カテゴリ:音楽
うちの狭いフラットには、CDが何百枚もある。
そりゃ何千枚もある、という人も中にはいるだろうけど、うちの枚数もハンパではなく、おそらく世界中の人が持っている一人当たりの枚数平均よりはかなり多いと思う。 今、ちょっとすぐ数えることはできないけど、おそらく今、700枚くらいあるかなぁというところだ。 最初、私がロンドンに出てくる時に150枚から200枚は持って来たのではないかと思う。 8ヶ月ほどして結婚したダンナが持っていたのが、やっぱり200枚くらいだった気がする。 しかし、お互いが聴くジャンルが見事に重ならなかったこともあり、二人が持ち寄ったCDの中でダブっていたのがたった1枚だったことにちょっと驚いた。 そのCDは何か? イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」だった。(爆) 私はソウル・R&B・ゴスペルといった黒い音楽主体に、まあ普通のロックやポップス、その他にハンガリアン・ヴォイスとか、たまには中国の古典音楽とか、デキのいいサントラとかを守備範囲としてきた。 時々は、あてもないのにCD屋に寄っては「今、かかっている、コレ下さい。」と言って買ったこともあれば、恥ずかしくも、お店の人の前で「こういう歌がはいってるんですけど…」と言って歌ってみて、あぜんとされたこともある。 (でも、ちゃんと見つけてもらいましたぁ。) ダンナは、以前にも書いたけど、元(本当は「現」と書きたい)ミュージシャンなので、最初のルーツであるプログレの他、後年取り組んできたブルースやジャズ系がほとんどだ。 結婚してから、やはりお互いが影響・作用し合った結果でぼちぼち買ったCDが、その後300枚くらい増えてしまった。 だから、二人のどちらかが「あ、今、アレを聴きたい!」という気分になった場合、大変である。 ちょっとやそっとで「アレ」が探せないのである。 聴きたい時は、どうしてもイマキキタイので焦ってしまう。 結果的に、探し出すまでに7分近くもかかってしまうこともある。 それなら、1枚ずつまったく同じ場所に戻すことはできないとしても、もうちょっと区分ごとにまとめるとか何かすればいいのだが、このへんはよくしたもので、二人ともそういうことを面倒くさいと思ってしまう性格だから困る。 イギリスはCDの値段がいろいろで、普通の新譜がだいたい14~5ポンド(約2900円~3000円くらい?)である。 しかし、こっちのCDは、日本で売られている輸入版のCDを見ればわかる通り、ライナーノーツはおろか、歌詞もついていない。 最終的に私は、いい曲は自分で歌いたくなるし、日本でどんなライナーノーツが出ているのか見たくて、どうしても欲しいCDはAMAZON.JPで買ってロンドンまで送ってもらうから高くつく…。 欲しいCDの全部が、そういうオマケ付きでなくてもいいので、こっちの普通のCD屋で買ったり、たまにはAMAZON.UKやAMAZON.COMで済む場合もある。 しかし、私たちのCD道楽で高くつく要因はもう一つある。 こちらはCD屋でも値段が本当にばらばらで、最新作から一つ 落ちたくらいとか、あまりに売れ過ぎのものとかはすぐに値段が下がる。 また、例えばフランク・シナトラの古いスタンダードのアルバムなんかはコンスタントに入荷され、格安。 しかし、私たちが欲しいなと思ってしまうのは、なぜか「廃盤にはならないかも知れないけど、細々と売られている」ような種類のものである。 安くなったから誰でも買うかというとそうではない種類。 ものすごく通向き、マニア向き、というところまでいかないけど、なんとなく中途半端に「探せば、どこかで売っているでしょう」という類。 こういうものは、いつまででも同じ値段…買って失敗だったら困るなぁ、と思って躊躇する程度の値段なので、何日も迷ってしまうけど、もしかすると、これが売り切れたらもう終わりかもなぁ、という不安がよぎって、結局買ってしまうのだ。 具体的なアーティストとかアルバム名は、ここで書いたらきりがないのでやめておきたいが、そういうようなわけで貯まってしまったCDのリストを先日からちょこちょこ作っている。 以前、一度まだCD枚数が500枚くらいの時にリストは完成していたのだが、パソコンがクラッシュし、データもおしゃかになったからだ。 いちいち、ラックからCDを10枚程度ずつパソコンの横に持ってきてEXCELにアーティストとアルバムタイトルを入力するだけの作業ではあるけど、結構疲れる。 この間、かなりやったかなーと思った時点でまだ130枚。 いつ完成するかわからないし、時間がたつうちにまたCDが増えてしまいそうなのが怖い。 がんばる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年03月28日 09時28分14秒
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