カテゴリ:コスメ
今年は、いろんなことがあってビンボー一直線でやってきたので、自分たちのもの・・・洋服だとか、コスメだとかについては買い控え、静かに息をひそめて10月になった。
生活必需品以外で、あまりガマンしたくない趣味というのは私もダンナも音楽に尽きるから、服やコスメを買うのをあきらめても、CDだとかライヴだとかは生活の中でどうしてもプライオリティが高い。 昨日、久々にインターネットでいろいろと香水を見てしまい、ちょっとだけ買いたい病が復活。 日本で仕事をしていた時にはそんなに気にせず、海外に行くたびに何か一つは香りを買っていたのだが、今頃になって、そういうものって結構高かったんだなぁということを遅まきに思う。 口紅1本なら10ポンドくらいでも、オードトワレとなると、50mlでどんなに安くても20ポンドはするし、新作なんかだと35ポンド前後というところだろう。 一時は香水図鑑みたいなやつを買って、その記述から「今度はこれを試してみよう」と思うこともあったのだが、今は手元不如意につき、そういう虫起こしもしないことにしているのに、昨日はついつい香水のことを考えてしまった。 本当はこういうものにももちろん流行もあるし、大事にし過ぎて、あまり長い間使わないと変質してしまうから、コンスタントに減らして行かないといけないのだが、なかなかそうはならず、ドレッサーの引き出しにはまだ開封してもいないものもごろごろしている。 今日は自分の香水コレクションの話。 古いのをとっかえひっかえ使っているだけのため、ここにはほとんど新作の情報はありませんので悪しからず。 尚、☆印は自分の評価です。(5が最高) ☆☆☆☆☆まず、ディオールのミスディオール。 これは恐らく私の一生の定番になって行くだろうと思うグリーンシプレ系。 「ミス」の命名がミスマッチなほど大人の落ち着きがあって甘さがなく、しゃきっとしたい時には絶対これ。 ディオールの定番ものだと、ディオリッシモのほうが断然人気が高いようだが、ディオリッシモは私にはクサく感じる。(ファンの方、すみません) これと対になるメンズはやっぱりオー・ソバージュだろう。 オー・ソバージュも会議前につけていくと、かなりヤル気になるので大好きだ。 ☆☆☆☆それからグレのカボシャ-ル。 なんだか、その昔、元キャンディーズの田中好子がソロになった時(だっけ?)この香水の名前を連呼した歌を歌っていた時があり、その時はカボシャールって何よ?と思っていたが、後年めぐり会ったカボシャール。 意味は「強情っぱり」だそうで、不思議な香りだ・・・これもシプレ系に分類されており、白檀とオークモスの非常に印象深い香り。 これと似ている香りってあるかなぁ?(そりゃ、どこかにあるだろうけど) これは嗅いでいてイヤな人もいるだろうか、と思いつつ、時々カボシャール気分になったらつけてます。 ☆☆☆パコ・ラヴァンヌのメタル。 ネーミングの堅さ・冷たさを裏切るフレッシュフルーティ系。 たぶん、これはもう廃盤になったんじゃないかな・・・確か、もう1瓶残っていたはず。 ☆☆ジャンフランコ・フェレのフェレ。 オレンジブロッサムとベルガモットとイランイラン・・・この最初の出だしはいいのだが、その後に最後まで残るバニラ・アンバー系が後を引き過ぎるので、朝は好調でも、昼から疲れてくる日だと最後がキツくなる・・・これももう廃盤かも。 ☆☆☆キャシャレルのアナイス・アナイス。 これはもう、一日どっぷり少女の気分に浸りたい時。 果てしなくフローラルで、私いったいどうしましょ、という気持ちになってしまう。(笑) ☆☆アルマーニのアクア・ディ・ジオ。 大ヒット商品ですね。 フローラルフルーティと、マリンノートという触れ込みだが、ちょっと甘いほうがきつ過ぎて、マリンノートが引き立たない。 香りそのものは悪くないけど、もうちょっとあの甘ったるさをなんとかしてほしい。 ☆☆☆☆エスティ・ローダーのプレジャーズ。 朝、何もつけるものが思い浮かばない時はこれに限ります。 持っている人が多いので「プレジャーズでしょ?」とよく言われてしまうが、このフルーティグリーンフローラルは王道だと思うし、なにより気持ちが引き立つ。 ☆☆☆☆イッセイ・ミヤケのロー・ド・イッセイ。 確かオゾン・ノートとか・・・これが世に出てきた時は衝撃でした。 「どこからこの香りがするんだろう?」と街行く人を追いかけたことがありましたね。(笑) これを探し求めて(周りでつけていた人は当時なくて、聞く人がいなかった)高島屋の香水売り場であれこれ試して、あ、これだと思って買ったらジバンシーのフルール・ダンテルディだった。 それはそれでよかったんだけど、やっぱりロー・ド・イッセイは当時、画期的な香りだったことは間違いないと思う。 ☆ジバンシーのアンサンセ・ウルトラマリン マリンノートを意識し過ぎて、ちょっと失敗しているなと思うところがある。 恐らくアンバーとフゼアがきつ過ぎると思うのだが、香りがいつまで経っても消えないので、失敗も長く感じてしまう。(爆) シャネルの☆☆☆19番と☆☆☆☆クリスタル シャネルの19番がやっぱり一時はものすごく好きで、若い頃は長年愛用していたけど、どうもアルデヒド系が苦手なのか、最後の頃の香りが自分に合わなくなってくる。 アルデヒド系が苦手ということは、当然シャネルの5番はダメ。 クリスタルのほうが後味がさっぱりしていていいなと思っていたら、シプレ系だったからなのね。 自分の嗅覚のキーワードはやっぱりシプレ系らしい。 ☆☆☆☆エルメスのオー・ドランジュ・ヴェルト。 これは軽いオーデコロンで、言ってみればエルメスの青いみかん、という感じなのだが、ずっと前からあったと思っていたら、ここ5年くらい前の結構新しい作品らしい。 とても普遍的なシトラス系で、男女誰が使っても問題ないけど、いかんせんオーデコロンだから、香りはほぼ一瞬で消える。 ☆☆☆☆ゲランのルール・ブルー これは友達に買ってきてと言われて買った時に、ゲランのお店で吹きかけてもらったら気に入って自分の分もそこで買った。 いわゆるフロリエンタルに区分されているらしいが、温かみがあって甘い香りだが、甘ったるくならず、いい具合に甘さがしめられている。 私としてはグレのカボシャールと同じような位置づけだが、こっちのほうがもっと高くて、いつもかもは使えない。 ☆☆ランコムのアトラクシオン これは今年、久しぶりに買ったもの。 好きなパチュリとアイリス・・・と書いてあったので、試しもせずに飛行機の中で買ったら、うーん、ちょっと甘過ぎ。 甘さとしてはこれが限界で、予め試していたら買わなかったかも知れないが、実際に使ってみるとそう悪くはない。 ちなみにランコムのトレゾァはタダでもらっても使えません。 ***好き勝手なことを書きました。 やっぱり、いちばん好きな系統は何をおいてもシプレ。 それからグリーン→マリン→シトラス→フルーティ→フローラル。 苦手はムスク・アンバー・バニラのどれかがラストノートで漂ってくるやつ。 全般的に甘い香りは苦手だということか。 今、狙っているってか、ほしいなぁと思っているのはグッチのラッシュ。 ラッシュ2のほうがどうも売れているようだけど、香水についてはコスメそのものと違って、大多数の人が好きだから自分も好きになるとは思えないので、やっぱり自分が好きなものを納得して選びたい。 トレゾァなんか、一時、街のどこを歩いていてもあの匂いがしていて、倒れそうになったこともあった。 グッチのラッシュ以外に迷っているのが、ディオールのディオレラとディオレッセンス。 70年台に発売されて、すでに廃盤になっていたはずだけど、一説には復活したとの話も。 昨日のうちに、この2つを売っているいちばん安い業者を見つけたのでクリックしそうになったが、よく考えると、その昔、この2つは買ったことがある気もする。 次に実家に帰った時にタンスの中をもう一回探してみるまでは、やっぱりクリック厳禁だ。 その前に、まだ未開封のままになっているバナリパのWとMとクラシック、それからフェラガモのフェラガモも早く使ってみなきゃ、なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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