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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:柴田よしき
出版社: 光文社 (2005/6/14) ★★★★☆ 元中学校教師で作家の浅間寺は京都の山間の農家を借りて、相棒のチャウチャウ犬とのんびり暮らしている。 今回は犬のサスケ目線では語られることはありませんでしたが、場面場面でサスケがしゃべりそうなことを想像しちゃいましたね。 正太郎の話もちょこっと出てきました。 村祭りで踊るので見に来てほしい、とファンからのメールが浅間寺の元に届いた。 その村は風神村という地図にも載っていない村だった。 その村に着いてみるとなんとも懐かしく、40年前にタイムスリップしたような様々な光景が目に飛び込んできた。 ゼルフィスという風の神様を祭る催しで、ゼルフィスの舞という踊りを彼女たちは踊るらしい。 毎年4人が選ばれゼルフィスの舞を踊るのだが、必ず一人に死が訪れるというのだ。 そして現実に一人の少女が楽屋で殺されてしまう。刃物で一突きだった。 村から脱出したいと心の中で思っていた少女たち。アヘンの元、芥子を栽培していた男。よそ者を住まわせていた男。誰が少女を殺したのか…。 終わり方は、まー、あれで良しとしましょう。(謎) 「ブナの木」を伐採し、杉などを植林した結果、豪雨により山が崩れやすくなった。ブナの木は根が深くて水分をよく吸収してくれる、とのことです。 なるほどねぇ。 風精の棲む場所 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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