カテゴリ:音楽
これは、2月に出たDaryl Hall & John Oatesの7年ぶりの新しいアルバムのタイトルである。
いい言葉だなぁ、と思う。 「好きだからやるんだ」という心意気がいい。 80年代に頂点を極めたDuoで、人気が出過ぎて(?)その後の方向性がなかなかつかめなくて、一時は空中分解状態だった2人が、やっと今度は「売れる」ことではなく、やりたい音楽の方向に動き始めたということがはっきりわかるアルバムだと思う。 (まあ、アルバムを発売するということは、大なり小なり売れなければ困るのだけどね。) 5月から日本でのツアーが予定されているが、それに先駆けて4月の5日にロンドンで一足早く彼らのライブがあった。 2人はもう50台もなかばだというのに、エネルギッシュで何より音楽を楽しんでいることがよくわかる素晴らしいライブだった。 私は彼らのファン歴は20年くらいで、特に追っかけというようなことはないけれども、彼らのいい時も悪い時も、彼らの音楽から遠く離れたことはない。 最後のファンの一人でいたいと思う。 一昨年あたりに、彼らの80年代のヒット曲である「プライベート・アイズ」がSONYのサイバーショットのコマーシャルでまた火がついたということは聞いていた。 それ以外にも「マンイーター」なんかは今のこちらのラジオでも毎週かかるほど人気があるのだけど、私としてはやっぱり今のアルバム「Do It For Love」を勧めたい。 肩の力が抜け切って、音楽の中で一生を終えていくだろう二人の今の方向性からできたこのアルバムが今の自分の心象風景に合っていると思いながら聴いている。 おすすめです、この一枚。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年03月28日 09時09分51秒
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