森にツリーハウスを造る
今日はいつもより早く出勤し、来訪者を待っていた。掃除をし湯を沸かし、犬がせがむのでボールを投げながら草を摘む。カゴいっぱいになっても来訪者は現れず。約束の時間を間違えたのだろうか。こちらが思っていた時間より1時間遅れて到着。やはり約束の時間をどちらかが間違えていたようだ。夏前にお電話をいただき、ツリーハウスを造ることを頼まれたのだが、夏は既に予定がいっぱいでお断りしていた。秋になって再度ご連絡。安請け合いはできないので、お話しをうかがってからということでのご来訪だった。一人の子どもが蹴ったサッカーボールを探しにいって、子どもが見つけた場所。旧校舎の廃材が捨てられていたところを子どもたちと1年かけて片付けている。割れたガラスを1000枚は拾った。地域の人にも協力してもらって、森の活動をしている。森で過ごす事が子どもたちは大好き。心が荒れているときも、森にいくと子どもたちは落ち着く。国語の授業も森でやる事がある。ツリーハウスを造りたいと子どもたちが言い出した。担任が変わっても、森は変わらず子どもたちの場所であり続けるために、ツリーハウスを子どもたちの気持ちをひとつにする場所にしたい。ともかくその森を見てみよう。今週中にでも。来訪者のお話しで心を動かされたのだった。これから毎週木金は、18人の子どもたちと過ごす事になるだろう。