
Chobi's Garden chobi-rinさん
紺洲堂の文化的生活 紺洲堂主人さん
mypo MihO in Berlinさん

© Rakuten Group, Inc.