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カテゴリ:シックハウス
本で読んだ、ある少年の話・・。
このBROGのタイトルは勝手ながら この少年から貰うことにした。 高校1年生が書いた手紙。こんな子が、本当にいる・・。 『私は、化学物質過敏症になってから、蚊に喰われたことはありません。 蚊が血を吸おうとしないのです。蚊どころか虫一匹寄って来ません。 私の血が危ないということを、きっと本能で分かるのでしょう。 たまに私にとまる虫がいるのですが、とまった虫は動きが鈍り、 そして死んで地面に落ちるのです。 虫を殺すほどの化学物質を私の体は常に出し続けているのでしょう。 虫を殺すほどの量の化学物質が私の身体には溜まっているのです。 私の体に虫がとまって死ぬということは、とても恐ろしいことですが、 事実です。 こんな化学物質人間が一体どのくらいいるのでしょうか。 今は私一人としても、じわじわと知らない間に人間の身体に 化学物質がしみこんでいき、その結果どのくらいの人間が将来、 私と同じ化学物質人間になるのでしょうか。』 文春新書『化学物質過敏症』 柳沢幸雄・石川哲・宮田幹夫 著 身震いがした・・。 ここまで、悪化するのか・・。 この子を、誰も救ってやれなかった・・。 勝手になったんじゃない、悪いことしたわけでも ない。 ただ、普通に生きてきただけなのに・・。 こんな子供を増やしちゃいけない。 私に出来ることが、何かあるんじゃないのか・・。 シックハウス・カウンセリング.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 23, 2005 02:06:55 PM
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