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カテゴリ:旅日記
![]() 東繭倉庫。 ![]() ちょうど「フランス式繰糸器(そうしき)」の実演中でした。 この機械自体は復元され電動とのことですが、 操業当時は蒸気機関(燃料は石炭)で動いていたとのこと。 ![]() 繭の乾燥場。 1階から2階にベルトコンベアーで上げ、乾燥させていたらしい。 繭を乾燥されることによって、 カビの発生を押さえ長期保存が可能になるとのこと。 ![]() 昭和14年製で高さ37.5メートル、幅2.5メートル、 鉄筋コンクリートの煙突。 当初は鉄製の煙突だったらしい。 排煙&環境対策のためかなり高く作られたとのこと。 ![]() 広場の向こうにあるのは西繭倉庫。 東繭倉庫とほぼ同型の建物。 ![]() ![]() ![]() 繰糸場(そうしじょう)。 実際の繰糸作業を行う建物。 作業時に発生する蒸気を逃がすため二重方式の屋根が特徴。 採光用のためガラス窓も大きく設計されたそうな。 ![]() ![]() 繰糸場の内部。 天井の「トラス構造」と呼ばれる梁の組み方が独特で、 広い天井空間と強度を実現しているとのこと。 ![]() 「ニッサン」製の自動繰糸機が並びます。 豊田製じゃないのねと。 ![]() 繰糸作業のようす。 女工さんが並んで作業を行っていたかと。 ![]() ブリュナ館。 指導者として雇用されたフランス人、ポール・ブリュナの住居。 家族と暮らしていたらしい。建坪は約300坪。 ![]() 検査人館を。 以上、ガイドツアーに参加して見学。 今まで教科書でしか見識がなかった明治期の日本を支えた製糸場を あれこれ見学できたのはなかなか面白かったかと。 でも見学できない建物や立ち入り禁止の場所もあり、 アクセスや駐車場も今後の課題かと。 最初の訪問の際には無料のガイドツアーの参加をお勧め。 あと冬場は外の見学が多いので暖かい格好で。 そう、この9月にイコモスの視察があったそうで。 来年の6月、「富岡製糸場と絹産業遺産群」は無事に登録となるでしょうかね。
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Last updated
2013.12.25 03:16:55
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