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カテゴリ:ヘミシンク
スピリチュアルなワークの中で、 「自分で前世を見る」とか、「意識の中で○○へ移動する」とか、「今いるところがどこか」、というようなことを『みる』という作業があります。 でも、どういう風に見えるのかわからないという事がよく言われるので、私個人の見え方なのですが、例として書いておきます。 あくまでも私個人の見え方なので、もっとはっきり見える方や、ぜんぜん違う風に見えるよってことももちろんあると思います。 そして、私の見え方も、その日、その時の状況やタイミングによって違いますのでご了承ください。
クリスタルワークやヒプノセラピー、ヘミシンクなどの誘導CDなどを聞いて、他人が自分の意識の状態を誘導してくれるとやりやすいです。 初めに軽く目を閉じ、呼吸を整えたりしますね。 その時はいつもより深く呼吸すると思います。吸う前に息を吐くことを意識して思いっきり吐いた後、空になった肺に新鮮な空気を送り込みます。 その時の視覚的イメージは、『脳みそを明るくする』感じです。その明るくなった脳みそのてっぺんから、息を吐くときにこの明るい光を出します。 その明るい光は、シャワーのように自分の体を包み込み、自分の体の外側に光の繭(まゆ)を作ります。 私の場合、この繭の色を薄い光り輝くピンク色にしています。自分の好きな色、もしくは白い光でいいと思います。 この白い光は足の裏やベースシャクラ(チャクラ)から吸う息と一緒に吸い込まれ、体の細胞を足から頭に向かって光り輝かせながら通っていき、また頭の上(クラウンシャクラ)から出て行きます。 これを意識的に視覚化して行います。実際に見えなくても「こんな感じだろう・・・」という想像でOKです。 手が動くようでしたら、手を光の道順にそって動かすとイメージしやすいでしょう。 これは、ヘミシンクでいう『共鳴エネルギーバルーン』、メロディ♪クリスタルワークでは『サーキュラーブリージング』にあたります。
次に、自分がいる場所の見え方です。 自分がいる場所を自分で設定していく場合、たとえば『美しい庭園が目の前に広がっています』という誘導の場合、自分が知っている庭園を思い浮かべるといいでしょう。 「庭園」なんて知らないよって方は、近所できれいだと評判のお庭や、雑誌などで見たイングリッシュガーデン、自分が作るならこんな庭がいいなという理想の庭でもいいでしょう。 とにかく、自分に思い浮かぶ美しい場所、心地いい場所を思い浮かべるのです。 「庭園」っていわれても、海が好きなら砂浜でも、山が好きなら森の中でもかまいません。 適当でOK。考えすぎて「こんなの庭園じゃないかなぁ・・・」なんて考えている方が困りますので、臨機応変に思い浮かべてください。 自分の近くにはこんな感じに植物が接近していて、ちょっと先は道が続いていて、遠くの方に泉があるといいなぁ・・・って感じに、「こうだといいな。」っていう自分好みの場所を創造(想像)するのです。 あとは誘導に任せて、どんどん好きな施設を想像の中で作ってしまいましょう。
今いる場所はどんな所ですか?って聞かれた場合は、第一印象を言葉にしてみましょう。 当然、目をつぶっているのですから、そこは真っ暗なわけです。 何も見えなくて当たり前です。 素直な方は「真っ暗で何も見えません。」といいます。 でも、感じてみるのです。 そこが何処なのか。 まず、建物の中なのか、屋外なのか。 自分の周りの広さから確認するといいでしょう。 当然、お部屋の中で横になって(椅子に座って)誘導されているのですから、「(今いる)お部屋の中」と答えたいでしょうが、聞いていることは違います。 自分の意識の中で、今、どんな場所にいるのか、ということです。 恥ずかしがらないで、第一印象を口にすると、不思議と周りがだんだんわかってきます。 私の場合ですが、いつも夢に出てくる場所。階段を降りきった場所が田舎の駅のロータリーです。 地元の駅ではありません。ぜんぜん知らない駅ですが、そこは日本の田舎だとわかります。 なぜなら、道を挟んだ目の前の店に、カキ氷の「氷」という布が下がっていてゆらゆらと揺れているからです。 それは、「見える」というより「在るのがわかる」って感じです。 目を閉じて、自分が風景を想像している時と同じようなレベルでそこに在るのです。 その布を目印に左右を確認します。 後ろには今通ってきたであろう階段(自分で降りた記憶があるのは最後の一段だけです。) 