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カテゴリ:あたしのつぶやき
我が家のすぐそばに、小さな公園がある。
滑り台と鉄棒とブランコだけの昔からある公園。 その公園の入口に桜の木があった。 春にはちゃんと花を咲かせ、 春が来たうれしい気持ちを子供たちと共感できて 大切な大切な時間が流れていたのに。 金曜日の朝、出勤時にこの桜の木が根元から切られているのを見た。 あまりのショックでしばらく見ていたが 元気いっぱいの桜の木を大人2人が切り倒していた。 胸が張り裂けそうなくらいに悲しい気持ちで出勤し 帰宅してから事情を知った。 公園に隣接する家から、落ち葉で排水溝がつまったという理由で 切られたらしい。 確かに詰まった排水溝を直すのに、お金がかかったのかもしれない。 落ち葉掃除が大変だったかもしれない。 でもでも。 桜は、花を咲かせていたし みずみずしい葉のやわらかい緑で癒してくれていた。 切らなくてもいいのに。 切らなくてもいいのに。 残された切り株とやけに広くなった公園の上の広い空。 それを見るたび、言葉にできない悲しさと悔しさ、 この桜を知っている子供たちに、大人として申し訳ない気持になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月17日 23時55分57秒
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