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座面は、ビニールレザーなので、耐久性がないのはどうしようもないが、裂け目も大きく、複数個所に渡るため、補修は簡単ではなさそう。 最初は、上から当て布のように同色のビニールレザーを当てることはできないかと考えたのだが、どうしても段差が付いてしまうのは避けられないし、接着剤で貼るのだと、耐久性にも問題がありそう。実際、そうした補修方法を紹介しているサイトもなかった。 裂け目をパテみたいなもので埋める方法はないかとも考えたが、埋めるパテが固いと、柔らかい座面にうまくフィットしないだろう。 ということで、柔らかいパテみたいな材料がないものかと探して、見つけたのが「染めQレザー補修これなら!」という補修剤。 ひび割れや穴を、この補修剤で埋めて、周りになじませるように広げると、乾いても柔らかいままで張り付き、穴や裂け目を埋めてくれるという新素材だ。 ただし、この補修剤、色は真っ白なので、補修後、上から、周りのビニールレザーに似た色のカラースプレーで色づけしてやる必要がある。 それが、「染めQ」というカラースプレー。 色は31色あるのだが、なかなかWebの色見本では、実際のレザーの色と見比べるのが難しい。悩んだ末、「エスプレッソブラウン」を選択した。 「染めQレザー補修これなら!」は1,143円、「染めQ」ミニ70ml エスプレッソブラウンは743円、合わせて2,000円を切るので、まずは試しに買ってもいい金額に思えたので、購入した。 最初に結果から言うと、選んだ色は実際の色より暗めで、補修部分は丸分かりで、あまりきれいには仕上がらなかった。 実際のところ、31色しかないので、補修した場所が全く分からないように仕上げるなんてことは、不可能だと思う。 仕上がりの美しさを期待するなら、「染めQ」による補修は全くお勧めできない。 ただ、穴や裂け目を放置すれば、どんどん裂け目は広がり、下地の糸までほつれて、中綿まで飛び出し始めてしまう。そうなると、もう座面の貼り直ししか手はなく、そうなると手作業なので、料金も高くなる。 そのため、見た目に目をつぶり、裂け目の被害拡大を防ぎ、椅子を長持ちさせる、という目的に絞れば、「染めQ」と「染めQレザー補修これなら!」による補修は、掛かるコストも安く、今のところ塗装がはげたりすることもなく耐久性もありそうなので、実用性は高いと思う。 詳しい作業手順については、また別に書き込みたい。 革製品のキズ・穴が自分で補修できる!テロソン 染めQレザー補修これなら! 【ひび割れ・穴 補修パテ】 50g テロソン TEROSON 染めQテクノロジーミニ染めQ エアゾール70ml ベースコート塗布面積(参考):約0.3平米/缶塗るのでは無く、染める?何でも染める驚異の新塗料!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月12日 08時04分08秒
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