なめこ先生の我ら食べ鉄道中記

[レストラン・社員食堂] カテゴリの記事

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  JR貨物食堂（岡山駅）

  先月末に３８１系の乗り納めで米子まで出向いていたときに岡山で寄ってきました。社員食堂は、なんばの給食所以来です。今回の社食はJR貨物の岡山機関区内にある施設で、一般も利用可能なありがたい食堂でした（＾＾）。JR貨物の社員食堂は、岡山駅から瀬戸大橋線を線路沿いに歩くと見えてきます。新幹線から場所を確認することができるので、これも目安にするとよいでしょう。食堂は岡山機関区の詰所の奥にあります。詰所の入口にはC６２の動輪が。動力近代化を記念して保存されているレアなものです。よく見ると、動輪が置かれたのは昭和４４年で、今から５５年前と半世紀以上が経過していますが、錆や亀裂もなくきれいな状態で展示されています。食堂は詰所から西に歩いたすぐの場所にあります。平屋建てなので分かりやすいです。食堂の中は昭和の薫りが漂う昔懐かし雰囲気が。お浸しや煮物などの一品料理はカウンターから取っていく方式で、これは今の社員食堂とあまり変わらないスタイルです。納豆や冷ややっこなどは正面の冷蔵ケースから取ります。会計はカウンターの隣で支払う形で、カレーや丼物などの一品料理はここで注文します。お茶や水はセルフで自由に。カウンターの右隣には調味料と取り放題の漬物があります。管理人は朝、家でそれなりに食べてから現地に入ったのであまり空腹ではありませんでした。それでも、やくもの撮影や倉敷にこの後行ったので、シンプルにカレーライスをチョイス。お値段は４５０円とまずまず良心的でした。福神漬が無着色なのはありがたかったですね。味は意外にも辛口で、子どもたちが食べるカレーとしては少しチャレンジになるかも。全体的な予算としては、味噌汁とおかず２～３品で平均600～700円前後とお考え下さい。全国的に食費が高騰しているので、この値段はコンビニでお弁当を買うよりもお得です。場所は岡山駅から徒歩で１５～２０分かかるので、往復でそこそこカロリー消費できます。目印として、瀬戸大橋線の線路沿いにあること、近くに山陽新聞社の社屋がありますのでチェックするとよいでしょう。お昼よりもむしろここは、朝食として活用する方が効率的です。※機関区内に駐車場はありますが、一般の方は駐車禁止なので歩いていきましょう。

  2024.04.14

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  アメイロビストロアルル（西舞鶴駅）

  くろまつ乗車記の番外編です。終点の西舞鶴下車後に晩御飯で立ち寄ったくろまつタイアップのビストロで、一度寄ってみたかったお店に行くことが出来ました。晩御飯の目的地、アメイロビストロアルルは西舞鶴駅から歩いて１５～２０分の漁港近くにあります。車内の酔い覚ましに歩くのに丁度よい距離です。管理人はホテルに一旦荷物を置いてから歩いて向かいました。入口は地中海風の白壁をモチーフにした出で立ちです。ランチ営業ではパスタやピザなどが1000円～1500円と比較的リーズナブルに楽しめます。この店は何と、QRコードを読み取ってオーダーを取る仕組みも。スマホがないと今や不便な世の中になりました。口頭での注文も勿論、受け付けていますのでご安心を。ディナータイムのメニューはパスタやピザもありますが、海軍カレーも注文ができます。海上自衛隊の名物で、曜日の間隔が鈍らないよう毎週金曜日はカレーと決めてあるそうです。このカレー、艦艇によって味が違うのも特徴。隠し味にコーヒーを入れたりココアを入れる所もあるようです。晩御飯はやや軽めにしました。くろまつでそこそこ飲んで食べての夕食でしたから、炭水化物よりも野菜やたんぱく質をメインにしています。写真は日替わりの前菜の盛り合わせです。６～７品ありますので、初心者には最適。これ、美味しかったですよ（＾～＾）。海老と帆立のアヒージョ。バゲットがもれなくついてきます。足りない場合は追加でガーリックトーストやおかわりのシンプルなトーストが頼めます。そして、このお店にはスイーツも。瓶入りのマイヅルプリンは１瓶３５０円なり。車内で食べてきて美味だったあのプリンはここで直接買うことができます。西舞鶴駅からは意外と距離がありましたので、時間に余裕をもって行きましょう。駐車場がありますので、車で行く方が便利な場所です。黒い森の看板が立っていますので、これを目安に行くと分かりやすいですが、カーナビを設定するなら相愛こども園を入れておくとよいでしょう。結構人気のお店ですので、念のため予約して行かれることをお勧めします。味についてはくろまつのコースにも採用されたほどの実力派ですので、行って損はありませんよ。アメイロビストロアルル〒624-0923京都府舞鶴市魚屋252-2Tel：0773-76-6661公式HP​https://bistro-arle.com/

  2024.01.19

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  デフィ・ジョルジュマルソー（中洲川端駅）

  このブログでも取り上げたことがある福岡のジョルジュマルソー謹製のななつ星カレーですが、車内で堪能できる本物を遂に味わう機会がやってきました（＾～＾）。今年も1年、主業をあきらめずに頑張ってきたらいいことはやはりありますね。この次にじねんじょ列車の乗車記をアップしますが、その前にななつ星御用達のレストランの話にいきたいと思います。ジョルジュマルソーは本店は舞鶴公園に程近い赤坂にあります。行ってきたのは中洲川端にあるデフィ・ジョルジュマルソーで、いわば支店や分店とお考え頂けると分かりやすいかと思います。デフィはフランス語で「挑戦」という意味で、本店とは異をなしたコンセプトの料理が提供されます。ななつ星のカレーが食べられるのは本店ではなくこちらなのです。ななつ星のカレーはランチのコースの一部として提供されるもので、クリスマスのフルコースの中にも量は少ないのですが含まれていました。クリスマスの特別コースでしたので、ななつ星の車内で味わえる本格フレンチが楽しめました。写真は前菜の一部で、ボラの白子を揚げたベニエです。白子となると、ふぐや鱈の白子を思い浮かべる方が多いかと思いますが、ボラの白子も濃厚な味でした。メインはフレンチの王道、牛ほほ肉の煮込み。柔らかく赤ワインで仕立てたソースとの相性は抜群です。メインの前に魚介類の前菜が3品出てきたので、ここで満足度はピークに。これはいうまでもなくAREしかありませんでした（＾～＾）。メインは追加を払えば鹿肉のグリルや和牛のローストなどに替えることができましたが、ドミグラスソースの好きな管理人はそのままでいきました。コースのハイライトであるななつ星のカレーは、メインの後に出されます。付け合わせは大根の漬物とらっきょう。大ぶりの牛肉もちゃんとあります。味は初めに甘味を感じた後に辛みがグワッときます！大阪の甘辛カレーに似たタイプのカレーで、白銀亭やインディアンカレーがこの類に相当しますが、スープのベースとなるのは牛テール。コクが1ランクも2ランクも違います。コース料理が結構な満足度でしたので、あんまり多くなくてかえって良かった感もありました。通常のランチでは1950円で楽しめますので、予約しても是非行って頂きたいお店ですね。味は文句なしの◎でした（＾～＾）。また、お店で提供しているカレーとレトルトで売っているカレーとは味がやはり違うようです。レシピは極力同一のものを使っているそうですが、レトルト処理（高圧殺菌をかける）の段階でスパイスの風味が飛んでしまう部分があるので、本物が食べたいときはやはりお店に行かれた方がよいですね。ちなみに、期間限定でななつ星のロゴがパッケージに入った「ななつ星カレー」が売り出されるときがありますが、定期販売している食堂車のカレーと中身は全く同じなので、惑わされないようにしてください。〆のデザートはいちごのシャーベットの他、ガナッシュチョコが出てきました。クリーミーな甘さで最後まで大満足のコースでした（＾～＾）。飲み物はコーヒー、紅茶、ハーブティー、エスプレッソからチョイス可能です。クリスマスディナーは一昨年のおれんじ食堂以来でしたが、本格的なコース料理をお店で味わうのは滅多にできない経験でしたので不慣れでしたね（＾＾;）。ななつ星に乗ることを考えたら頑張れば年1回のお楽しみとしてはいいかなと感じました。最高の経験をさせて頂いた1日になり、お店のスタッフの皆様には改めて御礼申し上げる次第です。デフィ・ジョルジュマルソー〒810-0002福岡市中央区西中洲5-28 西中洲Mビル2FTEL：092-725-9310※お店の最寄は地下鉄の中洲川端ですが、天神からもほぼ同じ距離ですので、歩いて７～８分で行けます。

  2023.12.27

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  博多焼肉ヌルボン（博多駅）

  JR九州直営の焼肉のお店です。JRの多角化経営としては異色の部類となりますが、お店としては結構使えるものでした。場所は博多駅筑紫口から東に5分ほど歩いた都ホテルの近くにあり、これまたJR直営のホテルブラッサム福岡の地下にあります。看板に「博多焼肉」とあるように、博多和牛を専門に取り扱っているのが売りで、お値段も高めの高級店となっています。入口手前のショーケースには、新鮮な牛肉が並んでいます。これが焼肉として提供されます。食べてきたのはこちら。ランチの牛丼です。焼肉のタレで味付けをした牛肉が乗った牛丼で、これにわかめスープとキムチ、生卵がつきます。卵は割って肉につけてもかけて食べてもなかなかの味で、食べ応え満点です。ご飯とスープはおかわり自由で、食後のコーヒーも飲み放題とサービス内容もランチとしては充実したものでした。キムチも本場の韓国で仕込んだ釜山式のもので、白菜が水っぽくなくシャキシャキとしたペチュキムチが楽しめます。ニンニクが控えめなので、食後の匂いも許容レベル。これで値段は和牛のランチで1000円ですから良心的な方だと思います。通常の焼肉コースが3000円からのレベルですので、これを考えるとランチで使った方がお得に楽しめます。また、キューポアプリを使っているユーザーを対象に不定期でクーポンが発行されるときがあり、お店を使ったときに焼肉のタレを無料で1本頂くことができました。このタレは1本540円もするのでクーポンが出たときにはおススメです。博多駅近隣のレストランはランチやディナータイムになると、行列ができるほどの混雑になる店が多く、時間帯によっては食べるものが限られるなどを強いられることがあったりしますが、ヌルボンは駅から離れているのと初見の旅行者には見つけにくい場所にあるので、行列も少なくお昼どきでも並ばずに使えました。1000円前後でランチが食べられますので、福岡を拠点に回る場合は選択肢に入れておきたい店でありました。余談ですが、系列店で産地の誤表記があったそうですが、これだけの味を提供できるのですから、産地については真面目に出すしかありませんよ。

