|
カテゴリ:スピリチュアルライフ
ただただ、楽しんでいるだけだと感じていた精神世界の分野。 私にとってそれは、『ただ楽しむためだけの手段』だったのですが、自分が思っている以上にそれに携わる自分というのが、人に影響を与えているんじゃないかと気づいてきたのです。 「私がしていることなんて、誰も気にもしないよ。」 って言うのが私のスタンス。 それによって自分を他者から切り離して考えてきたのですが、良くも悪くも、エネルギー的には他者と繋がっているのです。 他者を侵害せず、自分も守る。 こういうことが自然にできる自分になりたいなって感じています。
昨日、『GATE』を見て来ました。 なんの先入観もなく、ただタイミングに驚きながら、その核兵器に対する映画を見たのです。 私は戦争のことをよく知りません。原爆の知識も、ただこの時期に日本で報道される程度の知識しかなく、それについてより深く考えた事も正直ありません。 「ほたるの墓」も、辛くて直視できないので、なるべく避けて通ってきたのかも知れません。 この映画、内容は3人の僧侶が原爆の火を原爆が初めて試された地、トリニティへ返すために2500kmを歩いていった。というものです。 その中に、原爆に対する日本人、アメリカ人の感情が入り込むのですが、原爆とは何かを知っていることを前提とした構成になっているので、それを知らない世代や人々には知識的に不足なんじゃないかと感じました。 原爆の悲惨さ、原爆が落とされることになった過程、原爆による被害、そのことにかかわった人々の心の中。 こういうことをいくらか知らないまま見ても、この映画の意味を知ることは出来ないなと感じました。 アメリカ人の中にも被爆で苦しんでいる人たちがいることを初めて知りました。 トリニティで核実験が行われた時、その風下に暮らす人々は死の灰に無防備に犯され、今も直、ガンなどの健康被害に苦しんでいました。 でもやっぱり、そういう苦しみって実際になってしまった人でなければわからないんだなというのが本音なんじゃないかと思います。 そういう場面を見たときには、辛い、悲しい、苦しいという疑似体験をしますが、実際そういうことに直面しない私たちにとってはその時だけの感情であり、それを一生背負っている人の足元にも及ばない程度のものだと思うのです。 それでも、そういうことを考える機会はとっても大切だと思います。 今まで何も知らないままいた自分。もっと自分たちが住む地球のことを真剣に考えなければいけないなって思いました。 この映画で得られた資金は、一部、核廃絶のための団体へと寄付されます。 そういう場を与えてくれた方々、そしてこの映画が上映されるタイミングを教えてくれた友人に感謝しています。 ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/08/07 11:29:08 AM
コメント(0) | コメントを書く
[スピリチュアルライフ] カテゴリの最新記事
|