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カテゴリ:旅日記
早朝のニュース速報、 富岡製糸場が世界文化遺産に登録されるそうで。 これは久しぶりに嬉しいニュースかと。 市長さんも嬉しそう。 訪れたのは昨年末の寒い日の午後、観光客もまばらでした。 おかげでボランテイアガイドさん独占で お話を聞けたのはラッキーだったかと。 明治五年開業とのこと。 ほほ当時のままの建物、この保存状況には驚きです。 敷地内にある高い煙突に。 入り口側倉庫の反対側にある西繭倉庫。 繰糸場も機械ごときれいに保存されておりました。 ちなみに当初の官営時代、 ここで働いていた女工さんは旧士族出身の「ご令嬢(エリート)」が多く、 休日&食事もしっかり確保され、教育機関もあって日常生活も結構充実していたそうです。 いわゆる当時の「ホワイト企業」だったんでしょうかね。 その後、民間に払い下げされてからは労働環境は悪化したそうですが。 一体どれほどだったのか?、今後の研究課題かと。
「製糸工場=ブラック」のイメージは、この作品の影響が大きいようです。 初めてこの作品を拝見した時、 製糸工場の職場環境の劣悪さ&工場側の悪辣振りには ガクガクブルブルと驚愕したものですが。
そういえば、朝ドラ「花子とアン」で、 主人公「はな」の妹君が製糸工場の女工になったそうで。 (この登録タイミングにピッタリな展開は偶然か?) 妹からの手紙、「クッキー缶」のくだりは泣かせてくれますな~。 ちらっと映った狭い部屋&窮屈な状態での就寝状況を見ると、 妹君の職場は「超ブラック」の雰囲気が・・・・(汗)。 さてさて、他の国内の世界遺産同様に ここもこれから観光客が集中するのは間違い無し。 公開エリアの拡大に、 周辺の狭い道と駐車場対策、今後の対応に期待です。
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Last updated
2014.04.27 23:33:59
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