左は行き止まり、左前に道が続き、左手の遠くに見える山に続くのがわかります。 右にはさびれた商店街。私がそちらの方向から電車に乗ってきたんだと思います。 とりあえず本屋に入ろうと思い、本屋を探すと、カキ氷屋さんの3軒先にあることに気づきます。 道を渡ろうとすると、タクシーが止まっていて、タクシー乗り場もあるんだなって思う自分がいます。 これは、見えているというより「あるのがわかる」という感じです。でも、要所要所のものには色も付いています。 氷の布には赤と青の印刷があり、タクシーのボディーにはオレンジ色のラインが入っている。 線路沿いのフェンスは明るい緑色の金網。というように。 そこからその町の散策が始まるのです。
いわゆる「映画のように目の前に見える」という見え方ではありません。 想像の中の風景がわかってくるっていう感覚。なので、初めのうちは「自分の想像で作っているのかも知れないな。」って悩みます。 今でも、自分の想像なのかな?妄想なのかな?って思うのですが・・・ でも、その妄想を何回も続けているうちに、ただの妄想ではないとわかるようになります。
妄想を自分の意識が戻った時に、なるべく細かく細部まで記録しておくのです。 そうすると、日常生活での偶然の一致が多くなります。
私のクライアントさんでも、上手に見れる方、見れない方が実際にいらっしゃいます。 見れる方は、こういう誘導や想像になれていたり、自分で瞑想などを実践している方が多いです。 もちろん、普段こういうことって全然していないわって方で見れる方もいらっしゃいますが、とっても少数になってしまいます。
そして、見れない方には、とっても真面目で誠実な方が多いように感じます。 そういう方は、「自分が感じていることを口にする」のに慣れていないんだと思います。 そして、「こう思う(感じる)のは、自分が作ってしまっているからだ。作ったことを口にしてしまうのはウソ(はずかしい事)なんじゃないか・・・」と思われるようです。 次から次へ展開していくドラマのようなストーリー。 それが頭の中に浮かんでくるのは、自分の願望がそう想像させているだけなのかもしれない。と思うのです。
「見えているのもが自分の想像なのか、本当の前世なのか区別するにはどうしたらいいですか?」 と、聞かれますが、まだまだ私にもその判断はとてもつきません。 でも、それは、そのストーリーを見た(感じた)本人が一番わかるのではないかな?って思います。
「それじゃ、(自分で)作っちゃったのかも・・・。」 って、残念に思う方もいらっしゃいますが、その意識の中でみた記憶を心にとどめて、これからの生活の中の偶然の一致で検証してみたらどうでしょうか。 今の意識の私たちには、自分の前世がどうだったのかということは確認のしようがありません。 他人の前世が見れる能力を持つという人に見ていただいたとしても、本当にそうなのかという事を確認できるということは、本当に稀なことです。 そして、それを確認できたとしても、「だからなに?」っていうことだったりもします。
私がクリスタルワークやヘミシンクで自分の知らないいろいろなことを知ってみたいのは何でなんだろう。って今、ふと考えました。 こういうことって、やればやるほど怪しいし、誰かに説明しようとすればするほど怪しくて、日常生活では黙っていた方が利口なのかもって思うほどです。 なんかヘンな宗教とかと思われるのもイヤだし、実際、そういう変な宗教があったらモチロンお断り!だし。 でも、今の私の日常には、普通に見えていることも本当のことだし、見えていないことも実際には在ることと一緒なのです。
『携帯の電波は見えないけど、実際に話しができるよね。』 『見えない電波の仕組みは全然わからないけど、それを使いこなすことはできるよね。』 『レントゲンやCTスキャンで体の中を見ることが出来るけど、それができなかった時には、そんなことできるわけがない!って思っていたよね。』 って言うようなことと同じレベルで、人の心(魂)の中には、いろいろな可能性が秘められているんじゃないかなって、それをみてみたいなって思うのです。
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Last updated
2010/07/11 12:08:28 PM
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