カテゴリ:美術
2006年に行った美術館は…はて、どうカウントすれば良いのやら?
カウントすると、日本で30くらい行っていたので フライブルクとかミュンヘンでかなり回ったことや、 ウィーン、ドレスデン、マイセン、ベルリンと考え合わせると 50-60くらいは行くのではなかろうか、と。 てか、アップできてないのが問題だ。 ----- さて、ドイツ・オーストリアの美術館の話まですると、収拾がつかなくなるので、別項で。 今年は、「日本の美術館の底力」を感じさせてもらえた年でした。 ----- 何より記憶に残ったのは、 『人間の未来へ - ダークサイドからの逃走』 @ 水戸芸術館 点数そのものは多くないのに、心にズシリと響く作品が集められ、 非常に密度の濃い、素晴らしい内容でした。 ----- そして、企画、ということでは 『日本の神々と祭り』 @ 国立歴史民俗博物館 想像していた内容とは少し違いましたが、学問の世界を分かりやすく知らせようという姿勢、 そして、扱うには難しい題材に、真正面から取り組んだ点は、高く評価できると思います。 ----- 忘れてならないのは、 『さよなら ナム・ジュン・パイク』展 @ワタリウム美術館 追悼、という言葉が本当にふさわしい、正に友に捧げられた、素晴らしい展覧会でした。 (和多利館長とナム・ジュン・パイク氏は、古くからの友人だったのです。) ----- また、 『ロダンとカリエール』展 @国立西洋美術館 『武満徹|Visions in Time 展』 @東京オペラシティ・アート・ギャラリー といった展覧会が、単に1人の作家を追うだけではなく、 作家同士の交流、友情といったものを扱っていたのが、 とても印象的でした。 ----- そうそう、ICCの復活も、忘れてはなりません。 私が行った時は、「キッズ・プログラム」をやっていましたが、これが滅法面白い。 この面白さを文章で伝えるには限界がある、というより、 この感想を書いていない点に問題があるのですが…さておき。 ここで提示されていたインタラクティブなメディア・アートは、 文章を読んでも、いや、実際に見ても、見てるだけでは、面白さなんて分からない。 まだ行っていないなら、是非足を運んで、体験してみることをオススメします。 ----- その他では、 『藤田嗣治展』や 『北欧のスタイリッシュ・デザイン』、 『東京-ベルリン ベルリン-東京 展』 などが、現在のドイツ生活につながってきています。 ----- 結構行ったつもりではありますが、『ダリ展』『エッシャー展』『重森三玲展』 『森鴎外と美術展』「明日の神話」などなど、観られなかったものもたくさん。残念。 来年から関西に拠点を移して、ということになりますが、さて、どうなることやら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 31, 2006 10:56:50 PM
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