夫婦漫才～ようこそ！こんなところへ

ご近所の食品スーパーにて。

入口（狭い）を入ってすぐのところで、おばちゃん２人が立ち話し。
おばちゃん、ちうてもワシよりもずっと若いママさんですがね。

話しに夢中で、自分たちが入口をふさいでいることや、
目を離した子供が売場を走り回って、あちこちぶつかったり
商品を落っことしたりしている場面に、まるで気がついていない。

そんな夢中になってしゃべりまくる話題って、一体なんだろ？

と思って、通路を塞がれながら聞き耳を立ててみると、
おそらく、学校の先生のウワサ話し。（悪口大半）

けっ、くっだらねぇ。
そこを、どけ！

ちうような気合をこめて、冷たい視線で見下ろしてみる。

すると、気付くのだな、自分たちが邪魔をしている、ということに。

ソソクサと立ち話、解散。
ま、ココでひとつ、お詫びのひとことでも欲しいところですがね、
そこまで要求するのは無理なんだろうな、コイツらには。

店内通路を歩いていると、商品棚の前で立ち話をする２人組。
背後にカートを置いているので、通路が狭いったりゃありゃしない。

しかも、その後ろにちびっこがウロウロしていて、通路ふさぎまくり。

「ちょっと、ごめんね」

年寄りとネコとバカには優しいワシは、丁寧に声をかける。

もちろん子供に向かって言っているのだけれど、
意識の大半はその母親２人に聞こえるように、だ。

あんたら邪魔でっせ、ちゃっちゃと道を開けろ！ですわな。

親が親なら、子供も子供だ、ちーっとも動かねーよ。

さらにもちっと大きな声で「ちょっと、通してね」と言ってみる。

まぁ、ビクともせんな、悪いのはアタマじゃなくって、耳なのか？

そうなりゃ、仕方がない、さらに大きな声を出す。

「どけっ！」

と、これが、母親の耳にも、きっちり届いた。
オノレらの暴挙を棚に上げ、ワシを睨みつける母親２名。

本来はムシ一匹殺せないような、温厚な性格のワシではあるが、
そりゃもぉ、ここは怒ってＯＫな場面だよな。

「聞こえないの？同じことを何回も言わせないで！（ぼけっ！）」

やるんか、コラ！の気合を込めて、再度冷たい目で睨む。
でもって、聞こえるか、聞こえないかレベルの声でつぶやく。

「邪魔やねぇ・・・」

ワシが立ち話をしている母親の立場なら、ここでお詫びをするがね。
そんな心配りなんぞ、できるワケがないわな、こやつらには。

立ち話をしていても、キッチリしている人も当然たくさんいて、
邪魔にならない場所で、子供に目を配りつつ、小声で会話をしている。

ま、それでも迷惑なんですがね、売場で長時間、止まられると。

ということで、すんげぇ疲れるのだ、こういう人が溜まっている場所は。

ワシが食品スーパーで買い物をするのは大半が夜なもので、
その時間帯には立ち話をする時間的な余裕のない人が多くて、
そりゃみんな、買い物するのが早いぞ。

ということで。

小さいお子さんがいては、ゆっくり外出することもできないし、
立ち話するくらい、多目に見てあげようとも、思うのですがね。

そういう時は、ゆっくり座れるところに、行ってください。

えぇ、そうだよ、ワシって了見が狭いんだよ、すんませんね。