カテゴリ:家電
![]() 機能的には、日本製でいえば、5,000円前後のスチームアイロン相当だと思う。 使い勝手は悪くなく「なかなかやるじゃん。こうしたシンプルな製品は、もう日本メーカーでなくてもいいかも」と思っていたのだが、使い始めて、2年経たないうちに、動かなくなってしまったのだ。 もちろん、アイロンだから、「動かない」というのは「加熱しなくなった」という意味だ。 ある日、カミさんがアイロンを使っていたら、途中でサーモスタットが切れて、その後、再び加熱しなくなってしまったのだ。 まずは、電源コードを調べたが、接触不要や断線ではないようだ。 ただ、電源ランプがつかないので、どこかで断線するなりして、導通していないことは確かだ。 仕方ないので、分解して、ケーブル、ヒーターや温度設定のダイヤルなどを、テスターで調べてみるが、問題がないようだ。 だとすると、2個あるサーモスタットのどちらかが固着するなどして、スイッチが入らないようになったとしか思えない。 ただ、こういった商品の修理を頼むと、修理代は買った値段を越えてしまうのが普通だし、サーモスタットを自分で交換しようにも、おそらく秋葉原まで行かないと買えないし、値段も調べたことがないので、想像がつかない。 ただ、アイロンがけの途中で壊れたため、修理を待っていられないのも事実なので、取り急ぎ、家に一番近いヤマダ電機に行って、アイロンを買うことにした。 カミさんの希望は、コードレスでない方がよく、テフロン加工されていて、スチーム機能があれば十分とのことだから、安物で十分だ。 ただ、EUPA製品の今回の故障と、テフロン加工の剥がれの早さで懲りたので、多少高くても国産ブランドを買うことで意見が一致した。 ヤマダ電機の割と大きな店に行ったのだが、置いてあるるブランドは、それほど多くない。 パナソニックと東芝がメインで、三洋、TIFAL、EUPAあたりが少しあるぐらい。もはや、日立、シャープ、三菱といったあたりは撤退してしまったのだろうか? 何も置いていない。 さて、棚を見回すと、東芝のTA-B55という製品が、2,480円で一番安い。機能面でも、一応カミさんの必要条件は満たしている。 しかし、アイロンがけの面を見ると、スチームの穴が丸く10個ぐらいしか開いておらず、高い製品に比べると、いかにも簡素なつくりだ。 総合カタログにも型番が載っておらず、こういう場合、量販店の特売専用に卸す安物である場合があるので、リスクが高い。 次に安いのが、パナソニックのNI-S33という製品で、普段2,980円が、現金払いなら2,800円(ポイントなし)になるという。 こちらは、スチーム穴の数も多いし、スチームが広がりやすいよう穴の周りに溝が入った立体的な形状になっていて、上位機のつくりに近い。もちろん、総合カタログにも載っている。 持ち手も、滑りにくいよう凹凸があり、電源ケーブルも根元がフレキシブルに動くように作られていて、邪魔になりにくい。 電源コードの断線は、電気製品のコードの根元が一番多いらしいので、この構造はそうした断線を減らす対策でもあるのだろう。 などなど、300円アップするだけで、東芝より明らかに細かな点で造り込みがしっかりしていたため、このパナソニックのNI-S33を購入した。 使ってみての感想は、特にない。 耐久性についてはすぐには分からないし、特殊な機能もないし、普通に使えるだけだからだ。 さて、壊れたアイロンのほうだが、もったいないので、すぐに捨てずに、修理できるか検討してみたい。 まずは、アイロンに使えるサーモスタットが手に入るかどうかだ。これが手に入らないことには、修理どころではない。 部品が手に入るにしても、新品のアイロンの価格を考えると、1,000円以上は出す気にはならない。 また、使われているサーミスタのスペックと合致する部品が買えるかどうかも分からないし、そもそも使われているサーミスタのスペックを調べる方法が現時点で判らない。 かなり望み薄ではアルが、次、秋葉原に行ったときに、同等品を売っている店がないか、少し探してみよう。 ただ、秋葉原もラジオセンターなどのパーツショップは大抵6時で閉店なので、仕事帰りだとなかなか行ける機会がないんだよな。 まあ、急ぎはしないので、のんびり探したいと思う。 ![]() NI-S33 コード付スチームアイロンPANASONIC NI-S33 【アイロン】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月28日 11時12分12秒
[家電] カテゴリの最新記事
|
|