  2023.04.25

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  乗り鉄必見、IKEAの上手な使い方

  乗り鉄にとって、食事や休憩ができるスポットは、旅程に関わらず必要になってきます。その際に上手に使えばめちゃくちゃ重宝するのが、スウェーデンの家具のお店であるIKEAです。IKEAは家具だけでなくレストランも併設しているのが特徴で、目的によっては1日まるごと楽しめたりもします。特に鉄道ファンにとって効果的に活用してもらいたいのはレストランで、食事や休憩、スマホの充電など、一つのチェックポイントとして使うことができます。【場所】（※常設店のみ、ポップアップストアを除く）IKEAは主に3大都市圏と仙台、福岡に店を構えています。場所と最寄り駅は以下の通りです。仙台＜太白区＞（長町：東北本線、地下鉄南北線）埼玉＜三郷＞（新三郷：武蔵野線）千葉＜船橋＞（南船橋：京葉線）東京（原宿、渋谷、新宿）立川（高松：多摩都市モノレール）港北＜横浜＞（新横浜から無料シャトルバス、大倉山：東急東横線、中山：横浜線）名古屋＜長久手＞（公園西：リニモ）大阪＜大正区＞（なんば、大阪、ドーム前千代崎、大正からシャトルバス）神戸（南公園：ポートライナー）福岡＜新宮町＞（新宮中央：鹿児島本線）この中でも鉄道駅に近く、利便性が高いのは仙台、新三郷、南船橋、東京都内の各店舗、立川、長久手、神戸、福岡になります。これらのお店は駅から徒歩5分くらいで行けるので、途中の立ち寄りスポットとして重宝します。【食事】レストランは1000円あれば、そこそこのものが食べられます。おススメはサーモンのマリネで１つ490円です。これに290円の野菜カレーを組み合わせても780円と、ファミレス並みの価格で楽しめます。写真で確認をしていきましょう。レストランで食べる場合は、プレートを先ず取ってからお目当てのものを選んでいきます。初めに置かれているのはスイーツ。アップルパイなど割とバリエーションはある方です。これがIKEAの看板商品のサーモンマリネ。お値段は490円と味と品質の割に廉価な方なのです。サーモンは無添加なので安心して食べられます。IKEAではベジタリアン向けのメニューが充実をしていて、プラントカツカレーはカツが豚肉ではなく、大豆由来の代替肉を使ったソイミートのカツカレーなのです。590円と豚のカツカレーよりも手軽に食べられます。しかも味もそこそこいいので、肉を控えたいときには最適です。肉が食べたい方もご心配なく。ソーセージやローストビーフなど、肉もちゃんとあります。焼き立てのパンは1個100円程で廉価ですが、味は確かなものなのです。これは人気のシナモンロールで、冷凍でも売っています。ドリンクバーはコーヒーやソフトドリンクが飲み放題で120円と、これだけでも利用する価値は十分です。休憩スポットとしては贅沢すぎる仕様となっています。コーヒーは本格的なドリップ式で、専門店と同じ豆から挽いて抽出するタイプなので、味はいいんですよ～（＾～＾）。勿論、お茶類も飲み放題です（＾～＾）。こちらはマスタードとケチャップのサーバー。揚げ物やホットドッグを購入したときに使います。レストランを使う予算がないときや時間が限られているときでも十分に使えるのがIKEAで、何とベジドッグが80円で食べられます。これに飲み物をつけても200円と、急な腹ごしらえもお金を節約して賄えます。肉のホットドッグでも100円。ソフトクリームは何と50円で食べられます。IKEAにレストランやフードコートを併設している理由として、創業者のIngvar Kamprad氏の考えがあり、空腹の人とビジネスをするのは難しい。お腹を満たした人と行うのが成功の秘訣と割り切ったからだそうです。これがIKEAが世界的な企業になった所以とも言えますね。管理人が選んだランチです。肉がなくても結構なボリュームで、十分に楽しめました。IKEAは日本での店舗数が少ないので立ち寄る条件が限られますが、料理の味がいいので是非使ってほしいですね。食事の後はチョコレートやポテトチップスなどのお菓子も買えますので、長旅に欠かせないアイテムも調達することが可能です。18きっぷを使った旅行では特に貴重なスポットになると思います。

  2023.04.12

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  考察・ハチクマライスとは

  定期の仕事がようやく一段落つきました。春休みのネタは食堂車の賄い、ハチクマライスです。ハチクマライスとは、ブルートレインなどの長距離列車の食堂車で働く乗務員さんや車掌さんの賄い飯で、ご飯に目玉焼きを乗せるのが基本です。これにハンバーグや唐揚げ、ハムなどのおかずをトッピングして完成ですが、おかずは食堂車の調理を担当する日本食堂（以下、日食と表記）の営業所毎に多様なレシピがあったそうです。中にはカツやチキンソテーを乗せていたところも。ハチクマライスの名前の由来ですが、これは諸説あって江戸古典落語の「八つぁん熊さん」から取ったとも言われていますが、限られた時間の中、短時間で食べられるように工夫したからこの名前をつけたともあります。そこで今日は食堂車のご飯を久々に作ってみることにしました。先ずは目玉焼きから焼いていきます。蒸し焼きにすると黄身に火が通りやすくなって安心です。トッピングは今回はハンバーグを選択。コスパ、味の両面で良心的な丸大のチキンハンバーグ（てりやき味）を使いました。本来はハンバーグを焼くところからやりたいところですが、短い時間で作る賄いの観点から敢えてチルドのものにしています。ハンバーグは湯煎で温めておきましょう。ご飯を丼に盛り、先ほどの目玉焼きとハンバーグ、これに千切りのキャベツを乗せたら完成です。お好みで漬物をトッピングしたり、目玉焼きに醤油かソースをかけてお楽しみください。賄い料理ではありますが、これにサラダや味噌汁をつけると、しっかりとした食事になります。限られた時間しか取れないときにどうしてもインスタントや冷食に頼りがちな方も、15～20分あれば作れますので、料理が苦手でも是非チャレンジしてほしいと思います。ハチクマライスは目玉焼きをベースにバリエーションが豊富にあるので、作る側もメニューを柔軟に変えられますから、何を作ろうか迷っているときには一つのアイデアにもなる一品です。ちなみに日食の博多営業所のものは、ロースハムを使ったシンプルなものだったそうですよ。

  2023.03.28

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  考察・伊豆急スコールカーとは

  伊豆急は1961年の開業からリゾート路線ならびに観光路線としての性格を帯びた路線を運営していますが、民鉄初の食堂車を導入したのもここが最初でした。その食堂車の名前は「スコールカー」で、1963年にサントリーの寄贈によって実現しました。スコールカーは車両が現存しないので模型での紹介となりますが、車体は100系をベースに冷房を装備して製造されています。雰囲気は当時の急行形電車に連結されていたサハシ153やサハシ165を彷彿とさせます。車内はきちんと食堂車の設備が完備していて、ビールやワインなどのアルコールやおつまみ、サンドイッチなどの軽食が提供されていたそうです。また、車両寄贈元のサントリーがスポンサーであったことから、サントリー製品が優先的に販売されていました。食堂車というよりも走るビヤホールといった要素が強い車両でもあったのです。晴れの日には、相模湾の絶景を見ながらアルコールを嗜むなど、大人の贅沢を味わえる車両であったのですが、国鉄伊東線内での営業許可が下りなかったことから、売り上げ的に低迷をしてしまったので、残念ながら1974年に一般車に改造されてその使命を終えました。ただ、車内のケータリングに一石を投じた車両であることは確かで、生ビールやドリンク類の提供、食事のサービスアップなどについては、JRになってからスーパービュー踊り子やサフィール踊り子、伊豆クレイル、伊豆急のロイヤルエクスプレスなどに思想が引き継がれています。旅の楽しみをアップさせる美味いアルコール類の提供は伊豆急だけでなく、今の観光列車のほとんどがやっており、スコールカーは期間は短かったものの、旅行客のニーズを捉える画期的なサービスであったことは間違いありません。

  2023.02.19

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  にくがうまい店 Food Park（JR、京阪宇治駅）

