精神障害者H.H実習
高齢者H.H時代に申し込んでいた 精神障害者ヘルパー講座座講が終了し 座講のときの日記施設実習に行きました今の職場は障害の種別を問わないので 精神障害の人もいるのですが実習先は精神障害のみの通所施設でした思ったより ずっと明るく やわらかい雰囲気の施設で通所のみなさんと一緒に軽作業をしましたここでは朝の会で 1人づつ思ったことを話しますこの日は「最近思ったのだけどやっぱり一歩踏み出せるように気持ちを持っていかなきゃだめなのかな」と口火を切った男の子がいてとてもポジティブな雰囲気ですすみましたが もちろん 何も話したくない方もいましたし話していることの脈絡がつながらない方もいましたそれから 軽作業をしながら ボチボチとみなさんの会話のジャマにならない程度にお話に加えてもらいながらの一日でした明らかに幻聴に惑わされている人見るからに 精神障害と思われる人寡黙に作業を続けるだけの人いろいろな方がいらっしゃいましたがどうみても普通にしか思えない人も何人かいて見たかんじはもちろん話をしていても ごくごく普通の むしろかっこいいじゃん という青年もいてびっくりしましたでも 話を聞いていると 5年間ひきこもりだったとのことでこんな立派な青年で 持てる力を発揮できそうな人なのに午後から登所してきて 軽作業とおしゃべりをして1日を過ごしている・・・診断書がないと通うことができない施設なのでお医者さまにかかっている人ばかり統合失調症(精神分裂症)の方はもちろんこう なんというか生きにくい状態から うつなどの気分障害やストレス関連障害の方も多くそういう方と接していると非常に身近な障害で いつ何時 自分も含めて周囲の人が罹患するかもしれない という症状だと思いましたここは 利用料はなしお弁当持ちでお茶代のみの負担でした施設での軽作業のほか 近くの工場や作業所に出向いての仕事もありましたが 大半の方は外に出て働くことを望まず 施設での作業をしていましたこういった場所のことを世間の人はどう思うか わかりませんが居場所が必要な人家から出ることが目標の人 にとってとても貴重な空間なのだと キリキリと痛感しました精神障害 というと とても怖いというイメージがありますいろいろな症状がありケースは様々で ひとくくりにはできませんがひどく苦しい状態であることは間違いありません治療や投薬によって改善できるとはいえ長い闘病や服薬のため社会復帰がむずかしかったり誰かの手助けが必要なことが多いのですちょっと聞きかじっただけで多くを語る資格はありませんが身体障害が少しづつ認知されてきたように精神障害についても 世間の理解 があるといいのに と思いました ついこの前までは理解しようともしなかったのにね!(苦笑)1日すごした施設利用者の方がどう思っているかわかりませんが何も知らなかった実習生としてはとても とても 有意義な1日となりました