カテゴリ:言葉
今日は小ウルサい(笑)日本語小姑になってしまおう。
さて、これを書くのは特に楽天でおじゃましている日記の話ということではなくて、どちらかというと某・相談用掲示板からネタをもらっていることははっきり言っておこう。 実は私は某・相談用掲示板の愛読者であり、週末にヒマな時間があるとちょこちょこ見に行ってしまって、世の中の皆さんがどんなことを悩んでいるんだろうと、ひたすらデバガメ気分満載でのぞかせてもらうわけだ。 内容としては、おもしろいものあり、顔が見えないから言いっ放しで結構辛辣な回答あり、で、はっきり言えば、あそこでアドバイスを求めて役に立ったというのは料理のレシピ系とか「この歌、なんですか」系とかおもしろい本や映画のオススメくらいではないか。 それ以外はもう大抵が人間関係。(爆) いちばん多いのは嫁姑関係(相方の実家の親族を含む)で、次が結婚そのものについての相談。 結婚そのものについての相談は「この年までなかなか自分で納得できる相手に出会えず独身」「主人が浮気をしているので離婚検討中」「結婚して3年で会話がなくなった」等。 それから恋愛関係。 「結婚を考えて付き合ってきた彼氏がサラ金で借金しまくっていた」「別れた元カレへの未練が断ち切れない」「遠距離恋愛の思案のしどころ」 そして友人・同僚・ご近所関係。 「話しているといつも何かイヤな一言を言わずにいられない友達」「セクハラ系上司」「朝の7時から子供が勝手にウチに遊びに来てしまうのを監督していない近所の親」 いやー、内容を書き出すとあまりにも多岐に渡ってしまい、毎日ネタも見つかるだろうが、所詮は人のネタだ。 で、この際ネタの話は置いといて、そういう掲示板で書かれるトピックやレスの中で私がどうも個人的にかーなーりー気になる言葉や表現。 (どっちにしてもつまらん日記ですいません) *うるおぼえ うるおぼえ、なんて言葉ありますか? 要するに、はっきり自信を持って覚えている内容じゃなくて、確かコレじゃなかったか、というような話を出すのに「うろおぼえ」ということはありますが「うるおぼえ」は違うだろ? 時々、どちらも正しい場合や、片方が他方から派生している場合もあるので辞書を調べた。 やっぱり「うろおぼえ」が正しいじゃないか。 「うるおぼえ」って書く人、周りの誰かから言われたことってないのかなぁ。 *ご教授下さい それも言うなら「ご教示下さい」だろうが。 確かに「教授する」には、大学教授なんていう使い方以外に「学問や技芸を教え授けること」という意味があるにはあるが、何かで知恵を貸してもらいたいという場合には「教授する」は違うぜ。 言いたいことは漠然とわかるが、やっぱりいい大人がこういう言葉を間違っちゃいけないと思う。 *お知りの方 これが最近ではいちばん笑える。 「お知りの方がおられたら・・・」なんて、よく恥ずかしくもなく書けるな、と思う。 それなら「知ってる方がおられたら」と書くほうがストレートではあるが、間違いないじゃないか。 「お知りの方」という表現を見るたびに「お尻の方」を想像するのは私だけだろうか? *○○なんですよ、という表現の後に「?」がついて、なぜか無理やり疑問化させられているもの。 例えば「私は欲しいものがあると見境なくカードで買ってしまい、気がつくと毎月月収以上の買い物をしてしまうんです」というような悩みを20歳を過ぎた会社員が投稿したとしよう。 すると、レスの中で「しっかりして下さい。それは自分で解決するしかないんですよ?」と書かれているのが非常によく目につく! 「自分で解決するしかないんですよ」はいいが、なんでそこに疑問符が必要やねん・・・ まあ確かに、そこには「自分で解決するしかないってこと、わかってますか?」という気持ち込みなのはわかるのだが、それならそのように書けばいいのに「ナニナニなんですよ」と、結構決めワザ的に言い切っているにも関わらず最後に疑問符をつけて文を閉めるなんて、こういう書き方ができる人って自分で気持ち悪くないのだろうか? この文章って、読んでいてとっても収まりが悪いんですよ? *トビ主 これ、見たことある人、多いでしょ。 最初のトピックを立てた人に「トビ主さんのおっしゃる通りです」って書く人、なんでトビ主なの? トピ主という言葉自体も、こうしてインターネットで掲示板というものができてきたから出現してきた造語であるとしても、それはトピック(Topic)を立てた人のことだから、やっぱり一応はトピ主でしょうよ、それは。 成り立ちがわからないから「ロムってる」なんていう言い方も書き方も私はしないが、トビ主って書く人のその根拠が聞いてみたい。 ということで、まあこういうことを書くのを粗探しと思う人もいれば、イヤなら読まなければいいと思う人もいるだろうけれども、なんとなく書かずにいられなかったのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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