カテゴリ:コスメ
はぁ~、やっぱりこの時期になると仕事も忙しくて、文字通り髪を振り乱して・・・という感じの毎日になってしまう。
ロンドンに住むようになってから白髪がぶわ~っと増え始め、今や毛染めをやめたらいったいどんなになっているか想像するだけでコワイ。 「ホワット・ライズ・ビニース」よりコワイかも知れない。 最後に毛染めしてから、もう2ヶ月も経ってしまった。 普段から髪を短くして無造作にほったらかしにしているのだが、会社で電話を取る時にはヘッドセットをつけるので、まるでカチューシャをつけたみたいになる。 毛染めをして1ヵ月半くらいも立つと、耳の横の生え際のところから白いものが見えてきて自分でもイヤになる。 ちょうどこれくらい期間が経つと、染料の余分な色が落ちて髪全体はわりあいいい色になっている頃なのに生え際の自己主張が激しくなり過ぎて、長く見てるとイヤになるので、染め直さないといけないのだ。 先週末にするつもりだったが、なんとなくだらだらしていて、気づいたら時間切れ。 昨日は早出で少し早く家に着いたので毛染めイブニングになった。 幸い、うちのシャワールームの壁面のタイルは毛染め液がついても、すぐに拭き落とせば何の影響も残らないし、一色で染めるだけだから美容院ではなく、いつも自分でやる。 このへんはまさに実益一辺倒なので、美容院で高いお金をかけてグラデーションにしてもらうつもりはぜんぜんないのだ。 日本でもロンドンでも美容院に行くたびに「自分で染めてるんですか?これじゃ美容院でやる必要はないですねぇ」と言ってもらい、多少のお世辞がはいっていても気をよくしてしまう。 薬局で買ってきた毛染め液を準備し、黒いゴミ袋の底辺の真ん中をくるっと小さく切り取り、端の2箇所も切り取って、パンツ一丁になって上からかぶり、首と両腕を切った穴から出す。 まったく人には見せられない醜態だが仕方がない。 箱の中にはいっている2つの液を混ぜ、生え際に特に念入りにつけ、後の部分は適当につける。 これをやっている間がまた臭い! この毛染め液っていうのはどうしてこんなに臭いのだろう。 まあ、それだけよくない化学薬品がはいっているだろうとは思うが、背に腹は代えられない。 それにずっと両腕を肩より上に上げたままの作業なので肩も凝るし・・・ まんべんなく行き渡ってからラップで頭を巻くのだが、生え際につけた液がたれないようにと気を遣って深い目にラップを巻くと、顔の一部もラップで巻いて引っ張ってしまうことになる。 巻き終わって鏡を見ると、首から上はまるでストッキングをかぶった銀行強盗のような様相で、首から下は黒いゴミ袋を着ているという醜態。 まったくどうしてこんなつまらないことで苦労するんだろうと思うが、やっぱり女性で「白髪混じり」というのは混じり方によってみっともないと思ってしまうのだ。 そのまま30分くらいはリビングでゴミ袋を着たままコーヒーを飲んだり、ネット徘徊をしたりして時間を経過させ、それから一気に染料を洗い落とす。 ここでまた臭さは一気に頂点に達する・・・ 決して体によくないのはわかっているが、やっぱり白髪のコントロールは難しい。 父方の叔母は65くらいから、見るも鮮やかな銀髪になっていて惚れ惚れする。 この叔母と私は顔や体質や髪質がよく似ているので、私もそのくらいの年齢になったらあんなふうになるかなと密かに期待しているのだが、あれくらい完璧に白くなってしまうまでが大変だし、年がいったからといって、誰でもあんなふうにきれいに銀髪にはならないだろうし。 1ヵ月半か2ヶ月ごとの小さな儀式。 単なる自己満足と言えばそれまでなのだが、ちょっとこれで気分はリフレッシュ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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