つららの戯言

久しぶりに文庫本を買った。名古屋＆京都遠征のため、往復の新幹線の車内、もしくは寝れなかったらホテルで読もうかなぁと思っていたけれど、結局東京に帰ってきてから読んだ。




面白い。ありがちといえば、ありがちな設定。死者の魂が見える孤独でひねくれものの異型の主人公と、その彼を「異型」とは思わないヒロイン、その主人公を見守る人々。

死者の魂が見えると言っても、ただ「見える」「みる」だけで、それを取り除いたり、浄化させたりすることを「暴力での排除と同じこと」という主人公はあまりいないかもしれない。そこらへんが説教臭くなく読みやすい。

最初は夜中の番組でミッチーがやっていたドラマの原作だと思って買ったの（汗）全然違うので吃驚したんだけれどね。私の記憶力も酷いものだ。まぁ、その酷い記憶力のお陰で面白い小説にめぐり合えたのだからラッキーである。
幸いなことに、すぐに文庫化の第二段が発売されるというし、まさに渡りに船。
最近どうもよい作家に当たらないのでかなりのヒットである。

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旅行といえば、今回の名古屋＆京都は久しぶりに１人で遠征だったわけです、電王大阪イベントぶりぐらい。しかもちゃんと観光をするのはかなりぶり。だいぶ前の女三人の仙台旅行ぐらいかなぁ。でもそのときはホテルに友人もいたわけですから、ホテルに１人でいて観光（観光はぷちふるも一緒だったけれど）っていうのは、まずない。

そうすると旦那の有り難味をちょっと実感するんです。梅雨の晴れ間でじめじめとしていた京都。だらだらと汗をかいたり、ランチのイタリアンで美味しいソースまできっちりといただいたりして、結構水分を欲していた体。スフレ屋で席に着くや否や出された水をがぶ飲み。急激に飲んだらふらっとするぐらいで（笑）いつもだったら、旦那が「水分補給！！」と五月蝿くペッドボトルを渡してくれるから気にもしなかったけれど、遊びに夢中になると子供のように水を飲まなくなってしまうんですよねぇ。ちゃんとカバンにはペッドボトル常備しているのに。軽く脱水症状になってた自分に吃驚でした。

でも、いい点？があるとすると・・・。部屋の荷物を前の日に片付けなくてもいいこと(爆）
和からどんなに酔っ払っても、旦那がいたら翌日の旦那の洋服や下着の準備、土産の整理など翌日慌てない為にちゃんとしておくんです、一応は。旦那は大抵爆睡してますけどね。
それがシングルで１人だと、もう、ドアを開けられたら大変！？っていうぐらいの有様で・・・、靴がバラバラに脱ぎながら着ていたり、とりあえずかばんの中を整理するためにそこを持ってがちゃがちゃだしちゃったり、靴下とかぬぎっぱだったり(汗）　１人分の荷物なら朝まとめてしまえばいいだけですし。

次の大阪ゴエ遠征も１人旅。さてどうなるのやら。