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カテゴリ:今鳥を語ろう
7.ウコッケイ
今まで食べた卵の中で何が一番美味しかったですか? と聞かれたなら、迷うことなくわたしは「ウコッケイ」と答える。よくわたしは「死んだらあたしが貰おう」と守銭奴らしく母の宝石類を物色しているが、娘は「ウコッケイ」を狙っているという。母が死んだら全員を引き取る予定だという。 「ウコッケイの卵は最高。あたしはあれを毎日食べるのが夢なの!」 ただでさえ狭い庭がどうなるのだろうか。 しばらく先の事であろうから、この件に関してはあまり深く考えないことにする。 2-3日に一個しか卵を産まないため、ウコッケイは10匹以上実家で飼われている。とはいえ卵を産まない雄は必要ないから……。と食べるのではなく、これは「小学校」に寄付しているのだという。 「すいません。ここに来れば鳥がもらえると聞いたのですが、今小学校の小屋には鳥が少なくて……」 きっかけはこうした小学校からのアプローチだったという。かくして小学校にウコッケイの雄ばかりが集まることとなったそうだ。これで一匹メスが混じると彼らは死ぬまで闘うのであろうが、メスは実家で手厚く飼われるので小学校に里子に出されることはないそうだ。 ウコッケイは気性が優しいので、飼うのもそう手間はかからない。 家畜を飼ってみたい人にはお勧めの鳥である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 19, 2009 07:16:09 PM
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