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2024/01/13(土)09:41

年寄りの怒りは、認知症と思うべき

老化と認知力(4)

今日の朝、 つい先程の話である。 私も、朝が起きにくい時もあり、つい寝坊してしまう。 すると、98の母親が怒って台所に座っている。 ”朝食が無い” ”呼んでも来ない” ”のんびり寝ているんじゃない” ”この家も(地震で)、もうすぐ壊れてなくなる” 食べるものを出すと ”食欲なんかない” えらい剣幕である。 こんな事は、今日に始まったことではない。 私のおきるのが遅いと、いつもこんな感じである。 ”呼んでも来ない”というが、 ベッドの脇に呼ぶための無線のベルを置いてある。 しかし、 ”呼んでも来ない”となるのだ。 母親の怒りの場面は、最近増えてきたように思う。 認知症が出現する一つの場面として『怒り』があげられるが、 まさに、この症状と言えるだろう。 施設に入り、入所している親の怒りを家族が目にして 施設側にクレームを言うこともあるだろうが、 それは、施設側の問題でなく、本人の問題であることもある。 職員にとって辛いことでもある。 私は、最近、思うことがある。 それは、施設に入れる家族が多い状況の日本において 介護保険を使うのは入所した人が、ほとんど使う。 家庭で苦労してみている家族が安心して看ることのできる 環境を整えるためにもっと使えないのだろうか? 厚生労働省は、保険料低減のことばかり行い。 病院つぶしを何十年もやってきた。 元病院職員であった私は、そのおかげで大変な苦労をした。 特に経営に関わるようになってからというもの 地獄の苦しみであり、四苦八苦であった。 職員にどうやってボーナスを払うかなど、 その辛さは言い表されないものがあった。 認知症の怒りの話であったが、 最後は、病院経営の話になってしまったようだ。 今日は、このぐらいにしよう。

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