  あをによしの番外編です。著作関連の交流で宇治に出向いたときに見つけたお店です。名前はFood Parkという、いかにもフードコートの中にある感じのお店とのイメージがついてきますが、実際に行ったらそうではなく、しっかりとしたお店でした。Food ParkはJR、京阪の宇治駅から平等院に向かう途中の大阪屋ストアーの中にあります。鹿児島の黒牛を廉価に楽しめるお店で、京都市内ではこんな値段では食べられないというハイクオリティーな牛肉が食べられます。お店はカウンター式になっていて、Instagramに映えるように撮影用の画像があちらこちらに点在。さて、本題は牛肉で、初めてのお店ということで肉まぶしを頼みました。牛出汁のスープと蕪の漬物が付いて1000円なり。肉まぶしは炙り方を選ぶことができ、管理人は両面炙りでお願いしました。肉まぶしは九条ネギが上にトッピングされていて、これに特製のタレをかけて食べます。A５ランクの最上級の牛肉だけに、味は申し分ありません。肉の脂身を九条ネギが和らげてくれるので、濃厚な旨味が生きています。勿論、（＾～＾）。さらにもっと肉を楽しみたい方には肉重があり、こちらは肉まぶしよりも肉厚の厚い肉満載の中身が味わえる一品です。肉重は卵の黄身とスープ、漬物が付いて2000円です。肉まぶし、肉重どちらのメニューも、マスター曰く「この値段では京都市内では出せない」とのことで、A５ランクの牛肉を1000円から2000円で食べられるのは、相当な覚悟を持ってお店を出したんだなあと察することができます。事実、A５ランクを祇園や河原町で食すとなると、最低でも3000円から4000円以上は覚悟しなければなりません。これを考えると、宇治まで足を運んだ価値は十分にありました。お店は12時前に行かれることを推奨します。提供できる数が少ないので、1時前には売り切れてしまうことが多いそうです。早めのランチになりますが、肉を満喫したい方には、午前中に宇治に行くことを選択肢に入れておきましょう。有名店でないからこそ大胆なことができる隠れた名店は、こういった場所にあることが多いのです。皆さんの足で是非、穴場を開拓するのもいかがでしょうか（＾～＾）。

  2023.01.03

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  難波給食場（南海なんば駅）

  社員食堂第3弾、ようやく実現です。第3弾は南海の社員食堂。なんば駅の中央口コンコース内にある隠れスポット的な社員食堂で、鉄道ファンや南海ファンにとっては、知る人ぞ知る社食なのです。管理人は南海は使う機会が他の関西大手４私鉄と比べると少ないのですが、関空から国際線を使う際にはラピートや空港急行などに乗るので、その点でお世話になっています。場所は奥まったところにあるので、気づかないと分からないくらいのところにあります。中央口のコンコース内には南海そばがあり、ここが入口のヒントです。高野線の３・４番ホームに上る階段のすぐ横です。南海そば横の通路を通ると、「食堂営業中」の看板が出てきます。ここが入口です。社食は、南海車内では給食場と名付けられています。扉を開けると、日替わり定食の献立表やメニューが並びます。一般の方も利用できますのでご安心を。給食場は食券制になっています。ここで注意すべき点は、値段が写真と一般で違うので、利用する際は一般利用者の食券を使ってください。一般用の食券は社員用と比べると値段が若干高い（それでも20円から30円の違いなので良心的です）ですが、普段のお店よりは安いので使う価値は本当に大きいです。管理人が食べてきたのはシンプルにきつねそばで、これで150円です。ラーメンで280円、カツカレーが440円、日替わり定食でも490円で食べられますので、ワンコインあれば十分しっかりとした食事が摂れます。南海の社員食堂はこの他、本線の堺にもありますので、こっちにも何かの用事を引っかけて行きたいですね。コスパ的にありがたい社食ですので、予算を削らないといけないときには是非押さえておきたい穴場の食堂でした。

  2022.12.11

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  四季の味ぎんなん（大分駅）

  本業の仕事がようやく一つのヤマを越えました。もう一つ、今週末にまたヤマがあるので、続きのネタの掲載は週末の土曜以降の予定としています。今日は心のリフレッシュを図る目的で、先日の弾丸行軍を決行したときに行ってきたお店の一つです。別府の杉乃井ホテルの棚湯が来年から半年間、改修工事で閉鎖されることが判り、改修前の入り納めで風呂に入ってから食べてきました。以前、３６ぷらす３の乗車記で紹介をした大分市内にある実力派の日本料理店になります。ぎんなんは、大分駅から歩いて約10分ほどのところにあります。県立美術館（OPAM）の方向を目指していき、アーケード街に沿って歩いていくと、白いモダンな建物の割烹が見えてきます。ここがお店です。今回は2200円のランチコースをチョイス。以前は松花堂弁当が食べられましたが、ランチの内容は会席コースに統一されました。日替わりでお店の大将が吟味した新鮮な材料を使った料理が並びます。目でも舌でも堪能できるコースです。いきなりですが、管理人が唸った料理は蕪のふろふきです。この出汁の味の良しあしで料理人の技量が分かるほどです。薄味ですが、出汁がしっかりとしみ込んでるので、体に優しい料理でした。蕪の繊細な味を活かした美味なるものです（＾～＾）。二品目は刺身。佐賀関産の獲れたてのいさきと、神奈川産のめばちまぐろの刺身が並びます。豊後水道の激しい海流でもまれたいさきだけに、身がプリプリで味も濃厚な刺身でした。勿論、まぐろの刺身も安心感のある味です。三品目の焼き物です。ぎんなんの形をした付け合わせは、さつまいものレモン煮です。お口直しにピッタリ。他には出し巻き卵や紅葉にんじん、姫竹の子、韮のお浸しが並び、真ん中にはメインの真鯛の西京焼きが。ご飯にもお酒にも合う王道の味でした。この後は、刺身でも食べられる新鮮な帆立を使った帆立の黄身仕立て炊き合わせ、あおさの味噌汁、香の物、ご飯（自家製のりの佃煮を添えて）、デザートの黒胡麻プリンと続きました（料理の内容はその日に入った食材を使って提供されるので、頻繁に変わります）。いずれの料理も素材の味が活きていて、美味しく頂戴しました。この後、大将の奥様に３６ぷらす３でお店のことを知ったのをお話したら、何と、大将の西崎さんと鉄分の濃い話をすることができました！その証左がこちら。車内でお弁当の提供が決まったことで、３６ぷらす３の完成記念式典に小倉工場まで行ってきた内輪話までお話をしてくれました。その式典の際にＪR九州から頂いたのがこちらの３６ぷらす３のロゴ入りの盾で、勿論デザインは水戸岡鋭治氏の書き下ろしです。背景が青ベースになっていますが、青の路の料理の担当ということで、このような色彩となっています。西崎さんの鉄道に対する思い入れは強く、嘗て走っていた「つばめ」に憧れを持っていたことから、787系で運転される３６ぷらす３での仕事のやりがいに誇りを持っていることが伺えました。ちなみに「ななつ星」については、「１回乗ったらもう満足という雰囲気があるから、僕はつばめの色を残すこちらの列車の方がいいんですよ。」と、鉄道ファンや旅行客のツボをついた視点もさすがと思います。食事の後、今週の仕事のヤマを越えるために、栄養補給として購入したのがこのゆべしです。ゆべしは現在は和菓子として親しまれていますが、元々、江戸時代までは武士の軍糧として珍重された保存食でありました。今でいうミリメシの元祖でもあったわけですね。作り方は柚子の中身をくり抜き、その中に八丁味噌を詰めて蒸してから、4か月ほどかけて乾燥・熟成させます。そうすることで、外側の柚子の皮に赤味噌が浸透して真っ黒い外観となるわけです。食べ方はこちら。ご飯の上にゆべしを食べごろのサイズに薄くカットして乗せて食べます。３６ぷらす３で提供されている弁当でも、このゆべしはご飯のお友として入っていますので、お店の味を車内でもそのまま堪能できるわけです。ちなみに大将おススメの食べ方はお茶漬けです。ゆべしをご飯に乗せてアツアツのお湯をかけた後、お湯が真っ黒になるまでゆべしを溶かします。こうすることで、柚子の香りが立つ極上の高級茶漬けとして楽しめます。そのまま食べても赤味噌の濃厚なコクに柚子の香りが穏やかに効いた美味しいおつまみになります。こちらは車内販売では手に入らない逸品ですので、お店で買うか通販で送ってもらいましょう。料亭や割烹は一人で行くとなると敷居が高い雰囲気がありましたが、３６ぷらす３に乗ったおかげもあり、しっかりと料理を堪能することができました。本当に美味しかったです！大将の鉄道談義も面白いお店ですので、鉄道ファンの皆さんや家族連れの皆さんも楽しめるお店であることには間違いありません。大将の西崎さんには食事中、大変有意義な時間を過ごすことができ、本当にお世話になりました。有難うございました！お店については再掲をしておきます。公式ＨＰ​http://www.ginnan.info/​〒870-0035大分市中央町3-6-1TEL：097-537-3528

  2022.11.21

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  つばめ食堂（JR九州小倉総合車両センター）

  昨年５月に掲載した福岡市交の姪浜以来の社員食堂です。先週、日帰り遠征で小倉の総合車両センターと西鉄の筑紫車両基地に出向いたときに食べることができた社食になります。先ずはイントロから。この日の一般公開はJR九州のウォーキングイベントに参加した人限定だったので、集合場所の西小倉駅に9時半前に出向きます。大々的に告知されていたので、多くの方が既に9時前から並んでいました。受付までに20分弱並んでからお目当ての小倉総合車両センターまで歩いて行きました。途中、西鉄バスの青葉車庫の一般公開もあって、こちらも賑わっていました。正門をくぐると、C１２と４８５系が出迎えてくれます。４８５系はこちら。愛称幕は日豊本線の線路沿いに工場があることからにちりんになっています。小倉工場鉄道ランドは、今年の4月にオープンし、現在はツアー客限定で公開されています。今回の一般公開は一部の公開だったので、２階にある鉄道ランドには入場ができなくなっていましたが、それ以外の場所には行くことができました。つばめ食堂は鉄道ランドの１階にあり、併設して水戸岡さんのデザインミュージアムとショップが並びます。当日はショップの方で長い行列ができていました。こちらが社員食堂です。愛称はつばめ食堂。社員向けのメニューはもっとバリエーションが豊富ですが、一般公開で提供されるメニューは相当な客数をさばく必要があることから、うどんとカレーライスの2種類に限定されています。ただ、１品が２５０円と非常に良心的な価格で、筑紫に移動する前の昼食として有効活用することができました。食べてきたのはカレーライスです。安価ながらも肉と野菜が大きめだったので食べ応えのあるピリッとした大人向けのカレーでした。なかなか美味しかったですよ（＾～＾）。昼食の予算を節約できたことから、783系の座布団を入手できました。ハイパーサルーンで使われていたシートが１つ1000円だったので即決。自宅で来客用に使わせて頂きます。783系はここ最近、現役で稼働する車両が少なくなっているので本当に貴重です。最後に小倉車両センターまでのアクセスですが、通常は工場までの臨時列車やバスで向かうので移動に苦心することはそれほどないと思いますが、最寄りの西小倉駅からは歩いて20分ほどかかります。歩く場合は目安として思永（しえい）中学校→小倉北警察署→福岡地裁小倉支部を辿りながら向かうとよいでしょう。他にもバス路線が充実しているので、バスで向かう場合は西小倉から金田（かなだ）陸橋西で降りるとすぐに行くことができます（1系統黒崎行き、特快も走ります）。連接バスで走る特快も停まるバス停ですので、連接バスに乗りたい方も楽しめる場所でした。

