[秋篠宮家に男子誕生!]で沸いた日、民放テレビの報道の中で,
ある本屋さんが、早速記念コーナーを設置し、
これまでの皇室関係の本や育児書を紹介しているニュースがあった。
その中に、美知子様が紀子様にかつて贈呈した本として、
羽仁もと子著、『おさなごを発見せよ』が紹介されていた。
中学の友人で教師の友人のT.Yが彼のメルマガで書いているのだが、
この本を早速注文したところ、翌日電話があり,
急遽増刷になり取り寄せには3週間ほどお時間がかかるがといわれたそうだ。
やれやれ、また日本人的一過性ブームなんだ、と感じるが、
タイトルには僕も惹かれるものがあった。
直感的に、僕は
「おさなごを発見せよ」の言葉は,
コーチングで言うところの
[答えはあなた自身の中にある]と同じではないか!と思ったのだ。
コーチングと同じようにこれからの組織や地域で、
重要なコミュニケーションのスキルと僕は思うファシリテーションも、
[答えは、この会議(グループ)の中にある]
と言うことを信じて、ファシリテーターの役割をとき、会議進行を進めていこうとする。
日産CEOに就任した時、カルロス・ゴーンさんは
「私は日産のコーチである!」
と宣言し、
当時の日産社員を励まし促し、彼ら自身の中にある答えを引っ張り出し
脅威の回復を達成したことは、余りにも有名なエピソードである。
彼はコーチングとファシリテーションを同時に日産にもたらし、
成果をあげたのだ。
羽仁さんはきっと、
「発見」と言う言葉の背後に、
[信じる]ことの大切さを説いてあるのではと察するのだが、
僕も本を読んで確認したい気持ちが強くなってきた。
一過性ブームに便乗して、僕も注文しようかしら?