投書 「再稼働に同意なら覚悟が必要」
原発関連の報道がめっきり減った昨今ですが、「再稼働に同意なら覚悟が必要」という表題の福島県在住の大工さん(66歳)の投書が、朝日新聞(1月14日)に載っていました。趣旨は、停止中の原発の再稼働はいろいろな問題があるので、福島を教訓にした厳しい覚悟が必要という至極まっとうなご意見でした。この投書で気になったのは、次の文章です。「私たち住民に何か責任があったのだろうか。あったとすれば原発を誘致したことか。しかし、私たちが誘致した原発は『絶対に安全』なはずだった。」責任があったとは思いませんが、事業者や行政の言う安全神話を安易に信じた事は少し問題でしょう。今は被害者ですが、住民は原発立地によって交付金や補助金、果ては寄付という形で東電に便宜を要請していたことが、忘れられているように思います。Jビレッジも東電の寄付?第1原発をつくってみたら、思いのほか地域振興に役立った、ありていにいえば金になったので、第2原発もつくったということでしょう。建設後に、米国のスリーマイル島の事故、ソ連のチェルノブイリ事故、原子力船むつの事故と、次々に事故が起こっていて、日本各地で建設反対運動が起こっているのに『絶対に安全』大丈夫と思い込んでいたのは、能天気過ぎたのではないでしょうか。大工さんがどの町にお住まいか知りませんが、福島県内のランキングは次の通りです。電源立地地域対策交付金 2012年度1 大熊町 2,083,694千円 2 富岡町 1,073,847千円 3 楢葉町 1,036,456千円 4 双葉町 988,655千円 5 いわき市 122,931千円 6 金山町 67,615千円 7 只見町 67,187千円 8 喜多方市 51,949千円 9 浪江町 49,611千円 10 南相馬市 48,012千円 11 葛尾村 47,086千円 12 田村市 45,620千円 13 川内村 44,709千円 14 広野町 44,517千円 15 西会津町 39,911千円 16 檜枝岐村 33,233千円 17 会津若松市 32,534千円 18 三島町 31,161千円 19 柳津町 29,191千円 20 会津坂下町 24,394千円 21 下郷町 22,564千円 22 福島市 19,161千円 (略)27 飯舘村 5,772千円 (略)34 白河市 641千円 「日本地域番付」から引用。アイロンで簡単接着!!入園・入学準備に☆INAGAKI(稲垣服飾) アンパンマン アイロンでくっつく...価格:3,564円(税込、送料別)