カテゴリ:家族
以前も書いたが、30年近くの親友Aが旦那の浮気・Aへの無関心等が原因で15年の結婚生活の後、別居した。
最初は実家の両親に迷惑をかけたくないということで、どこかへ行こうか迷っていたようだが、きょうび、別居とか離婚はもはや後ろ指を差されるような事態じゃないので、二重に心配をかける必要はないからと説得し、今は実家に戻っている。 おばちゃんはさすがにかなり参っているような感じもあったが、Aがどこかで一人暮らしをしているよりましだと私は思う。 この間、Aに電話した。 声はあんまり元気がない。 それというのも、その旦那からの連絡が何もなくて、結局心の整理がつきかねているという状態にあるようだ。 旦那は浮気がばれ、しかし家庭を壊したくないという、よくあるが誠に身勝手な発言をしていた。 そこへ結果的にAが「もうアンタの面倒はみーひんし、しばらく実家に帰るし、よく考えて」と言って家を出たものの、Aは旦那からの連絡を待っていたが、2ヶ月以上連絡はない。 そのAの言葉に対し「わかった」と言ったらしいが、それで一応何もかも片付いた・・・という、まさに「クサいものにフタ」の状態でせいせいしているのではないかと思う。 はっきり言って、私はこの旦那なるやつからAに連絡があるとは思っていなかった。 Aは、昔は想像もつかなかったほど古風な結婚生活の精神を持ち、家事をちゃんとこなしながら、洋裁などの習い事もする一方で派遣で仕事をしていた。 私のように「帰宅後破綻」を毎日繰り返している女ではない。 それだけに、数年前は心療内科にも通い、なんとか自分自身の殻をやぶろうともしていた。 しかし、自分自身が繊細で、礼儀や人の道を自他ともに求める性格なため、あんなクソ男(2~3回しか会ってないが、第一印象でキラいだった。)との生活は本当に茨の道だったのだろうと思ってしまう。 だいたい、離婚するにしても、最後まで気持ちが平行線だとしても、これまで15年も一緒に生活してきた相手にちゃんと向き合えない男なんか最低だ。 とはいうものの、Aの内にこもり過ぎた性格もなんとかしたいものだ。 私のように、腹が立つことを腹が立つと言えない性格・・・それをはたからどうこうしようもないのだが、一発横っ面張り倒してやれ、と私などは思うが。 Aは、これまでのどの時点でか、自分に責任があったと思い、後ろを振り返りながら毎日を過ごしているようなのだが、私はできたらそれはやめてほしいと切に願っている。 古傷を点検することが、明日に必ずつながるとわかっているのならそれもいいが、ひいき目ではなく、Aは後悔するような何かをしてきてはいない。 早く次の自分探しを始めてほしいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年03月28日 09時41分35秒
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