  2022.10.22

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  駅弁やまぐちのラーメン#2（人吉駅）

  昨日の鮎ずしに続きます。人吉へは前泊先から新幹線とＢ＆Ｓみやざきを乗り継いで入りました。新八代での乗り換えの必要はありましたが、博多から1時間35分と割と早くに着くことができました。人吉バス停からは駅まで約2kmを昨年と同じように歩いて移動。そのねらいは勿論、駅弁の購入と合わせてのお昼のラーメンでしたので、軽い運動がてらしっかりとお腹を空かせてからお店に伺います。駅弁やまぐちさんのラーメンは昨年の取材のときに塩ラーメンを食しましたので、今年は醤油をチョイス。煮卵と味付けメンマがプラスされた田舎ラーメンにしました。醤油ラーメンも天草大王とあごだしのWスープがベースになっているので、最後まで飲み干せる贅沢な味に仕上げられています。塩との相違点はチャーシューが鶏ではなく、通常の豚になっているところです。イメージとしては、昔ながらの中華そばとお考え頂けるとよいでしょう。首都圏の激戦区などで食べられるラーメンよりもスープにコクがあり、美味しく頂きました（＾～＾）。とにかく醤油も塩に負けないコクのあるスープが堪能できますから、胡椒を敢えて入れる必要はありませんでした。食事中、お店の大将とも初めてお話をすることができ、12時台のくま鉄の代行バスの時間まで有意義な一時を過ごすことができました。大将は約40年もの間、東京でラーメン店を渡り歩いてきた職人さんで、人吉に覚悟をもって移住したとのこと。これだけのクオリティのラーメンは、首都圏に安易に持っていってはダメですよ！その土地でしか食べられないものを残してこその地方創生になりますので、また寄らせて頂きますね。

  2022.08.08

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  友誼商店（渡辺通駅・薬院駅）

  台湾の駅弁が食べられるお店として大阪の1店をこのブログで上げていきましたが、福岡にも台湾駅弁が食べられるお店がありますので、こちらを紹介していきます。お店は友誼商店（ゆうぎしょうてん）で、アジア食材の買えるスーパーの中にあります。外観は白文字に青バックのシンプルなもので、どことなく化粧品店のサロンにも似た雰囲気がします。幹線道路沿いに店があるので、すぐに見つかりました。駅弁が食べられるのは店内のフードコートの中で、３店のうちの１つです。本場さながらのお弁当が食べられるのに加え、温かいままで提供してくれるのが台湾式になります。写真は駅弁の容器で、台湾の駅弁はアルマイト製の容器に入れられているのが特徴です。蓋のデザインは近郊形電車のＥMU500型がモデルとなっています。こちらが中身。お値段は830円と福岡市内ではそこそこの価格となっています。＋100円でジャスミンティーが追加できたので管理人は追加して注文しました。おかずは香辛料とハーブが効いた排骨が入っている他、鶏の手羽先や豚の角煮、煮卵など、タンパク質豊富な内容になっていて、さらに2段目にはきくらげや野菜もいっぱい入っており、栄養のバランスは本当にいいのです。味についても特徴的な八角の風味は日本向けにやや抑えられているので、香辛料が苦手な方でもサクサクと食べられます。本当に美味しかったですよ！（＾～＾）駅弁の容器はお土産として販売もされていて、1個3000円しますが、お家で台湾駅弁もこれで楽しめます。アルマイト容器は軽くて強度があるので、普段の仕事のお弁当にも使えます。お店は地下鉄七隈線の渡辺通が最寄り駅（徒歩で5分ほど）ですが、西鉄の薬院からも歩いて７～８分で行くことが可能です。来年の3月には七隈線の博多延伸がようやく実現するので、博多からのアクセスも格段に改善されます（バスでも行くことができます）。また、普通のスーパーではなかなか手に入りにくい食材も買うことができるので、お家で旅行気分を味わうには面白いお店だと感じました。福岡での台湾メシ、如何でしょうか？（＾～＾）

  2022.06.30

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  一鶴（丸亀駅など）

  管理人の好物の一つで、お酒がとにかくよく進みかつ飯テロ料理である香川の名物「骨付鶏」の専門店です。本店は丸亀駅のすぐ近くにありますが、高松にも3店舗（ことでんの片原町、太田、屋島）ある他、横浜や大阪（北新地と心斎橋）、福岡（中洲）にもお店があるので、さぬきうどんと並んで身近に楽しめます。管理人は一人で行く他、仕事仲間と一緒に食べるときもあり、食事で迷ったときに勧めているほどです。一鶴で食べられる骨付鶏は「親」と「ひな」の2種類あります。親は歯ごたえがあって固いのですが、その分鶏本来の味を楽しめるので注文はこちらの方が多いです。ひなは若鶏の骨付鶏で柔らかさが特徴です。初めて食べる方や女性、子どもさんはこちらから注文するとよいでしょう。骨付鶏にはキャベツがついてきます。これに鶏の油をつけて食べると結構野菜が食べられるものですよ。管理人はこれにおむすびまたは写真にある鶏めしをつけることが定番になっています。骨付鶏で余った鶏油を鶏めしに入れて食べると炒飯のような感覚で楽しめます。肝心の骨付鶏の味ですが、胡椒とニンニクがピリッと効いたスパイシー仕立てで、注文をしてから高温のオーブンにかけて焼き上げますから、とにかく鶏の味が濃厚で「ウマい！」のです（＾～＾）。お店は結構混む日が多く、ことでんの電車まつりで高松に遠征に行ったときに寄った際には、1時間待ちということもありました。そういったときには持ち帰りも出来るので、持ち帰って家で食べることもあります。家でもお店の味に匹敵するクオリティを楽しめるのが完成度の高さを物語るところです。持ち帰り用の「親」と「ひな」は駅弁大会におみやげとして出店することもあるので、これを狙って行くことも面白いです。高い頻度で出てくるのは熊本の鶴屋や守口の京阪百貨店などで、チラシは小まめに見ておくとよいでしょう。家飲みでたまの贅沢には丁度良い価格帯でもありますし、食べ応えがありますので満足してもらえるものと思います。

  2021.12.11

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  五車堂本店（熊本駅）

  熊本は人吉へ取材に行って以来4か月ぶりの訪問です。今回の訪問はA列車で行こうを7年ぶりに乗りに行ったのですが、食の面で行っておきたかった洋食屋に寄ってきました。そのお店が五車堂本店です。お店は熊本駅から歩いて2～3分と至近距離にありますが、目立ちにくい建物にあるので、見逃さないようにしましょう。蒸気機関車の動輪を模したロゴが目印です。中に入ると1階は持ち帰り専用のカウンター、2階がグリルになっています。グリルはお昼の営業のみですが、貸し切り限定で夜もやってくれます。結婚式の2次会や送別会・歓迎会などの用途にはぴったりですね。注文は2階のグリルで受けつけてくれます。グリルでは国産黒毛和牛のハンバーグが食べられる他、ステーキもやっています。五車堂の名物はSL人吉の８６弁当にも採用されたハンバーグです。一度焼いてからオーブンで焼く二度焼きを行っているので、ジューシーな仕上がりです。デミグラスソースにナツメグの効いた玄人好みのハンバーグでした。付け合わせの野菜もハンバーグの下にキャベツがたっぷりと敷かれているので、これをご飯にまぶしても相性は抜群。肉の旨味が楽しめます（＾～＾）。注文したハンバーグ弁当はメインのハンバーグに鶏の竜田揚げ、皮つきのポテトフライ、キャベツのソテー、青菜の漬物、ご飯の内容で1000円です。何といっても値段もさることながら、出来立ての味を楽しめるので、駅弁が売り切れた場合のオプションとしては強力な選択肢となるでしょう。ただし、注文を受けてからハンバーグを焼くので時間は15分から20分は見ておいてください。お目当ての列車内で食べる場合はトータルで考えると、熊本駅からの往復の移動時間も含めて最低でも30分、出来れば40分は確保が必要です。SL人吉の味、手軽に車内で楽しむのは時間帯が限られる面がありますが、熊本に立ち寄る際のお楽しみとして訪問リストに加えてみてもいかがでしょうか。五車堂本店〒860-0047熊本市西区春日2-1-12Tel：096-354-6373 ​http://goshado.jp/​

