なななかばといっしょ

今日はお知らせすることがもう一つ。

川崎市市民ミュージアムで「松本清張特集」をやっているが、その第３弾。
「彩り河」が上映される。
決して、出来がいい映画ではないが、松本清張原作にしては、ちょっと毛色の違う作品である。監督は三村晴彦。脚本が、野村芳太郎、加藤泰、仲倉重郎、三村晴彦と四人名前なのがすごいといえばすごい。
未見の人はぜひ。

　　　　　


「彩り河」
６月１４日（日）１６：００～-　「彩り河」松竹+霧プロ／1984年／カラー／35mm／125分
原作：松本清張／製作・脚本：野村芳太郎／脚本：仲倉重郎+加藤泰／脚本・監督：三村晴彦撮影：花田三史
出演：真田広之、名取裕子、平幹二朗、渡瀬恒彦、米倉斉加年、三國連太郎

◆無実の罪を苦に自殺した父のため復讐に執念を燃やす青年が、悪名高い銀行の頭取相手に孤独な闘いを挑む社会派ドラマ。銀行社長・下田（三國連太郎）の豪邸が放火された。銀座で車の誘導係をするジョー（真田広之）が連行されたが、無罪放免される。実はジョーの父親は下田に公金横領の濡れ衣を着せられ自殺していた。ジョーは復讐のため巧妙に下田に近づく。