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カテゴリ:ミクロの世界
明るい場所にある鉢受けの水を覗いてみました。
ここは一日中木の影になっており、明るいですが日光は当たりません。 一体何がいるのだろうと期待しましたが、残念ながらめぼしい生物はいませんでした。 ただ唯一の住人と言える、図1の生物達がランチ中でした。 図1 : ある日の午後 低倍率で覗くとミクロの世界はまずこのように見えます。 このスケールで目標物を絞り、徐々に倍率を上げて行きます。 図1において、小さな点々がランチ中の微生物です。 点達はドアをノックするように、リズミカルに有機物の塊にタッチしては、 元の位置に戻っていました。 このせわしい微生物達は 『太陽虫』 です。 最近覗いたような気がしますが・・・まあ、良しとします 図2 : 太陽虫 太陽虫はたえず動いている為、そのままでは撮影が難しいのですが、 上手い具合に、何故かぐったりとしている太陽虫がいました。 その「ぐったり丸」を覗いたのが図2です。 太陽の後光のような繊維が確認できるでしょうか。 図3 : ぐったり丸 この繊維は、中心にある細胞核の表面まで達しています。 つまりこれはただの毛ではなく、彼らの手足になっています。 防御の役割はあまりないようで、このまま他の微生物に食われているのを見かけます。 (原始生物は太陽だった・おしまい) ---------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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