  2021.11.20

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  うなぎ　徳（浜松駅など）

  Twitterに激安でうなぎを食べてきたことをお知らせしましたが、ここ数年、温暖化や漁獲高の減少に伴って駅弁でも価格が高騰をしているように、鰻が庶民にとって段々と縁遠い食べ物になりつつあります。利用したお店はうなぎ専門店の徳で、浜松に本店を持つ本格派の炭火焼うなぎのチェーン店です。徳のうなぎは関東風の蒲焼が特徴で、後ろにあるせいろで蒸した後、炭火で焼いて提供されます。焼きのシーンは実際にカウンターや座席から見ることができます。たくさん積まれた備長炭が食欲をそそります。食してきたのはうな重の上に吸い物、漬物、小鉢と茶碗蒸しがセットになった4000円相当のもので、ふっくら柔らかくて濃厚な旨味を楽しむことができました（＾～＾）。さて、激安で食べることができたからくりですが、JTBの「日帰りグルメたび」のパックを活用しました。これがなかなかの優れもので、出発の前日までに申し込めば電車の切符などがセットになってお得になるので結構使えます。また現在は期間限定で補助金が出る都道府県もあります。補助金の分がさらに割引になるので、逃さない手はありません。福岡の場合、県内限定での日帰りのパックツアーを申し込むと3000円の補助金が出る他、1000円の地域クーポン券も付くのでめちゃくちゃお得なのです。小倉発の場合を例に挙げると、博多での日帰りパックは通常料金が6900円なのですが、これが3900円で利用できる計算になります。正規料金で内訳を計算すると、小倉ー博多間の往復乗車券と往復特急券（指定席）：4720円（片道の乗車券は1310円、特急券520円、指定券が530円）上うな重セット：4000円福岡県地域クーポン券：1000円新幹線オリジナル巾着：店頭で買うと約1000円相当（JR九州の旅行の窓口で購入すると、数量限定でもらえます。勿論非売品です。）合計：10720円となりますので、今だからこそできる芸当になるわけです。予算が限られる場合でも、これであれば何とか手が届きそうという方も多いと思いますので、期間限定のときに普段味わえない料理に舌鼓を打つこともよいリフレッシュになると感じます。しっかりスタミナをつけていきましょう！！

  2021.11.16

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  資さんうどん

  前回の或るカフェの続編です。博多駅を出た後の晩御飯として途中、小倉に立ち寄り名物の資さんうどんを味わってきました。資さんうどんは1970年代後半から北九州で親しまれているうどんのチェーン店で、地元のTheがつくほどのソウルフードとして親しまれている一品でもあります。資さんうどんの代名詞かつ一番の名物は、牛蒡の天ぷらが入ったごぼ天うどんで、丁度良い太さと歯ごたえのよさで人気です。これに牛肉もしくはかしわをトッピングした肉ごぼ天うどんやかしわごぼ天うどんは、味わってほしい一杯でした。うどんは讃岐うどんや博多うどんとは違い、麺の食感は初めは柔らかく後からモチっとくる独特のもので、ダシも麵に合わせて魚や昆布が効いていながらもやや甘めの味付けに仕立てられています。最後まで飲み干せるぐらいのこだわりのダシですので、お酒の〆としてお店で食べる方も多いそうですよ。お店は北九州市内だけでなく、九州各地に点在している他、山口県内で下関と宇部に店舗がありますので、本州でも実は味わうことが可能です。全店でとろろ昆布と天かす、つぼ漬けが取り放題ですので、ご飯ものを頼むときでもご飯の友としてしっかりとエネルギー補給ができます。そして忘れてはいけないのがぼた餅。全店で年間450万個が作られているヒット商品の一つで、和菓子好きには最適です。北海道産の小豆を贅沢に使った甘さ控えめの無添加ですので、急なお土産にも役立ちます。また、期間限定で小倉駅や博多駅で売られることもありますので、新幹線で持ち帰ってお家でゆっくり楽しむこともできます。資さんうどんは郊外の店がほとんどで、旅行客でも気軽に短時間で寄れる駅近のお店となりますと、小倉近辺でモノレールの平和通が一番近くになりますが、小倉駅からも歩いて７～８分の至近距離にありますので、リーズナブルに地元のものを食べたいときには重宝します。ごぼ天は持ち帰りも可能ですので、車内でおつまみとして楽しむ場合もピッタリです。福岡で乗り潰しなど回る場合の食の拠点として、活用する価値は大きいお店ですよ（＾～＾）。

  2021.11.07

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  うまい並等御辨當

  鬼滅の刃のコラボメニューの1つです。2年前のアニメ放映以降社会現象にもなっている鬼滅の刃ですが、映画版の無限列車編の作中で登場した一品を味わってきました。これらの食事はユーフォーテーブルカフェとマチ★アソビカフェで楽しめ、東名阪の3大都市と、徳島、北九州にお店があります。お店は現在ハロウィン仕様になっています。最近、いろんな業界や業種でコラボが行われているので、キャラクターをあちこちで見かけることができます。食べてきたのは予算の関係もあって、幕の内弁当タイプの並等御辨當をチョイスしました。作品の設定は大正時代がメインで、その当時に食べられていた中身をオマージュしたものです。掛け紙も当時使われていたデザインをモチーフにしたものが採用されています。掛け紙は持ち帰りが可能です。弁当の中身も作中に出てきたものをそのまま再現したもので、白米に梅干、おかずは筑前煮、紅白かまぼこが2枚と卵焼き、鰤の照焼と昔ながらの幕の内弁当をヒントに仕立てられています。ご飯は炊きたてのものを提供してくれるので、温かいままの状態で楽しめます。おかずもご飯が進むようにやや濃いめの味付けに仕立てられているので、完成度は高いものでした。ただ、難点となるとやはり量でしょう。ボリュームとしては大人の量となると6割から7割ほどの分量なので、仕事終わりの身としてはおかわりが絶対に欲しくなる大きさでした。カフェでは食事をオーダーすると、非売品のランチョンマットがもらえます。キャラクターは何種類かがありますが、無限列車編では主役級のキーマンとなる煉獄杏寿郎は外せません。作中では牛めしを列車内で何杯も「うまい！」と平らげているシーンが印象的ですが、確かにこの量では鬼退治には不足ですよねえ（＾＾;;）。そしてもう一つのお土産は何といっても無限列車の切符です。残念ながら硬券ではないのですが、時代背景をしっかりと練っているところは鉄道ファンとしても唸るところです。保存の場合はラミネートされるとよいでしょう。さて、お店の方ですが、3大都市圏にあるカフェは現在感染予防を図るために抽選予約制になっていますので、早く行きたい、気軽に楽しみたいという場合は徳島（東船場町、眉山の2か所）、北九州（小倉）のいずれかの店舗に行かれることをおススメします。鬼滅の刃無限列車編コラボレーションカフェHP​https://www.ufotable.co.jp/cafe/kimetsu_cafe_tv_mugen/​

  2021.10.22

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  うちのたまご#2

  うちのたまご、関西初出店です。丁度、著作の異業種交流があって大阪にいましたから、交流前に立ち寄ってきました。お店は梅田にあります。場所は少し入り組んだ所にあり阪急梅田の茶屋町口を降りると高速バスターミナルがありますが、丁度この北側です。開店記念の胡蝶蘭。何と半沢直樹の大和田常務（香川照之さんで市川中車は歌舞伎名）から来ていました！市川猿翁はスーパー歌舞伎の創始者で、先代の猿之助さんです。今の猿之助さん（伊佐山部長）のワンピース歌舞伎も見てみたいんですけどねえ・・・ランチで味わってきたうちのたまごの卵かけごはんです。ごはんと卵はおかわりがそれぞれ1回無料なので卵の追加がおススメです。この日はオープン記念で100円引きだったので明太子を追加しました。明太子も博多で味わえる現地と同じ味でした。追い卵が出来るのがうれしいですね。卵かけごはんには味付けとして専用の醤油と魚醤がテーブルに備え付けられてますが、どちらを使っても相性はバッチリ。勿論、卵の味も◎ですよ（＾～＾）。親子丼については博多で食べてきたものですが、これも併記しておきます。とにかく卵のふわとろ感が違うのと、鶏肉の濃厚な旨味が特徴です。そのまま食べても美味いですが、追い卵が出来るので満足感が違います（＾～＾）。オープン記念の一環としてLINEにお友達登録をするとミニケーキが無料でもらえました。また、登録後にLINEのスタンプカードでスタンプを10個集めると味噌汁付きの親子丼が無料で食べられるのでこれも登録しておくと便利です。ヘビーユーザーの方には是非。また、他店と同様に卵やスイーツが購入できる他、持ち帰りも可能ですので旅行や出張時の拠点としても重宝します。今年は入場が制限されていますが、コンサートやＪリーグ、甲子園、宝塚などイベントや観劇前の腹ごしらえにも活用下さい！（＾～＾）

  2021.08.24

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  うちのたまご#1

  JR九州の多角化事業を示す代名詞的なお店で、高品質の卵を売りにした朝ご飯を食べてきました。この卵を使った製品は管理人も乗って食べてきた３６ぷらす３車内でのオムライスや出し巻き卵の他にも、プリンやエッグタルト、ミニケーキなど結構品数が多く、バリエーションも豊かなのです。うちのたまごの直営店は、養鶏場のある福岡の飯塚の他、博多、熊本、羽田空港、東京の赤坂の5か所にあり、今回は人吉取材前に前泊先の熊本に寄ってきました。熊本駅は改築工事が終わってから装いが大幅に変わっていて、熊本城の武者返しと呼ばれる城壁を意匠としたものになっています。お店は白川口を出た高架下にあります。バスロータリーが目の前になるので分かりやすいです。直営店の食事メニューは親子丼がメインですが、朝ごはんも提供されます。朝ごはんは卵を前面に押し出した卵かけごはんの定食で、ご飯の中盛りと卵、漬物と味噌汁のシンプルなものです。110円を追加すれば明太子も食べられます。メインの卵は黄身がレモン色で、地鶏の卵にありがちなオレンジ色の黄身を想像していた身としては予想外の色だったのですが、濃厚ながらもあっさりとした味が楽しめました。卵の栄養価が高いので品数は少ないですが、炎天下の人吉でお昼までしっかりと腹が持ちましたので、夏のスタミナの必要な時期に卵も悪くはないと思います。何しろ黄身が箸でつまめるほど新鮮ですので、品質の高さは折り紙付きです。また、直営店では卵も直接購入することが可能です。価格は6個入りで400円ほどと、ヨード卵光並みに高いのですが、滋養にいい卵ですので、朝からしっかりと動く必要があるときに食べて頂きたいですね。また、大阪にお店がオープンする予定で、今後は他地域にも広がることが予想されます。安く卵を買う場合は養鶏場に行くことがベストですが、飯塚の養鶏場は筑豊線の筑前内野からかなり離れたところにあるため、車で行かないと困難です。そこでオプションとして福岡県内であれば、マルキョウや中規模のスーパーに行けば350円ほどで手に入るところも確認できました。電車を使う場合、比較的大きな規模のマルキョウが福岡市内だと地下鉄七隈線の野芥や西鉄の井尻が駅から至近ですので、これらの店は天神からも近いですしおススメです。お土産にも是非（＾～＾）。

