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きのう、鹿児島県大崎町から「うなぎ」が届いた。
静岡ではなく、鹿児島からというのがビックリするが、実は、大崎町は静岡県の浜松よりもうなぎの養殖が盛んなのである。 しかも、浜松と違って、まず海で稚魚をとってそれから育てる。 稚魚が獲れるのは12月である。真夜中、潮が動くころだという。 だがイカ漁のように、海面に煌々と明かりを当てるのではない。漁師の一人ひとりが、ヘッドライトで照らして網で掬うある。 人によっては一晩で何キロも掬うという。 その稚魚は、なんと浜松にも届けられている。 ただ、養殖のノウハウは、浜松に教わったのだという。 早速、あっためて夕食にいただいたが、とても柔らかく、浜松に劣らぬどころか、まろやかな味は浜松以上だ。 実は、もうひとつ、静岡県以上のものがある。 お茶である。 大崎の町を車で走ると、茶畑が一面に広がっている。それは、静岡県のように斜面にあるのではなく、平地に広がっているのが壮観である。 静岡の茶畑との違いは、茶の木が丸く剪定されているのではない。丸みがあるにはあるが、フラットにちかい。 それだけ、広い土地があるということかもしれない。 篤姫で名を上げた鹿児島県ではあるが、大崎町は、西側の薩摩半島ではなく、東側の大隅半島である。志布志湾に面した町である。 ここらは小松帯刀の出身地肝属町(きもつき)があるのだが、早くから薩摩に移ってしまったため、残念ながら観光の名所がない。 帰りはとてもいいお天気だったので、空港に向かう途中、桜島がくっきり見えた。 鹿児島に行ったのに、桜島を見ないわけにはいかない。 おかげで、やっと、薩摩に行った気がしたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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