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カテゴリ:スピリチュアルライフ
『自分が最新のご先祖様だ!』 って思い出した たしか、どなたかのブログで読んだとき、すごく衝撃的な言葉だったから。
私は特に宗教もなく、先祖代々のお寺にホントに時々お墓参りに行くか行かないかぐらいだ。 でも、毎日仏壇のお茶を新しく淹れるのはあたしの役目。 なぜって・・・・ 朝一番にお湯を沸かしてお茶を淹れるのがあたしだから。 まさか仏壇のご先祖様より先に、おいしいお茶をいただくわけにはいかない。 それだけの理由だ。 でも、お線香を立てるわけでもないし、お経をあげるわけでもない。 ただなんとなく昨日のお茶を下げ、新しいお茶を淹れる。ただそれだけ。
きっと、あたしよりずっと、ちゃんとご先祖様を祀っている人はたくさんいるだろう。 それも知っている。
っで、今日は何を言いたいのかというと、「私たちは最新のご先祖様なんだ。」ということ。 私たちのDNAはすごい、ものすごくすごい。 私たちのご先祖様は、一度も絶えることなくDNAを受け継いできた。 それはどんなに酷い世の中でも、どんなに酷い歴史の中でも、私たちのご先祖様は一度も絶えることがなく、私たち子孫を残してくれたのだ。 私たちの先祖は、誰も子孫を残す前に亡くなったものはなく、 伝染病が流行しても絶えることなく、戦争が起きても生き延びてきたのだ。 赤ちゃんの死亡率が高い時代にもちゃんと大人になるまで育ち、どんな世の中でも子孫を残すことが出来たのだ。 そうやって生れてきた私たちは、とても素晴らしい強運の持ち主でもあるのだ。 私たちの先祖のたった一人がDNAを受けつくことができなかっただけでも、私たちの肉体的存在はありえないのだ。 一体、どのくらい前から受け継がれているのだろう・・・ 考えただけでもぜんぜんわからない。
とにかく、私たちがこれから子孫を残すならば、その時点ですでに最新のご先祖様ということなのだ。 私たちは、子供のために何を思う? 自分たちのために毎年かかさず法事をしろ!だとか、すばらしいお墓を立てろ!だとか思う? 別に思わないよねー。 それよりも、幸せに、健康に暮らしてね。時々思い出してくれるぐらいで十分だから。 って、思いませんか? いや、だからって先祖供養を全然しないとかってことじゃないんです。 私たちが幸せに、健康に生きることが、最大の供養じゃないかなってこと。
死後の世界に行っても、まだご先祖様と会ったことが一度も無いあたし。 でも、あたしの中には確実にご先祖様のDNAが生きていることに間違いは無い。 なぜ会わないのかなーなんて漠然と、漠然と思った時、『会う必要がないからね。』って思った。 「そりゃーね、あんたの危機はあたしらのDNAの危機さ。そんときは嫌だって言っても会いに行くよ。 でもねー、別に今のところあんたには特に危機もないしね。 時々こっちに来てるぐらいだから、こっちに理解がある方だしね。 あたしらだって、あんたのことばかり気にかけてるわけじゃないのさ。他にも孫はいっぱいいるしさ。 ま、思い出す回数が他の子よりちょっと多いくらいだよ。」 って、ことらしい・・・
ま、このくらいのコミュニケーションで丁度いいよねなんて思う。 いつでもどこでも 「あなたは、いつでもおばあちゃんに見守られていますよ。」 なんていうのもウソっぽいし、オールウェイズ憑いているのはちょっと気持ち悪い(笑) 時々でいいよ、ホントに困ってるときだけ。 あたしだって自分がご先祖様になるのは時間の問題だ。 その時にいつも子孫の世話ばかりやいているのも、面倒だからね。
時々子孫の面倒を見に行って、 『きゃーーー!!オバケーーー!』 なんて言われた際には目も当てられない。 そういうあたしだって、今おばあちゃんが目の前に現れたら、 『ぎゃーっ!オバケーー!!』って言いかねない。 あーーー、ショックだろうなぁ。考えただけでも。 やっぱり世話をやきにくるのはやめよう。って思う。
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