  2021.08.08

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  駅弁やまぐちのラーメン#1（人吉駅）

  栗めしの続きになります。駅弁のやまぐちさんは何と、先月からクラウドファンディングを活用してラーメン屋も開業しました。乗客がいなくなった人吉の町に明るさをという強い思いから開業をしたお店で、東京から職人さんを招聘するほどの本格派です。ラーメンは駅弁を売っている建物の隣で食べられます。元々はこの建物は食堂だったのですが、15年前に閉店してしまいそれ以降、空きのテナントになっていたのですが、久々に明かりが灯りました。実際に提供されるのは醤油と塩の2種類で、この後自転車での取材が残っていたことから塩分補給を兼ねて塩ラーメンにしました。スープのベースは天草大王の鶏ガラとアゴだし（飛魚）で、肉と魚のWスープになっています。これに木耳と海苔、長葱と黒胡椒の効いた鶏のチャーシューが2枚とあっさり系です。特にスープのこだわりようが半端ではありません。天草大王は熊本を代表する大柄の地鶏で、昭和初期に一度絶滅してしまった幻の地鶏だったのですが、近年、10年をかけて復元され、肉の臭みがないため上質なスープが取れることからラーメンでも使われるようになりました。アゴだしは飛魚の煮干しから取りますが、上品でクセがなく肉系のスープに混ぜても味が濁りにくい特徴があります。とにかくこのラーメンはスープの1杯目から天草大王のガラとアゴだしの奥深さが楽しめます。食べ進むにつれてラーメンのダシは薄まっていく傾向がありますが、最後に飲み干すまで滋味深いコクのある味でした（＾～＾）。鶏チャーシューが黒胡椒のパンチの効いた味に仕立てられているので、逆に胡椒を追加で振りかけない方がよいですね。醤油ラーメンの場合はチャーシューが豚になります。お店では「田舎ラーメン」として売り出されていて、これだけの極上のスープながら600円とお財布にも良心的ですので、是非昼食に食べて頂けたらと思います。実際、午後の2時頃にはスープがなくなってしまって完売になることが多いので、早い時間帯での訪問を推奨します。スープが美味いとラーメンも美味い！ラーメンの基本的なイロハを実感できるお店ですよ。※定休日は火曜日ですのでご注意ください。

  2021.08.01

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  ファンキータイガーアジト（門司港駅、出光美術館駅）

  かわせみ　やませみ乗車記の番外編です。門司港に着いた後、気になるお店があって寄ってきました。門司港は焼きカレーが名物になっていますが、それ以外の洋食も食べられるお店ということで、トロッコ潮風号の出光美術館に程近いファンキータイガーアジトです。このお店、体ものまねの巨匠、ロバート秋山竜次さんのお父さんが切り盛りするお店で、地元だけでなくファンや芸人仲間の間でも知る人ぞ知る有名店でありました。お笑いトリオのロバートは、秋山さんと馬場裕之さんが北九州の出身で幼馴染の間柄だったそうです（その後、吉本のNSC時代に山本博さんと出会いロバートを結成）。その高い知名度の割にはJR九州の観光案内や門司港の観光ガイドには掲載されていないので、なかなか最初は探すのに少し迷いましたが何とか見つけました。お店はトロッコ潮風号の出光美術館駅のすぐ近くにあります。門司港駅からでも歩いて10分くらいなので、さほど遠いことはありません。お店は古民家を改装の上で活用していて、ピンクのど派手な外装が特徴です。駅からはすぐにわかります。お店の中は秋山さんの代表作「クリエイターズファイル」のなり切りキャラ（子役の上杉みち）のポスターがある他、お父さんの等身大パネルや虎の置物などが置かれていて、なかなか型破りな親父さんだと思いました。内装はピンクがベースで、どことなくアメリカンな雰囲気を感じます。テーブルの後ろには見慣れた顔が。これを見たら、秋山竜次＝体ものまねになるでしょう。体ものまねは何といっても梅宮辰夫さん。これがブレークしてからは梅宮さん本人がお面をプロデュースして売るくらい芸を認めていたそうで、早い逝去は本当に惜しまれます。北九州市の同窓会のイベントにも足を運ばれていただけに、是非秋山さんには芸をより追求して続けてほしいですね。また、クリエイターズファイルの様々な憑依キャラのポスターも張り出されています。そのスキル、IPPONグランプリでも見せていました。別人になり切るネタも秋山さんの代表作です。余談ですが、IPPONグランプリでの秋山さんとバカリズムさん（出身は田川市です）との福岡対決（しかも日田彦山線の沿線対決）は見応えがありました。お店ではロコモコを食べてきました。焼きカレーは食べたかったのですが、前日にカレーは止めておけばよかったです。秋山さんのお父さんは船で料理人を務めていた経験があって、ハンバーグやアボカドのサラダは本格的な味でした。シンプルですが、ボリューミーなプレートディッシュです。おススメは焼きカレーが何といってもNo.１ですが、ステーキも食べられます。勿論、体ものまねもできます。サービスとして、会計のときにカメラをお店の方に頼めば、体ものまねの写真を撮影してくれます。お面は鉄板ネタの梅宮さんのものが3種類用意されているので、好みの顔写真を選んで撮影が可能です。管理人も最後に撮ってもらいましたがとても出せるような仕上がりにはならず・・・お面の奥には梅宮さんの著書が置かれていている他、家族のサインも飾られていました。家族ぐるみでのお付き合いに発展していたそうです。管理人は体ものまねTシャツの発売記念イベントで、生で体ものまねを一度見たことがありますが、体形がいい意味で肉々しい、大御所のような恰幅のよいボディじゃないと笑いのツボにはまらないことを体感しました。お店の方によれば、秋山さんは子どものときに水泳をしていたそうで、小さいときの水泳経験が肩幅の広い体型を作り、後の体ものまねの基礎になったのかなと感じます。私も高校まで水泳をしていたので肩幅が広く、スーツを新しく買うときには本当に苦労します（汗）。Lだと肩幅が狭くかといってLLにすると丈が大きすぎてアンバランスになってしまうので、寸法直しはとにかく時間がいつもかかっているんですよねえ。さて、体ものまねは身近に出来るようにTシャツも販売されていて、通販で買うことができます。顔のバリエーションも梅宮さんだけでなく、ロバートの3人やキャラクターバージョンも売り出されているので、家族で楽しめるネタとして定着してきましたね（＾０＾）。体ものまねTシャツBOTY​http://boty.jp/​このTシャツ、実は特許になっています。特許庁の公報を調べたら秋山さんの名前が出ていて、全国の特許事務所や弁理士さんの間で話題になったそうです。出願で何回も拒絶を受けて拒絶査定不服審判まで経て特許を取った執念のTシャツですので、結婚式やイベントの余興などにいかがでしょうか。体ものまねTシャツの特許庁特許公報（発明の名称は小道具となっています）特許第6366202号（発明者：秋山竜次の名前があります）​https://www.kim-lab.info/domescon/t2020ip_el/JPB_0006366202.pdf​https://www.j-platpat.inpit.go.jp/p0200​お店は運がよければ、お父さんやロバートのメンバー、芸人さん、TVの番組が入ることがあるので、ひょっとして見慣れた顔の有名人に出会えるチャンスもあるかもですよ。

  2021.05.25

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  福岡市交通局姪浜合同事務所内食堂

  ※5月2日にメニューの加筆等アップデートを行いました。福岡シリーズ第2弾です。今回のネタは社員食堂です。鉄道会社の社員食堂は通常、社員のみが利用できる施設であって、一般に開放されるのは10月14日の鉄道の日の関連イベントで工場や車庫が一般公開されるときに限られることが多かったりします。そのため、現業職の食事を摂れるのはなかなかレアなケースなのです。一方で、全国に数か所、一般客が利用できる社員食堂があり、管理人が調べたところ５か所あることが判りました。その５か所とは静岡、大阪市内、堺、岡山、福岡で以下の場所になります。3月までは6か所だったのですが、JR多度津駅（香川）の構内食堂は閉店になってしまいました。JR新幹線食堂：JR静岡駅から西に少しいったところ難波給食所：南海なんば駅構内堺駅社員食堂：南海堺駅近くの駅ビル内JR貨物食堂：瀬戸大橋線大元駅から北に約15分ほど行ったJR貨物の岡山機関区のそば福岡市交通局姪浜合同事務所：地下鉄空港線姪浜駅から西に歩いて1～2分その中でも特に知名度が高く、アクセスが便利で一般客の利用が多いのが福岡の姪浜です。姪浜の社員食堂は5年前にも行ってカツカレーを食べたことがありますが、今回、著作の営業回りの途中でランチを食べてきました。地下鉄の合同事務所は姪浜駅から西に信号を渡ってすぐのところにあります。内浜小学校の体育館の向かい側です。営業時間は朝7時半からお昼の3時までと朝・昼がメインになっています。良心的な価格設定なので、ワンコインあれば十分お腹いっぱい食べられますよ（＾～＾）。事務所の入り口の取っては福岡の地下鉄のFマークのロゴです。オリジナリティ感が満載。食堂は建物の１階にあります。食券制で券を前もって買ってからカウンターに行きます。種類が結構充実していて、小鉢のついたカツ丼定食が500円とこれはお得（＾～＾）。以下にメニューの一部を載せておきます。ご参考にしてください。【メニュー（一部抜粋）】◆定食朝定食：320円日替わり定食：500円野菜炒め定食：500円カツとじ定食：500円定番スペシャル：570円（野菜炒め、ハムエッグ、小鉢がついたものです）◆丼ものカツ丼：430円親子丼：360円※（味噌汁つきは＋50円、大盛はさらに＋50円）◆飯もの焼き飯：400円カレーライス：360円カツカレー：460円※大盛はいずれも＋50円◆麺類焼きそば：400円焼うどん：400円チャンポン：430円※大盛はいずれも＋100円、替え玉（麵追加）も＋100円かけうどん：200円かけそば：200円※天ぷらなどのトッピングは１つ＋120円◆その他ライス（小）：120円、普通サイズは150円、大は200円味噌汁、小鉢の追加：80円今回食べてきたのは、日替わりランチでこれも500円です。ランチは4～5種類のおかずの中から選べます。日替わりランチには小鉢が1品つきます。漬物は自由に取れます。この小鉢、おかずが豊富で結構迷いますよ。管理人がチョイスしたのは豚肉の野菜巻きフライで、小鉢には小松菜とオクラのお浸しを選択。これにご飯と味噌汁がつきます。このボリュームで500円ならば良心的です（＾～＾）。麺類やご飯類の大盛でも500円前後で食べられますので、予算を考える必要があるときに重宝します。安全の根幹を担う鉄道マンの毎日の胃袋を受け持つだけに、味もしっかりと満足できるレベルですので、是非足を運んでみて下さい。福岡は美味いものが多い食の都だけに、社員食堂は地味な印象もあるのですが、企業や官庁の食堂はなかなか入れないところが多いので貴重です。地下鉄の職員さんは勿論、JR九州の乗務員さんや近くの職場の方、週末になると部活やスポーツ帰りの小中学生も利用するほど幅広い年代に利用されている食堂でした。出来立てのおかずに温かいご飯と味噌汁。体の胃袋だけでなく心の胃袋も満タンにさせて頂きました。ごちそうさまでした！（＾～＾）残りの4か所の社員食堂も是非行ってみたいですね！※定休日は不定期に設定されているので、注意が必要です。※アルコール類は運輸関係の事業所になりますので一切提供していません。持ち込みもご遠慮ください。

