フランス軍参謀本部報道官は19日、対リビア軍事介入で出動したフランス軍機が同日午後、リビア国内で最高指導者カダフィ大佐が率いる政府軍の軍用車両数台を攻撃、破壊したと発表した。
カダフィ氏が41年以上にわたって君臨するリビアへの軍事介入を容認した国連安全保障理事会決議は、カダフィ政権の攻撃から市民を保護するための武力行使を認めており、飛行禁止空域の監視に次いで対地攻撃も開始された。
★米英 巡航ミサイル110発超
リビアのカダフィ政権に対する軍事作戦で、アメリカ国防総省は、アメリカ軍とイギリス軍の艦船や潜水艦から、リビア国内の20か所以上の目標に対して、あわせて110発以上の巡航ミサイルによる攻撃を行ったことを明らかにしました。