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「なぞタクシーに乗って…」が終わった。 Kさんが、毎回放送が終わるとすぐにメールをくれた。うれしかった。Kさんは、視覚障害者なので、ふだんからラジオを楽しみにしている。音の世界が日常である人にどう伝わるのか、気になっていたが、思っていた以上によく聴いてくれている。 その感想を、記録しつつ紹介したい。 (1)島之湯の嶋田さん夫妻…昨日、聞かせていただきました。薪で風呂を炊く島田さんの不思議な力をもったようすが、良く描かれてました。まるで産湯のように安らぎ、体が楽になり、不思議なお風呂です。効果音も良くて、薪をトラックから降ろすところも、良かったです。奥様の愛情も感じられました。夫婦だなあと、思いました。
(2)象使いのアミタラさん…役者が、大変上手です。物語は、夢のある、不思議なものでした。動物と人との一体感が、暖かく描かれてました。
(3)果物屋のたつ子さん…人生に迷って居るときに、暖かい人に会うと、道が開けます。画学生の迷いを、八百屋さんのお母さんがヒントをくれました。音楽もてきせつで、今の時代に、忘れてる暖かさをくれました。今日が大変良かったです。学生の気持ちと、叔母さんの暖かさが、良く現れてました。効果音がいいですよね。暖かいどらまでした。 (4)玩具作りのノルデ爺さん…このドラマは、15分では、もったいない。土曜の10時からの、50分くらいのドラマの時間に、ゆっくり聞きたいないようです。家族を亡くしたかなしみが、良くでてますが、時間がたりない。若い男のかぞくや、おじいさんの若いころの話など、ゆっくり聞いてみたい。悲しみに浸る時間がたりないと、おしいと思いました。味わい深い作品です。 よしみさんのナレーションモ、ドラマにあうように、微妙に、変えているのが、大変良いです。今日は悲しい声をだしてましたよね。 (5)雪屋のロッスさん…今夜も聞きました。どんな悲しみも、雪が溶けるように、忘れることができる。それは、誰かに頼るのではなく、自らの力で。それは、ほんとうに、大切なことです。亡くした人を偲びつつ、悲しみを溶かして生きて行きましょう。
カラスが小さく鳴いていました。一途な生き方をかんじさせられました。有り難うございました。またぜひ、お願いいたします。 Kさんは、語りの岩崎良美がことのほか好きだったようだ。
実際彼女の語りは、ドラマに会わせて微妙にトーンを変えている。語りがドラマの中に入っているのだ。そういう心使いもうれしかった。
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Last updated
2010.01.30 14:02:27
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