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カテゴリ:営業日記
以前ペーパーショウのレポートにも書きましたが、インクジェット用紙に関する質問は時々あります。
基本的に水性ペンで表面に字がかける紙であれば印刷は出来ます。 ただし、インクがプリンターから吐き出された状態でそのまま紙にのるかは別です。 インクジェット専用紙では、インクの粒がそのままの大きさで紙の表面(正確には繊維の上、又はインク受理層)になければプリンター本来の解像度は得られません。 最近竹尾さんが販売しているT-EOSシリーズは比較的その特性を持たせた紙に仕上げているようで、専用紙まではいかなくとも、普通紙と専用紙の中間的な存在ではないでしょうか。 インクが繊維に吸収され広がる事で、画像を構成するドットの並び方が乱れ、それが見た目の汚さにつながります。 逆にレーザープリンターの場合は、トナーをのせて熱で押し固める方法で画像を再現するので紙の表面にトナーがのってしまえば、どんな紙であってもある程度は再現性を確保できるという事になります。 インクの定着の仕方が両プリンターの違いであることがそれぞれの特長であり短所であるのです。 他にも違いはいろいろありますが、インクジェットプリンターで再現性の良い紙はつまり、いかにインクを繊維に吸収させないで、インク粒をそのまま維持できるか? による部分が大きい訳です。 簡単な説明ですが言いたい事は分かっていただけたでしょうか? 後は経験上での判断で、この紙がいいとか悪いとか・・・ そのあたりは当社スタッフに直接お問合せいただければお答えしていきたいと思います。 紙ってホント、いろいろあって難しいですよね~ 勉強しなきゃならない事はこの年になってもまだまだたくさんありますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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