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9月5日(日)
シネマくらぶで「カルメン故郷に帰る」を見る。 日本最初の総天然色映画。いまならオールカラーというのだが、改めてたいへんだったんだなあと思った。 浅間山の麓の村が舞台。東京に行っていた娘から久しぶりに帰るという手紙がきた。だが、父親としては、喜んで迎えたいのだが、どうも東京で恥さらしな仕事をしているらしい。 どうしようかと校長先生にそうだんするとが温かく迎えてやりなさいといわれる。 いよいよその当日。娘は屠立ちをつれて派手な格好で列車からおりたった。なんと、リリー・カルメンと名乗るストリッパーをやっていたのだ。 トンでもない娘が静かな村に巻き起こす大騒動…。 主演の高峰秀子にほとほと感心した。肌も泡わな、といっても今から見れば他愛ないかっこうなのだが、秋の風景の中で踊りまくる。その踊りがまるでインディアンかなんかの猟に出る前の踊りのようなのだ。 この映画の3年後にはあの大石先生(「二十四の瞳」)をやるとはとても思えない。 奔放な踊子を楽しそうに演じる姿に女優魂を見た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.05 23:06:47
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