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2017年08月13日
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(Facebookより転載)

◎母親の「タメ言語」の発語?

子供にタメ口で話すんか?と老眼なので一瞬読んじゃいましたが正しくは「メタ言語」です。

ブログにも何度か書いてますが、海外で子供たちが全く苦労せず高い日本語力を身に着けさせるには写真にあるように「母親のメタ言語の発語(言葉を別の言葉によって説明すること)」が大事ですね。ま、この研究が示すように海外ハーフっ子に限らず日本の子にとっても大事ですが、特に海外だと日本語は母親がメインになりますので母親の毎日の意識でかなり違ってきます。

ウチで子供らが赤子、幼児の頃から実践してきているのは、言葉を別の言葉で言い換えるに加え特に「難しい言葉、社会の言葉で言い換える」ことです。

例えば子供ら幼稚園児

「家を買った~」は「売買契約を結んだ」
「皆で頑張ったけどダメだった~」は「徒労に終わったか」
「みんなで頑張った~」は「一致団結したんだね」
「みんなで決めた~」は「多数決だったの?民主的だね。全員一致ってことだったんだね」
と言った具合に。

時々、使った難しい言葉を裏紙に太いマジックで書いて見せておきます。口語だけだと、日本語は同音異義語も多いし、漢字を見ると意味がよく分かるようになってくるので、口からの言葉だけではなく、書いてちょっと見せておきます。書いて見せるのは、その時でもいいですし、次回の暇な時でも構いません。

日々の生活をこんな感じで過ごしていって、子供らは全く勉強らしい勉強もせず、日本語能力試験N1に合格しました。
公文では「日本語教材」と「国語教材」があるらしく、海外で日本語を学んでいる子供も、公文の教材を使う場合もあるらしく、日本語能力試験のレベルとそれに該当する教材が案内されています。

N1受験用の教材は「日本語教材」ではなく日本の中学生が使う「国語教材のIレベル」を使用するそうです。
レイナは中2でN1満点合格、ルイは小6でA判定合格(2問だけ間違えた)でした。つまり公文の教材レベルによると日本の中学生レベルの国語力があったと言うことになります。日本の中学生を超えていた、と言えるでしょうか。

(因みに日本語能力N1で一番難しいのは長文読解です。これは教材でトレーニングしても出来るようにはならないなぁ、とウチではやっていませんでした。そもそもつまらないので、こんなの家でトレーニングしてたら子供ら日本語が嫌いになりそうだったので。私もやりたくありませんでしたね(~o~)
日本の国語の長文読解みたいですが、日本の中学生用に読解問題より長文が難しい印象ですね)

いかに毎日の母親との丁寧な会話が大事か分かりますね。母親は意識して、タメ口(-_-;)じゃなくて「メタ言語を発語し」、難しい表現、熟語などを使って言い換えるようにするのを癖にします。
お母さんが普段「メタ言語」ではなく、「タメ口発語」で子供に接しているのに、ある時だけ「さあ、日本語の勉強よ!漢字を書きなさい!音読しなさい!」では子供が可哀そうです。

ちょうど今晩も、夜の10時、子供ら寝る前にマッサージをしてくれて、その間、レイナが「オウム真理教」のドキュメントを観たので色々話していました。
レイナが「宗教団体だと税金を払わなくていいってなってて~」と言ったので横たわりながらも私は「そう、宗教法人などの公益法人は原則非課税なんだよね」と言い換えました。
「そうそう!」とレイナ。

これを聞くと子供らは漫画の「カバチ」や「クロサギ」で読んでいた課税、非課税を思い出します。
難しい言葉も、母親の発語、漫画、本、ネット動画など色々な角度から聞いたり見たり読んだりして、知らないうちに覚えて行きます。
母親が毎日意識して日常会話を超えた難しめの会話をする、コレが子供らにとって一番簡単な日本語力向上の鍵だと思います。


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最終更新日  2017年08月13日 17時40分25秒
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