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カテゴリ:ミクロの世界
自慢のヒゲを他の微生物にひっかけたクラミドモナスが、もがいていました。
図1 : クラミドモナスの不運 大粒の方がクラミドモナスです。 図1では確認できませんが、小粒の微生物にクラミドモナスのべん毛が絡んでいます。 こんな間抜けな状況を見たのは初めてです。 クラミドモナスのべん毛は、人間でいう所の脚なので、 毛だから引っこ抜いて逃走・・・というわけにはいかないようです。 たかが1本。されど1本。 波平さん以上に貴重な毛なのです。 図2 : 太陽虫の仲間 この微生物は、有軸仮足(ゆうじくかそく)というトゲのようなものを生やしています。 その姿から 『太陽虫』 という名で呼ばれています。 よ~く目を凝らして図2をみると、放射状のトゲの影がうっすらと確認できます。 太陽虫は有軸仮足を器用に動かして、するする~っと泳ぎまわります。 今後は、有軸仮足も写るように工夫したいと思います。 ぼやけているのは動いていたためです。 ---------- 明日からしばらく更新が出来なくなります。 再開予定は3月末ですので、よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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