  2021.05.01

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  饗（Syan）

  本日は大阪市内の台湾料理の店を紹介します。このレストラン、実は本場の台湾の駅弁が食べられる店であるのです。台湾の駅弁は八角（スターアニス）の効いた排骨（パイコー）の乗った排骨飯や同じく八角をベースにした角煮飯の魯肉飯（ルーローファン）など、独特の駅弁に人気があります。その本場の味をお店で食べられるのはホンマに貴重なので行ってきました。排骨弁当は現地の中国語（繁体字）では「便富（ベントン）」と発音します。日本語に一部語源が似ているので、とっつきやすくてありがたいです。これがお店の排骨便富です。見た目よりもかなりボリュームがあります。味をしっかりと馴染ませて揚げた排骨（台湾風の豚カツとお考え下さい）がデーンと鎮座しています。排骨の下にはおかずがこれもぎっしりと詰まっていて、薄切りのソーセージや味付け煮卵、魯肉も少しですがトッピングとして入っているだけでなく、高菜の油炒め、細切り搾菜、キャベツの油炒め、沢庵など野菜のおかずも満載です。これに御飯が入るのですから日本の駅弁以上に満足度の高い完成度に仕上がっています。味も日本人向けにアレンジしたものではなく、本場の味をそのまま踏襲しているので、香辛料の香り具合や味付けも正規のものでした。排骨は是非一度食べてみて下さい。食べ足りないと思っている方でも十分に満足できるボリュームです。ホンマにウマいです。これ以上の言葉が見つかりません（＾～＾）。お店のマスターはすごく気さくな方なので、中国語の学習についても相談に乗ってくれます。お店で駅弁を食べる経験はなかなか出来ないことです。価格も1000円でおつりがくるので、皆さん足を運んでみる価値は十分です。場所は地下鉄堺筋線の恵美須町が最寄ですが、南海のなんばからも歩いて10分ほどで行くことが出来ます。詳しい情報は下のホームページからどうぞ。http://www.syantw.com/

  2020.09.02

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  つばめグリル（品川駅、横浜駅など）

  700系ファイナルツアーに乗車した日の番外編です。この日は東京に到着後、横浜に私用で出向いていました。その折にランチを兼ねて用事を済ませたお店になります。つばめグリルは首都圏でも知名度の高い洋食店で、品川の本店を筆頭に都内や横浜などに店舗があります。このお店、実は鉄道と関わりがあって、お店の名前の由来は戦前の超特急つばめから採ったものなのです。戦前のお店は新橋にあり、その当時はつばめも新橋に停車していたとのこと。そのつばめが新橋に停車しなくなったことから、名前を残そうと地元の有志の声に押されて命名されたそうです。つばめグリルは代名詞となる名物がありますが、何といってもハンバーグです。実は管理人は、先日行った横浜のお店が初めてでした。いつかはなあとは思っていたのですが・・・。勿論、初めて行ったので注文したのは名物のつばめ風ハンブルグステーキです。ハンバーグはホイルに包まれて提供されます。食べる前にフォークでホイルを突いて破くのですが、これがなかなかうまくいかず、店の人に破いてもらいました。ハンバーグにはつけ合わせにオーブンベイクのジャガイモと温野菜が付きます。これにパンと追加でトマトのファルシーサラダを野菜不足対策で頼みました（ランチタイムではコーンスープがセットに入ります）。ファルシーサラダは、湯むきしたトマトをくり抜き、その中にチキンサラダを詰めたもので、ハンバーグと同じく名物の一品になっていました。サラダは玉ねぎの風味が強いので、ハンバーグと一緒に食べても合います。むしろ野菜嫌いの方にはこの食べ方はおススメです。メインのハンバーグは大ぶりの牛肉がゴロゴロ入ったビーフシチューがかかっていて、このビーフシチューがが命だからこそ、90年の長きに渡ってお店が続いている秘訣だと感じました。ハンバーグの味は看板メニューだけあって偽りのない肉本来の味が楽しめるジューシーなものでした。焼き加減もgood!肉汁もちゃんと味わえます。各店舗にはその日の牛肉の生産者さんの名前と牧場が掲示されるので、こういった誠実な対応はうれしいですね。あと、化学調味料や保存料を使っていないとのことで、安心して食べられる面もポイントが高いです。予算ですが、ランチだと1500円から2000円あれば賄えます。普段のファミレスよりかは値段が張りますが、結婚式などの慶事に参加した後のディナーやお呼ばれのときの食事、恋人や家族連れで楽しむにはピッタリです。味がとにかくよかったので、自身もリピーターになりました。年に２，３回くらいだったら考えたいと思います。

  2020.03.20

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  The Royal Cafe (横浜駅)

  今日から1泊2日で予定していた伊豆遠征、感染を防ぐ観点からも泣く泣く中止になりました。スーパービュー踊り子、結局乗らずに終わってしまいそうです。251系はJRの特急の中でも管理人が今までまだ乗ったことのない数少ない特急のうちの一つで（他にはトワイライトエクスプレスやつがるに使われているE751系です。）、2年前までグリーン車でカレーライスが食べられるなど車内販売もそこそこ充実していた車両でもありました。来週のダイヤ改正からはサフィール踊り子にバージョンアップし、今までのリゾート特急で培われた車内販売や食事等のコンセプトが昇華される予定です。車内でラーメンを食べられるのは新しい試みでもあるので落ち着いたら伊豆遠征はやりたいと思います。700系の団体専用ツアーについての乗車記は現在編集中です。日曜日のアップを予定しています。本来は8日が700系のラストランだったのですが、コロナ禍により運休となってしまい、私が乗った先週の復路のツアーが事実上の営業運転の最後になってしまいました。ツアーについては順当な予定であれば、大宮の鉄道博物館に行くことになっていたのですが、臨時休館になってしまったので東京に着いた後の約8時間強がフリータイムになるというプランの変更がありました。丁度、予定を変更して横浜で私用を急遽こなすことになったことから、立ち寄ることが出来たのがThe Royal Cafeでした。The Royal Cafeは横浜駅の地下2階にあります。東急線の改札口に向かう途中の連絡通路の真ん中に位置します。一番手前にはThe Royal Loungeがあり、伊豆急のThe Royal Expressに乗車する客のみが利用できるラウンジです。カフェやラウンジのデザインも水戸岡鋭治さんが手がけています。カフェはラウンジのすぐ隣にあります。水戸岡デザインの意匠は特徴的（木材を多用しているところと独特のロゴが目印）なので分かりやすいですね。カフェの内部はほとんど観光列車の内装と合わせたデザインになっています。組子細工はJR九州の観光列車ではお馴染みです。4人用座席は木目の色調が濃い目に設えてあります。どことなく或る列車の雰囲気も多少感じます。こちらは入口に近い方の座席です。落ち着いた色調です。オーダーしたコーヒーや紅茶は、ロゴ入りのカップで提供されます。ブレンドコーヒーも静岡のミカフェートがセレクトしたオリジナルのローストコーヒーで、香り高い濃淳な味でした。実際の車内で飲めるものと同じ雰囲気で楽しめるのはいいですね。しかもこのカフェでは、The Royal Expressの復路の料理を担当している大分の創作料理の店「方寸」のスープの他にもサンドイッチ、パン、ソフトクリーム、カルボナーラやカレーなどの軽食も充実をしているので、グレードの高い朝食やブランチ、ランチとして利用するのもありなのです。今回は私用の前の待ち合わせで利用したので、コーヒーのみの注文でしたが、値段の張るThe Royal Expressを身近に感じることが出来る数少ないスポットでもありました。また、カフェの隣にはさらにショップも併設していて、車内で買えるお土産も売っていました。実際に乗るとなると、まだ当分先になりそうでもあるのでとりあえず家のお土産として缶入りの玄米茶を買っていきました。ショップでは国内では珍しい燻製紅茶も買うことが出来ます。横浜に足を運ばれた方、是非一度ふらりと寄ってみて下さい。The Royal Cafe 営業時間：基本的には平日が9:00～21:00、土日祝日が9:00～20:00※The Royal Express運行日は乗車客のみの貸し切り時間帯が設定されるので、一般客は利用できない時間帯が発生することがあります。休日：不定休詳細については以下のサイトで確認下さい。https://www.the-royalexpress.jp/cafe/

