経営と営業
昔、資格学校の講師をしていたことがあります。その当時、入学説明会というものも担当してました。その資格に関心のある方に、資格の仕事の具体的内容やその資格の試験内容や勉強方法、その学校の講座の利用方法等を説明して、入学して頂く仕事です。 そもそも行政書士や司法書士・社労士という資格に興味のある方が説明を聞きにいらっしゃるので、入学して当然だと思うのですが。 私の場合は、入学率は90%ぐらいでした。その学校は、法律系の他に税理士等会計系、シスアド等コンピュータ系の講座がありました。 講師は専任・非常勤合わせて全部で千人ぐらいいました。法律系講座は受講料が高いこともありますが、私は全講師中の中で売上げも入学率も、ほぼトップだったようです。 いつしか、周囲から「営業」の山崎と言われるようになりました(本業は講師業ですが^^;)。 行政書士等の資格を持っているのに何故開業しないのか不思議がられてました。 そこまで周囲から思われると、「私なら、開業したら割とスグ事務所経営は軌道に乗るかもしれないな。いつまでも雇われ校長(兼講師)などやっているのももったいないかな。」と少し勘違いしだしました^^;。 モチロン、営業だけでは事務所経営は成り立ちません。まして、雇われの時は、会社は年間数億円以上の広告費をかけ、何十年も創業しているという実績もあります。 会社の大きな「看板」の下で働いていて挙げた実績にすぎません。 ある程度は分かっているつもりでしたが、「山崎事務所」という看板を浸透させるのには大変時間がかかります。まだ、その道中にいます。 経営者としてのノウハウもBRUSH UPしなければと、常日頃から考えております。