2015/11/09(月)17:58
蕗谷虹児記念館&花嫁人形合唱コンクール
無料、藤田嗣治で思い出したのが、10月に訪れた蕗谷虹児記念館です。
ユニークな外観の建物です。
「金襴緞子の帯しめながら・・・童謡『花嫁人形』の詩は虹児25歳の絶唱です。
少年時代から画家を志し、樺太放浪のあと、竹久夢二の推薦で「少女画報」にカット絵を
描いてデビュー、23歳で人気挿絵画家となり、時代の寵児として詩画集9冊を出版。
27歳でパリに渡り、春・秋のサロンに3年連続入選をはたし、一流画廊での個展を成功させます。
そして昭和4年に帰国、モダンな画風で一世を風靡しました。
童画や絵本の分野でも活躍し、晩年には新作個展を5回開催、『花嫁』は70歳の作品です。
新発田が生んだ天才画家蕗谷虹児の記念館は、純粋無垢な彼の詩魂につつまれ
心をいやされる異次元の世界と評判です。」(観光協会HPより)
当日は合唱コンクール開催記念で、入館無料開放デーでした。
チラシの裏側です。(拡大します。)
真ん中の絵が、サロン初入選作の「混血児とその父母」(1926年)です。
右端の写真がパリ時代のもので、虹児や藤田嗣治、向井潤吉が写っています。
会場には、藤田が虹児に贈った奥さんのスケッチなどが展示されていました。
ひと通り見た後、となりの文化会館でやっていた合唱コンクールをのぞきました。
池辺晋一郎さん他が審査委員で、当日は新潟県内外から24グループが参加していました。
聞いたのは最後の4組ほどです。
課題曲は「花嫁人形」で4回も聞いたので、会場を出た後もしばらく耳に
あの「金襴緞子の帯しめながら・・・」のメロディーが残りました。
第18回とあります。
町興しで始めたものでしょうが、これくらい続いていれば立派なものです。
この原画は先ほど記念館で拝見しました。
備えつけの天眼鏡で見ると、右目に涙がうっすらと見えました。
とても盛況でした。
でも、行くならすいている日に行った方がいいです。
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