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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
obscur objet du desir 欲望のあいまいな対象 監督:ルイス・ブニュエル 製作総指揮:ウリ・ピカール 脚本:ルイス・ブニュエル/ジャン・クロード・カリエール 原作:ピエール・ルイス『女とあやつり人形』 ◆CAST◆ マチュー・ファベール:フェルナンド・レイ コンチータ:キャロル&ブーケ/アンヘラ・モリーナ レースを縫い合わせる女:アウベスタ・アリエール 1977年 スペイン、仏 テロの危険に満ちたセビリア。 初老の紳士フェルナンドは、乗り込んだ電車の中で1人の女にバケツの水を被せられる。 驚く相客に、彼は女が悪魔であることを語りだす……。 この作品は20年以上前に一度だけ観ただけだけど、ラスト近くの血染めレースの上着を繕っている女性と、それを観ているコンチータの冷ややかな目つきが鮮明に心に残っています。 そのコンチータは庶民的で気のいい女、そして洗練されておぼこい女という二面性を持ち合わせる女性。 それを肉感的で陽気なアンヘラ・モヘーナと痩身で知的なキャロル・ブーケが演じ分け、さらに二人の声は第三の女優によって吹き替えられている。 なんと宇治金時は映画を見終わり、パンフレットのキャステイングを見るまで、この『三人一役』に気がつきませんでした。 ルイス・ブニュエルの悪戯がたっぷり溢れた本作は、シュールレアリズムの巨匠の遺作にふさわしい作品だと思います。 宇治金時電影館 INDEX TOP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 3, 2007 10:43:10 PM
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