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スイスは今日は朝からずっと雨・・・。久しぶりに「どんぐり倶楽部の文章問題」とチャレンジ一年生の添削問題に取り組んだ。
●「おうちの日本語」を超えるための無料教材の紹介「小学生からの社説配信」 海外で日本語の第一の壁はいかに「おうちの日本語」を超えるか、ということですが海外では中々いい教材が見つかりません。(家では日常会話で終わってしまいますね。) そこで小学生から高校生ぐらいまで(大人でも読んで面白い)日本語の教材として役に立つ無料サービスをご紹介します。現役先生有志の教育を考えるグループがやっています。一度このサービスは廃止されましたが、最近復活しました。 普段読む機会のない地方紙など様々な新聞の社説が配信されます。(ワードで打ち直された添付ファイルを月一度配信してくれます。)最新の配信では、赤ちゃんポスト、地球温暖化、人口問題など、小学生にも興味のある話題が豊富です。 海外で日本語を習う外国人の方の教材としても使えそうです(日本語検定2級位から)。 同じ題材で書かれた社説が数紙分届くのは、一つの物事に対して色々な見方を知る、ということだそうでとても興味深いです。 ご興味のある方はこのHPから申し込んでください。HPに書かれていることもとてもいいです! http://happytown.orahoo.com/mirainokensetsu/ ウチは子供たちがまだ小さいので、面白そうな話題を選び、私が読んで易しく解説して、母子で対話、という形で使います。 ●どんぐり倶楽部の文章問題 =============================================== 0MX04> 月 日( ) きょうは、もぐらの モグモグが 買い物に 行く日です。となりの 何でもやすいよしょうてん では、何でも 1個につき 2円 ひいてうってくれます。モグモグは 1匹 12円と書いてある ごちそうミミズを 2匹 買いました。何円 はらえば いいでしょうか。 ================================================= この問題もオモシロかった! レイナはまず線で上下仕切って、上に一円玉を12個描いて、二円分をオマケにした。次にまた一円玉を描くかと思いきや、なぜか2円玉。「この方が早いでしょ」って。突然の二進法発見か(爆)。10円1個、1円玉2個描いたほうが早いだろうが、日本のお金は普段見たこともなく、スイスでは10ラッペン(10円)、20ラッペン(20円)コインがあるので、そのつもりか? とにかく子供の自由な発想を邪魔しない。10円と1円玉を2個描けばいい、とか12から2を引けば早い、と教えるのは簡単だし、理解もするだろう。しかし、年長や小学生で大切なのは自分なりのやり方や工夫、ひらめきが沸くのをじっくり周りが待ってやることだろう。 回答を出したあと、なぜか「円」の成り立ちを自分で考えて書き始める。”回→◎→円”になったのだと。会社から帰ってきたパパにも自説を熱心に説明(笑)。 そして買い物かごを持ったモグモグ君を描いて、ちょうど横に線が引いてあったので、ショッピングセンターにしたとか。階段で地下の売り場に下りるとリスとウサギ用の売り場があるとか。リスにはどんぐりが、ウサギ用売り場には花が売っているとか。(野原の放し飼いのウサギが花を食べていたらしい)。 A4の紙自体がお店になってしまって、屋根まで作った。「屋根にウロコを描くの♪」って、「瓦でしょ」・・・(苦笑)。とても楽しそうに描いていた。 ●チャレンジ1年生の添削問題 8月号は観察レンズが付いていて弟と取り合っていた(笑)。届いた日に二人して本を全部読んでしまった。今月号の添削では「夏休みの思い出」の絵日記を書くとかで、レイナは8月1日のスイスの建国記念日に祖父母と花火大会を見に行った様子を描いた。 絵の中の子供はレイナで、手に持っているのは「ヌンチャク」ではありません(笑)。 ランピョンと言って、8月1日のスイスの建国記念日には子供たちが手にスイスの国旗やカントン(州)の旗の絵が描かれた提灯を持ってパレードします。以前は蝋燭を点していたのですが、子供が振り回してよく燃えていました(爆)。なので最新型は手元にスイッチのあるハイテクな安全ランプの提灯です。国を愛するスイス人の思いが伝わる建国記念日のイベントです。 東京でもスイス人コミュニティーはホテルの庭で集まって、ランピョンを持ってこの日をお祝いしています。そう言えば私と夫が出会ったのも、9年前の浦安のヒルトンホテルでのスイスの建国記念パーティでした。 スイスの花火大会は夜10時頃から始まるので(夏は9時過ぎまで明るいので)、今まで子供たちを連れ出したことはないが、祖父母のところでは夜の11時ごろまで外で遊んでいたとか。初めて見た花火大会がとても楽しかったようで、何度も花火の様子を話していた。思い出が山ほどあり、話したい事、書きたいことが一杯あるようだ。 今日はこの辺で~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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