つららの戯言

　最近、会社の中がバタついています。
　というのも、5月から始めた物流のアウトソーシングのシステム。やっと落ち着いて順調に稼動していた矢先、親会社から「やめろ」とのお達しが。
　
　一応、うちの社長と親会社の会長＆社長との話し合いは済んでいて「経費削減になるんだったら進めてよし」というまさに「御免状」を頂いていたはずだったのですが、親会社の方で進めている物流システムとそのアウトソーシングが合致しないということが判明して、親会社の内部抗争の結果「やっぱり親会社のシステムを重視しろ」とお達しが回ってきてしまったという次第。

　一次は徹底抗戦の構えだったみたいだけれども、やっぱり子会社の弱み、頑固に反対し続けるわけにはいかなくて結局はアウトソーシングの話はリセットされてしまいました。

　そうなると困るのはうちの課。私のいる課は物流部門と仕入業務部門の２つで成り立っています。最初は物流部門が発送業務をやる男性が3人、アシスタントの女性が1人、仕入業務部門は2人だったんです。だけどアウトソーシングにして安定稼動してからは、物流が倉庫にいる1人、仕入が私を入れて女性2人、男性1人の縮小体勢になっていました。フロアーも小さくて、狭いけど使い勝手のよいレベルだったのに。

　アウトソーシングをやめるとなると元の体勢に戻さないと発送業務は出来ません。倉庫も借り直さないといけない。っていうことで上の偉いさん方は大忙しです。人員は削減しちゃったからどうするんだよ！とか倉庫は規模はどうするんだよ！とか毎日会議の連続。お茶汲み係の私も喫茶店ばりに大忙しです。情報も錯綜していて同じような資料＆データーを要求されることもしばしば。

　倉庫にいる男性も今後自分がどうなるのか分からない状況で、情報の届きにくい場所で仕事をしているからイライラと不安が募っているようで、一番言いやすい下っ端の私にその思いをぶつけてくる。
　上司は上司で、今まで上手くいっていたシステムが覆されてしまったからぴりぴりしていてご機嫌斜め。

　私って、人から聞いた愚痴とか、不平不満を「ああ、そうなんですか、大変ですね～」って右から左に流すことが出来ない性分なんですよね。自分だって忙しいんだからそうしちゃえば楽なんだろうけれど、カスみたいに身体に溜まっていっているような気分を持ってしまうんです。
　だから最近は気分は塞ぐし、テンションも下がる。会社に行くのが嫌で仕方ない。つくづく私は中間管理職には向かない性格だなぁと思う次第です。

　口内炎も出来ちゃうし、最悪だ・・・