全て
| 中国ドラマ
| ドラマ
| イメージビデオ
| 韓流映画
| バラエティ番組
| アメリカ映画
| 日本映画
| イギリス映画
| アイドル
| K-POP
| 韓流ドラマ
| 海外ドラマ
| 女子アナ
| カナダ映画
| テレビCM
| モデル
| SF作家
| 讀書録
| レバノン映画
| イスラエル映画
| アスリート
| SF雑誌
テーマ:海外長編SF小説(45)
カテゴリ:讀書録
ひとことで言ってしまえば 未知のウィルスによる ディストピアSF小説なんですが なんだろう この読後に残った この寂寥感は このウィルスには SFとしてもかなりユニークな物語が用意されていて 驚かされますが それらは この作品の あくまで背景にとどまっていて 主題は まずウィルスがもたらす悲劇である死であるとともに そんな 死と向き合って生きなければならない世界において 人々の喪失感や 家族のありかたの再構築の物語に コロナの悲劇を経験してきた 私たちの胸に迫るものがありました 今にいたっても 解決できていない 人が生きて死ぬことの意味を これからの未来にむかって どのように考えればいいのか 問いかけられている そんな作品ではないでしょうか 本書を 創元海外SF叢書の一冊ではなく 海外文学セレクションとして出版された意図も そのあたりに あるのでしょうか あまりに重い内容に 受けた感動を言葉にしきれないことが 残念ですが 感想は これくらいにしておきます 『闇の中をどこまで高く』 HOW HIGH WE GO IN THE DARK (2022) 著 者 セコイア・ナガマツ 訳 者 金子浩 発行所 東京創元社 海外文学セレクション 初 版 2024年3月8日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 14, 2024 03:35:47 PM
コメント(0) | コメントを書く
[讀書録] カテゴリの最新記事
|