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カテゴリ:北海道旅行記・冬の旅行は北海道が正解か
3.空港は寒かった
自宅の大和から羽田空港までは車で一時間。 駐車代も大分お安くなったので家族四人で移動することを考えるとコチラの方が楽だしお得。四日間駐車で一万円かからない。更に欲をいえば、アメリカの座間キャンプまでは車で十分! の距離なので将来的に座間キャンプから飛行機が出るようになれば更に国内での移動は楽になるので是非にとも早く実現して欲しいと思う。 羽田到着後はパンとジュースで朝食! 空弁というのを何度か食べたがどうも口に合わない。手荷物検査を受け、のそのそとゲートへ向かう。同時多発テロ以来、手荷物検査は厳しくなったというけれど、日本では「水分」の保持は認められるようになったようだ。もしかしたら、元々認められていたのかもしれないけれど、海外出国と違うとは気がつかなかった。 羽田空港から函館空港までは一時間十分。自宅から新宿に出るよりも近い。 私は完全なる方向音痴であるが故に長距離の移動が苦にならない。そうしたストレスに生まれつき鈍い体質なのだ。 「うわー北海道なんてよくそんな遠い所に気軽に行くね」 「マザー牧場行くのと時間変わらないよ そんな大袈裟な話ではないと思うけど」 どうもこれは普通の人には理解出来ない感覚であるらしい。 ガタガタと音をたて空港に降り立つ。 極度の車酔い体質である私はこの時点で頭痛を発症。しかし子供たちは「ジェットコースターだ!」と他人事のノリノリ基調。手荷物をカウンターで受け取り函館駅へのバスへ乗る。この時点であたりは一面の銀世界。「フリース素材」の手袋はスカスカと風が抜けてしまい手袋の用を成さないのでやむなく三秒でプライドを捨て、ごつくダサイ「防寒用」手袋に交換し、頭は毛糸の帽子をかぶる。大袈裟だ大袈裟だと思ってもきちんと用意して来て良かった! と思う瞬間である。 「うわー雪が一杯! 遊ぶぞ!」 寒い寒い。それどころじゃない。子供たちは旦那のダッフルコートに雪を投げて遊び始めた。なるほど。ダウンコートに雪がかかるとサラサラ落ちるのが起毛となっているダッフルの場合は雪が引っついてひどい状態になるのね。なるほど。今回の旅行の為子供たちにダウンジャケットを買っておいてよかった。 「俺のはなんで買っておいてくれなかったんだ?」 「子供のはいちまい二千円で安かったんだけど、あなたのは五千円以上するのよ。で、買ってきたのはいいけど気に入らないで着ないなんていったら勿体ないでしょ」 文章を書く人間の言い訳はいくらでも出てくる。 ちなみに私は二枚のダウンを所持。旦那のダッフルコートは十年以上前学生時代に買ったものだそうだ。物持ちが良い? いや誰かが買ってくれないからやむなく着ているのだという発言もある。私はついついバーゲンで……買ってしまったというのは良くある話である 「でも寒い。車酔いの気持ち悪い気分が一瞬で吹っ飛んだような気がする」 北海道はやはり日本の一部じゃないかもしれない。関東人はこのような地区で生きていけるのかしら??? バスの中はポカポカあたたかく、ジャケット類は脱いでノンビリ雪景色を堪能した。こうしてバスは大きなトラブルも渋滞もなく一時間ほどで函館駅に到着した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 15, 2009 08:40:14 PM
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