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かりん御殿

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January 10, 2007
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カテゴリ:旧(ろば耳)
明けましておめでとうございますっ!!!!
新年がめでたいのは無事に年を越せたからですが
英国のニュースによると、喜ぶのは、まだ早いっ!!!
なんでも、1月の第一週の月曜日
(つまり、お祭り気分が抜けて、そろそろ仕事かの一日め)は
法律事務所への離婚申し立て仕事依頼が
一年で一番多い日なんだそうです。

「クリスマス休暇で、夫婦が、びっちり顔つき合わせて過ごすため
もともと問題がある場合、それが激化されるのではないか...」
と、もっともらしい解釈が付けられていましたが
そんなもん、当然だろっ!!!
日本で熟年離婚が多いのと同じだよっ!!!!!!

家に殆どいないから、まだ何とか我慢できるような
ウザイ夫が家にいるだけじゃなく
そいつのために、さらに主婦の仕事は増えるんざますよっ?!!!!
子供も騒ぐし....
さらに、英国家庭じゃ、クリスマス休暇は、親族とも
過ごしますからねぇぇ
強烈義理家族がいる家なんかを訪れた嫁の
堪忍袋はズタズタになるんじゃないでしょうか。

某友人の家なんか、友人ご両親が家を買い換えるため
1ヶ月近く、ご両親が友人の家に滞在した際、
友人の実母と友人の夫の間が険悪になり、喧嘩で決裂。
その後、夫は、友人の実家には決して足を踏み入れないんだそうです。
だから休暇も実家への里帰りは常に夫抜き。しかし、
友人本人は、夫の母や弟妹家族にウザさを感じながらも
しょうがないと付き合っております。

すっきり切れればラクなんだろうねぇ
面倒くさい親戚付き合いって.....
非常識な親族家族やウザイ親族家族が一人いると
結婚生活の質はガタ落ちするからなぁぁぁ....

ま、うちの様に、
親族家族は、マトモで気の良い人達であっても
夫婦二人&子供達自身に問題があると(皆ワガママ)
それは、それで、また、質が落ちるんですが(フォフォフォ)
子供も、平穏な家で育ったわけではない夫婦二人も
「夫婦は喧嘩して当然」というか
「外ではマトモでも家では喧嘩する夫婦(父母)」
しか知らないわけで、
「ま、夫婦なんてこんなもんだろ」と納得し
特に問題視しもしなければ悲しむ事も無いわけです。

これは、豊かな社会でビンボーなのと
皆が皆ビンボーな社会でビンボーなのとに
天と地の差があるのと同じ仕組みでございます。

ただ、英国人の友人の話を聞いていると、どうも
夫婦はラブラブであるのが「理想」ではなく
「原則」だと思っている人が少なくない模様で
そんな中、
若干ウザい夫を持つ友人Lは
恋愛関係とは呼べない自身の夫婦関係を
非常に悔やんでいる模様。
いつだか
「もし過去に戻ることができるとしたら
今の夫と結婚すると思う?」
と聞かれ
「んなわけないじゃんっ。」
と即答すると、彼女の顔は瞬時パっと輝いたのですが
その直後、
「実は、私も、そう思うんだ~~~。」
と神妙な面持ちになったんで
「それが普通に決まってるじゃん!」
と慰めようとすると
「でもさぁ、ほら、KとかMとかVって今でも
夫に恋してるみたいだし、ロマンチックなのよねぇ...」
と、溜息をつくのでございました。

確かに、彼女の夫、彼女に対してはキツいのだ。
外面はいいんで、彼女の友人の私に対しては非常に愛想が良いし
彼の父も私の母も44歳で亡くなったという
妙な共通点があったり、彼自身の行動や考え方が
私とは結構似ていて、妙に話があったりもする。

逆に、友人と我が家のウザヲ(夫)には
結構共通点が見られたりするんだが
面白いことに、ウザヲに対してウザいと思うことも
友人がすると、それほどウザくは思わない。

「親しき仲にも礼儀あり」とは言うが、
私の知っている狭い「家族世界」の中では
「仁義」はあっても「礼儀」は無いのだ....。
これが、まずいんだよな、きっと。
でも
「礼儀度数」ってもんは
「接触度数」と反比例するんじゃないのぉぉ???

家の中で夫婦が共に過ごす時間が長ければ長いほど
いや、狭い家の中で密着して過ごす時間が長ければ長いほど
さらに、一主婦の立場から言わせてもらうと
夫が細かければ細かいほど
(或いは要求が多ければ多いほど)
愛憎目盛りの針は「憎」方向へ進むのだ。

これが、子供が相手だと、また違うんだろうけどねぇ。
少なくとも、私の場合は、子供に対する忍耐力と
夫に対する忍耐力は、太陽と冥王星くらい違う。

しっかし、特に離婚を考えるわけでもなく
それなりに家族として機能しているのは
お互いの育ってきた家族環境が
「呉越同舟」だったからなのだ。

英国の友人達の実際の夫婦間の礼儀やら
愛情表現がどんなものなのかは
外からみた状態と本人達の話でしかわからないが
日本の友人達と比べて大差あるようには思えない。

この点は、子供時代に見ていた米国のお茶の間ドラマでの
「夫婦間には礼儀と恋愛感情は欠かせない」というのが
米国人の「理想ではなく原則」なんじゃないかと
思わざるを得ないほど
「ねっとりしたラブラブ」ではなく
「ラブラブな親しき仲にも礼儀あり」といった趣の家族愛やら
夫婦愛(実際は、どうなんか知らんが)ほどの
派手な描写とは違う。

英国のお茶の間ドラマの夫婦間の関係は、
あっさり地味に描かれていて日本のドラマと似ている。
むしろ労働階級が主のドラマなんかだと
かなり、せち辛い関係(礼儀も仁義も無い)が
視聴者から好まれているとしか思えないほど
出てくる。(家族全員が怒鳴りあう家族とか....)

だから、前出の友人Lも、自分の夫婦関係をそれほど
悲観する必要は無いんじゃないかとも思うんだが
離婚する気は無いものの当時の選択が悔やまれる
という淡い残念感情が常にあるようだ。

例えば、彼女のうらやましがる友人V(東南アジア出身)
Vは性格の良い知的美女なのだが
その夫は、他人の私から見ると、すっげ~キモいタイプ。
友人Lも、そのV夫のキモさには同意するものの
それでも「あの夫婦の仲の良さ」がうらやましいと
遠い目をする。
(いや、私だったら、あのV夫とラブラブ夫婦になるより
ウザヲとの夫婦喧嘩の日々を選ぶがなぁぁ)

隣の芝生は青いっていうか
上を見たらキリが無いっていうか.....
ひょっとしたら
クリスマス休暇の間
TVで見た古いアメリカの映画やらドラマやらに触発され
「夫婦は恋愛状態にあるのが原則」と
改めて自分の周囲の足りなさに目がついてしまい
離婚決意に到る妻も実は少なくないのかもしれない。


もっとも、ニュースによると
離婚決意の決定打のトップは(確か25%?)
配偶者の浮気なんだそうでございます....。
(クリスマスパーティでの浮気が発覚???)





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Last updated  January 11, 2007 12:59:24 AM
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