  2020.03.08

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  御殿山（ゆいレール石嶺駅）

  年内最後の投稿になります。先日まで、心と命の洗濯をしに沖縄に出かけていました。人生初の沖縄上陸。これで４７都道府県全部の県で旅行に行ったことになりました。今回の沖縄旅行のめあては乗り物と食。ですが、沖縄は最近まで壷川駅前弁当という業者さんが駅弁を作っていたのですが、駅弁ファン御用達のまっこうくじらさんのサイト（http://kfm.sakura.ne.jp/ekiben/）によれば、２年前に店を閉じてしまったそうです。残念ながら沖縄からは駅弁が消えてしまったので、その代わりとして食と乗り物を両立できる店に行ってきました。御殿山、漢字ではこう書いて「うどぅんやま」と読みます。名物の沖縄そばの大家である有名店です。お店は昔ながらの沖縄の古民家をそのまま利用しており、琉球文化の一端を味わうことが出来ます。名物の三枚肉の乗った沖縄そばやソーキ（あばら肉の煮込み）そばは1000円あれば十分のリーズナブルな価格で味わえますが、なかなか行けない土地でもあるので奮発して煮込み定食を頼みました。沖縄そばの小サイズとソーキ、島豆腐、野菜の煮込み、じゅーしー（炊き込みご飯）がセットになって1480円なり。御殿山の沖縄そばは、注文時に普通の麺か胚芽の入ったやや黒っぽい麺のどちらかを選べます。胚芽入りの麺は珍しいですね。さて、お味ですがソーキはしっかりと煮込んでおり柔らかくコクがあり食べ応えは十分でした。甘さも控えめでジューシーやそばがどんどん進みます。そばのダシは豚と鰹ベースのあっさり味で、麺をすすりながら味噌汁感覚で飲むことが出来るくらい塩分はそんなに高くは感じなかったと思います。胚芽入りの麺も太麺で食べ応えがあり、小麦と胚芽の甘みを感じることが出来た麺でした。管理人は沖縄に行くまでは全然知らなかった店で、調べたら何と明星食品（https://www.myojofoods.co.jp/news/8174.html）がカップ麺で売り出すくらいの超有名店だったことを後から知ることになりました。どこかに行く前はNHKのブラタモリのようにブラブラ探すのもいいのですが、時間の制約のあるときは狙い目を絞って調べてから行くことも大事ですね・・・。お店はゆいレールの石嶺駅から歩いて４～５分の丘の上にあります。目印として城北中学校の真向かいにあるので分かりやすかったです。ゆいレールは2003年の開業後、首里が長らくの終点でしたが、10月の初めにてだこ浦西まで延伸され、利便性が格段に向上しています。首里駅から首里城の方向に向かうと、沖縄そばの全国的な名店である首里そばがありますが、こちらは2時ぐらいで閉店してしまうのと、昼前から行列が絶えない店でもあるので、選択肢として準備しておくのもよいかと思います。ここからは番外編として旅のtipsを併記しておきます。【番外編１：ゆいレール】沖縄に行ったら乗ること必須の乗り物です。那覇市内は渋滞がとにかくひどいことで有名で、計画的に行動をするのであれば、モノレールは大変重宝します。例えば、平和祈念公園やひめゆりの塔に行くのであれば、始発の那覇バスターミナルから乗るのではなく、モノレールの赤嶺駅を使うことでバスの乗車時間を大幅に削ることが可能です。目的地によってはモノレールを使った方が機動性・定時性に遥かに有利な所もあるので、是非活用しましょう。ゆいレール1000形。現在は2両での運行ですが、3両化が進む予定です。OTV（沖縄テレビ）放送会館をバックに走行する1000形（県庁前から撮影）。【番外編２：イオン那覇店】お土産を買うのであれば、一度立ち寄ることをお薦めします。お土産屋さんについては、各観光地や那覇市内だと空港や国際通り、リウボウ（那覇市内唯一の百貨店）などが挙げられますが、イオンで買う方が実は1割から2割安かったりする物も多くあります。特に食品や泡盛については充実度が違います。わしたショップやドン・キホーテで買うよりもホンマに安いですよ（^-^）。泡盛は県内の9割以上である46の蔵元さんの製品を飲み比べることが出来るなど、納得のいく品定めをすることが可能です。管理人のおススメはランチョンミートや軟骨ソーキのレトルト、ジーマーミ豆腐（ピーナッツ豆腐）で、本州の半値以下で買えるものも多く、次回以降に沖縄に行くときは必須の立ち寄りスポットにしたいと思います。アクセスも好適。モノレールの小禄駅を降りたら雨に濡れずにそのまま店に入れます。帰りの飛行機の2時間前には寄らないと損ですよ！

  2019.12.29

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  日本食堂（鉄道博物館）

  先日、職場の健康診断があり診断結果が・・・ヘモグロビンA1cの数値が少し高めに（汗）腸内環境整備や野菜不足を補うためにヤクルトを飲んだり果汁入りの野菜ジュースの愛飲が裏目に。今後は節制をしながら食べ鉄を続けることになりそうです。100％ジュースや乳性飲料は卒業ですね。保健指導を受け、4月に生活習慣病の予防健診を予約したので、それまではご飯や麺類の炭水化物を控えめにかつ野菜を多く摂って体のキレを戻したいと思います。Health is wealth. 正しくお金には代えられないです。さて、昨年の鉄道博物館で食べてきたレストランの話です。日本食堂はその名の通り、旧国鉄が運営していた食堂ならびにケータリングの関連会社で、現在はJR東日本のグループ会社として日本レストランエンタープライズ（NRE）として駅弁や飲食事業を幅広く手掛けています。NREの駅弁は、はらこめしやハンバーグ弁当など美味しい駅弁も中にはあるのですが、全体的に味は駅弁専門のお店よりも劣るかなあといった感じです。日本橋大増などの料亭を買収して幕の内弁当のグレードを追求するなど経営努力は続けているみたいですが、食品添加物や人工甘味料の減量・削減など味はもう少し研究が必要かと思います。日本食堂は創業当時は本格的な洋食を食堂車の車内で楽しめる数少ない場所であり、当時ハイカラだったハンバーグやビーフシチューなどの料理は旅行者を満足させるに十分すぎるものだったそうです。そんな往時の味を今に残すのが大宮の鉄道博物館のレストランになります。管理人はシンプルにオムライスを楽しんできました。日本食堂は本館2階の西側にあります。ランチどきでしたので比較的混んでいました。夜汽車の雰囲気が漂います。各テーブルには爪楊枝、塩・胡椒の上にランプが灯りムード満点です。コレが注文したオムライスです。グリーンサラダとのセットです。こだわりは何といってもドミグラスソース。牛肉と香味野菜（主に玉葱・人参・セロリ）を長時間煮込んで作るコクのあるソースですが、そのこだわりが半端ではありません。バルサミコ酢で酸味に奥深さを与えているだけでなく、ラガービールで独特の苦味と深み、コクを増しているのです。市販のドミグラスソースの味とは雲泥の差がありました。正しく昔ながらの洋食屋の味。銀座に行っても味わえない貴重な体験をさせて頂きました。ドリンクを注文すると、上の写真にあるようなコースターがついてきます。これはお土産に持ち帰ることが出来るので旅の記念に最適です。また今後もたまになら足を運びたい味であったので、しっかりと体のケアに勤しみます。ごちそうさまでした（＾～＾）

  2019.02.03

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  アルマーレ（東浜駅）

  山陰の話に戻ります。湯治の最終日にアルマーレというイタリアンレストランに寄ることが出来ました。このレストランは知る人ぞ知るトワイライトエクスプレス瑞風が立ち寄って食事を行うことでも知られるお店です。お洒落な地中海風の建物です。廃校となった小学校を改装してレストランに生まれ変わりました。ランチコースには、しっかりとしたメディテラニアン（Mediterranean:地中海）コースやパスタをメインとしたコースが用意されていますが、今回は敢えて瑞風の乗客が食べることが出来る料理を注文しました。大山鶏のインボルティーニ野菜仕立てです。これに、パンと紅茶を追加して略式のコースにしています。パンは、発酵バターが添えられたフォカッチャが２個つきます。最初のオーダーの際に、ちょっとした工夫があるのですが、カチカチの丸いタブレットに水を注ぐと何とおしぼりに変身します。こんな工夫も、リピーターを増やすポイントでもあるようです。インボルティーニとは、好みの材料を肉や魚などで巻き、煮込みやローストなどで仕上げる料理です。メインの鶏肉は臭みもなくオリーブ油で調理されているので、しっかりとした塩梅で味付けがされていました。肉に巻かれたナッツやポロネギとも相性は抜群で、付け合わせの野菜と海草、パルメザンチーズのバランスも程よく保たれています。それでいて鶏肉はコクがあり、柔らかく美味でした。他にも単品でピザや鹿肉のローストも楽しむことが出来ます。午後２時からはティータイムとなり、スイーツやパンケーキ、ドルチェ等がメインになります。ランチで食べられるピザもこの時間に注文が可能です。この店は鉄道ファンということを申告すると、ちょっとしたプレゼントがもらえる場合があります。日によって異なるので是非足を運んでみて下さい。オーダーを待っているときは、テラスに出てきれいな日本海を眺めることが出来ます。玄関には瑞風の鉄道模型も。アルマーレの詳細は以下のアドレスからどうぞ。​https://www.al-mare.jp/index.html​※予約推奨のお店ですので、事前に予約をされることをお勧めします。山陰線は１時間に１本の割合で鳥取もしくは浜坂からアクセスが可能ですが、ダイヤを下調べした上で食事には余裕を持って２時間は確保してください。

  2018.09.02

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