Ford 999 Racer
これは夫のおみやげで、ピューター製のシンブルです。ヘンリー・フォード・ミュージアムで買ったと言っています。記憶が確かであれば。なにぶん、もう十数年前のことなので。(笑)でも、このイラストを見ていると、たぶんそうなんだろうなという気はします。このイラストの車”Ford 999 Racer”は、1902年、”the Manufacturer's Challenge Cup”に出場するために造られ、1904年には世界最速の時速91.4マイル=時速約150キロメートルを記録したそうです。このサイトに実物の写真と英語の説明があります。ピューターというのは、錫に少量のアンチモンや銅を加えた合金です。昔は鉛を入れることもあったようですが、最近では鉛は使わなくなっているとか。融点が低いので複雑な形への細工も容易です。タイトルにある写真も同じピューター製のシンブルですが、私はこの材質のシンブルが一番好きです。ピューターの質感が好きなのと、楽しい形のものが多いから。****************ちょこっとメモ*****************★フォードの功績当時、実用的なものではなく、富裕層の玩具のような存在であった自動車を、自動車を製造している労働者がその自動車を買えるようになることを目標とし、ベルトコンベア方式を取り入れ、大量生産によって価格を下げ、世界初の大衆車「T型フォード」として世に出した。他にもいろいろあるのでしょうが、これが一番有名な功績のようです。