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カテゴリ:オタク、萌え
「小山少年のイリコ売り また持って来い!!」の解説・・3 山中直樹記 うどん屋の「オッサン」 うどん屋の「オッサン」にとって、出汁の良し悪しは味の生命線となります。 化学調味料が行き渡っていなかった時代では、「イリコ」は、鰹節、昆布と並んで、出汁をとる為に大切だったのです。 小山少年が売る「イリコ」は、品不足の時代では、ありがたい物だったのです。 うどん屋の「オッサン」にとって、小さな子供の小山少年が売りに来たイリコの品質の良し悪しはすぐ判断がつきます。 ![]() 「オッサン」の丸く描かれた目は、真剣そのもの。 暖簾の間から顔を出して、「また持って来い!!」と言っている「オッサン」の表情が、如何にも、私達が子供時代に、よく見かけた食堂の「オッサン」を思い起こさせます。 今では、グローバル化の波にグローカル ジャパンを感じる「うどん屋」、「すし屋」など、和風の面影を残す食堂は、めっきり減ってしまっているのが残念です。
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Last updated
2006/07/08 10:56:24 AM
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