ちゃと・まっし～ぐ～ら～！

普段から、ちょっと眼を惹いたコスメがあるとついつい買ってしまうクセがついてしまったために、ドレッサー周辺は大変なことになっている。（自爆）
でも、これは片付かない人には共通の観念なのではないかと思うが、どうしても「イヤ、絶対にまた使うはず」という、ヘンなところでもったいながってしまうところが災いしているのだ。
そう思った私は、この間からしばらく「使うはずと思ってはいたけれども、やっぱり使わないじゃないか」コスメ群を惜しまずに捨てることにした。

今週捨てたのは
＊AV●N UKで買ったティント乳液
いわゆるファンデーションよりはもう少し気軽な色つき乳液といった類のものなのだが、最初からファンデーションではなくて色数が少ないものは、やっぱりイギリスのものは色が濃いめなのだ。
ちょっと週末の買い物に出かけるにはコレくらいでいいかなと思ってつけてパウダーを上からはたいておいても、首から上だけがえらい黒い。（笑）
あまりにも首の上下で色が違ってしまうので、思い切って捨てよう。
そう思っていたら、この間、雑誌だかインターネットだかで「ニナリッチの下地のバーズ・ニュアンセ（持ってるじゃないか）をつけて少し色が濃い目のファンデーションをあわせると立体感が出てキレイに見える」と書いてあったのを読んで、キキキーっと捨てる意欲にブレーキがかかってしまった。（爆）
そうか、これはひょっとしたらこの手があったか、と思って少し捨てるのを保留したが、考え直してやっぱり捨てた。
それを試すなら、すでにもうやっていたはずなのにやらなかったってことは、やっぱり意識下に「合わない」と思い続けていたからだろう。

＊ジョルジョ・アルマーニのファンデーション…高かったのにぃ（泣）
これはホントにもったいないといえばもったいなかった。
コレを買った少し前、雑誌にはアルマーニのルミナス・ファンデーションはまるでファンデーションの新時代の寵児のように書いてあったから、ある時、ヒースロー空港で思い切って買ったのだ。
しかし、また色選びで失敗した。（←懲りないヤツだ）
イギリスではいつもトーンの濃いファンデーションばっかり勧められるのにヘキエキしていたので「ちょっと白っぽいヤツ、ちょうだいよ」といって買ってしまったのだが、やっぱり美容部員のお姉さんをあなどってはいけない。
喜び勇んでおニューのこのファンデをつけてみたら、なんとお公家さんの嫁さんが壁を塗ったような顔に出来上がってしまい、心霊写真と間違えられそうになることがわかり、長く封印していた。
いつか色の濃いものと混ぜて使おうという気もあったのだが、実はこのファンデは雑誌のレビューとはぜんぜん違っていて、質感が重くて重くて伸びが悪い。
顔の上で伸びもせず、いつまでもひとところに鎮座している感覚だ。
誰だ、雑誌で「するするとよく伸びる」みたいにウソ書いてたヤツぁ。
もう責任者出てこいの世界である。
高かった、という後悔だけでここまで捨てずに置いたが、絶対に使わないものを置いていることのメリットはない。
心を鬼にしてこれも捨てた。

＊ジュ●ュ化粧品の「ヒアルロン酸」
これは安かったが、それでも失敗は失敗だ。
いわゆるヒアルロン酸の原液なのだが、こーれーはぜんっぜん使えなかった。
このヒアルロン酸は保湿成分ということで、この原液を顔につけた後で乳液やクリームでフタをしておくと保湿に最適という話だが、まー、こんなに合わなかった不作も久しぶり。
最初、知らずに朝の準備の時にこれをつけ、乳液をつけ、下地をつけてファンデーションをつけたら、恐怖映画のように顔がもろもろし始め、つけたものが全部おシャカになってしまうほど顔がぐちゃぐちゃになった。
朝にコレは禁物なんだなと学び、夜のお手入れにこれを取り入れ、クリームでフタして完了と思ってテレビを見ていた時、たまたま無意識に顔に手をやったら、また恐怖映画の2のように顔がもろもろし始め、まるで顔全体を消しゴムで全部消したほどのカスが出て怖かった。
時期を改めて何度もいちばんいい方法を模索したが、保湿の効果を味わうどころか、このもろもろ・カスカス攻撃にはほとほと愛想がつきて、捨てた。
もちろん何かの既存の化粧水に混ぜて使うという方法もあるが、化粧品の気持ちをはかってあれこれ使い道を考えてやるほど私はボランティア精神にあふれていない。
こっちがモノに頼っているのに、どうしてモノの活きる道をこっちが頭ひねって考えてやらないといけないのかと思うと腹が立つばかりだ。
まあ、出だしを考えると、顔の皮膚が乾燥するという経験がほとんどない私にとって、コレは最初から買わなくてもよかった商品だったのだが、なぜか心を惹かれて買った私の負けだ。

それ以外の商品はがんばって使っている。
使っているが、別に目からウロコが落ちるほどの効果のあるやつもない。（爆）